このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.04
No.Y-001

別当代山線■早川町 ■全線ダート
■町道広河原線から分岐して別当代山(2215M)方面の山中へと延びる

 秋口には視界を遮るものなく紅葉を堪能できる極上ロケーションダート! 

 ↓紅葉時の道すがらの眺めはピカ一! 登山客もまず入って来ないので、運よ
 くゲートさえ開いていればダートおよびこの景色を独り占めできます。


……こんな感じ……
■山深い山中をループ状に周回している町道広河原線から分岐しているピストンダート。元々、標高の高い地点に起点は位置しているが、入線すると九十九折りの登坂路でさらに標高を稼いで峠のような場所まで上り詰めている。そのためか、沿道の森の様子も下界の鬱蒼とした薄暗いものとは異なって、まばらな感じでいたって明るい雰囲気。特に紅葉時には素晴らしい眺めとなるので、機会があれば是非とも訪れておきたい1本だ。路面もフラットな砂利質で基本的には荒れはない。道良し、景色良しの良いことずくめだが、惜しむらくは、林道標が存在していなかったことか。最終的には峠を越すと下りに転じるが、すぐに行く手が途切れてエンドになってしまう。

■別当代山線は県37号線 (南アルプス街道) から分岐して山中を周回する町道広河原線から分岐しています。したがって、いきなり分岐地点の起点から紹介してもよいのですが、この町道にはダート区間もあり、また、アプローチを分かりやすくするために、ここでは便宜上、町道の入口から紹介することにします。なお、 町道の入口は身延方面から県37号線(南アルプス街道)を進み、新倉付近の小之島トンネルを抜けた地点の左手にある国指定天然記念物「新倉の糸魚川-静岡構造線」の駐車場の奥になっています。
■駐車場に入るとその奥からダートが延びています。この先には「フォッサマグナの西縁の露頭」があって、ちょっとした観光ポイントになっているらしく、ダートの入口にはその案内板が設置されていました。あまり観光客の訪れていなさそうな雰囲気で、途中にあるのならば立ち寄ってみようか、といった感じです。
■駐車場から延びるダートを少し進むと、舗装路に突き当たりました。ちなみに町道広河原線は山中を周回するループ状になっており、 この舗装路がそれですが、 県道37号線からは2本の連絡道でつながっています。一つは駐車場からのダート、もう一方は小之島トンネルを抜けた地点の右手に入口があり、そちらからアプローチした場合には画像の前方左手の少し先で接続しています。ちなみに、探索時にはこのループを1周したわけではないので、正確な実態は不明ですが、途中2箇所にゲートがあって、周回走行は出来ないみたいです。なお、ここから先の別当代山線入口までは左回りコース(手前方面)になっています。
■町道への接続口を左折して舗装路をしばらく進むと内河内川の流れが左手から寄り添ってきて、コンクリ橋を渡ります。橋を渡った直後のこの場所の対岸地点が先述した「フォッサマグナの西縁の露頭」がある場所です。立ち寄るもなにも、道沿いにあるので必ずこれは目にすることになりますが、言われなければそうとは気が付かない程度で、さほど大したものではありません。
→フォッサマグナの露頭を眺める!
■フォッサマグナの露頭を過ぎてさらに延びる舗装路を進みます。路肩沿いに立派な電柱が続いていますが、これはこの先にある田代川第2発電所からのものでしょう。なお、余談ですが、ちょうどこの区間は内河内川の左岸にあたり、ここから川縁までの間には広い河原があります。探索時にこの舗装路を進んでいると、何もない路肩に1台のジェベルが止められていました。「はて…?」と思い周囲を見渡すと、河原の奥に一張りのテントがポツンと。プライバシー保護につき画像掲載は控えさせていただきますが、野営にはちょうど良いポイントになっているようです。
■河原地帯を過ぎて断続的に続く登り坂を進みます。次第に周囲の地形の様相が険しい山岳的なものになってきますが、あいにく路面は舗装されているので、ここはその深山とした雰囲気のみを楽しみながら進みます。
→内河内川を眺める!
■内河内川の渓流伝いに道が続きます。ここは内河内川林道、もしくは広河原林道と呼ばれていたそうですが、それが正式名称もしくは俗名であるのか、その詳細はよく分かりません。当サイトで町道広河原線と呼んでいるのは、別当代山線入口の看板にその名称が記されていたからですが、ただし、それが区間的なものなのか、それともこのループ線全体を示しているのかは不明。そこら辺のところはさらなる探索調査が必要でしょう。
■内河内川の谷間がぐっと狭まって、川の流れが渓流から渓谷へと変わるにつれて、登坂区間も本格的なものになり、この辺りから急坂化してきます。なお、ここは内河内川を跨ぐ2本目のコンクリ橋ですが、画像で路面が斜めったように見えているのは、橋の部分が傾斜の急な登り坂になっているためです。でも、舗装されているので何の問題もないですけどね。
→内河内川を眺める!
■2本目のコンクリ橋を渡って連続する急勾配を登って行くと、こんな感じで舗装が切れてダート区間が始まりました。手持ちの県別地図でもこの道はループ状に記されているので、大まかな状況としては把握できますが、細かな状況までは分かるはずもなく、この先は一体どのような状況になっているのか、不安と同時にとても楽しみな瞬間です。
■ダート化した登坂路が続きます。ここは踏み固められた感じで走りやすかったですが、切り返し急カーブ&急坂地点では作業車両のタイヤがボコボコにえぐったワダチ跡が酷く、そこに路肩の斜面から滴る清水で路面はヌチャヌチャに…。気が付くと足許が跳ねる霧状の泥水でシャシャシャーっと灰色にコーティングされていました。
■内河内川の流から離れて急斜面の山肌に沿って急坂ダートが続きます。ここを町道にしておくには惜しく、格下げして林道にしておきたいところですが、実質的にはまさに林道そのもの。山裾から尾根へと上り詰める山岳林道でありがちな、先の見えない長いアプローチを今まさに登坂中、といった感じです。
■ダートを進むと再び舗装路が現れてしまいますが、そこにあるのがこの分岐です。左折方面は田代川大2発電所へと至っていますが、本道は直進方向になっています。 ここはそのまま本道を直進しても良いのですが、発電所方面には気になるダートがあるので、気になる方は立ち寄ってみてもいいでしょう。
→標識を眺める!
→ここは左折する!
■田代川大2発電所への分岐を過ぎてさらに進むと、杉林の中に舗装された登坂路が続きます。ちょうどこの付近には転付峠への登山口があるらしく、この場所の前後には登山者のものと思われる車がチラホラと駐車してありました。登山道へのアプローチとして、ここまでは時たま一般車の通行もあるようです。登山はやらないので、探索時にはそうとは知らずに「なぜ車がこんなに…?」と首をかしげたものですけど。
■路肩に駐車してある登山者の車を尻目にさらに先へと進みます。周囲はやや鬱蒼とした雰囲気ですが、ここまで登坂してそれなりに標高を稼いだのか、この先、進むにつれて徐々に明るい感じになってきます。路面は舗装されているので、あまり危険度が実感できませんが、右手路肩はかなり急峻な斜面になっています。
■いまにも崩れてきそうな危うい崖下区間もありました。おそらく、ここではしばしば崖崩れが発生するのでしょう。路肩右手に路面から取り除かれたと思われる岩屑がこんもりと盛り上げられていました。険しい山岳区間を実感できるなかなか素敵な光景です。
→ここらで遠慮…
→さらに別当代山線を進む!

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