このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

探索日 2006.11.04
No.Y-002

鳩打線■南アルプス市 ■全線ダート ■接続→櫛形山線
■櫛形山線から分岐して山中へと延びる

 人気の途絶えた雑木林の山肌を登坂、しっぽりとした雰囲気も悪くはない 

 ↓落ち葉が路面を覆い、人気の途絶えたしっぽりとした雰囲気が漂います。そ
 れれでいて荒れもなく、なかなか楽しめるまさに林道萌えする1本でしょう。


……こんな感じ……
■櫛形山線から分岐して丸山(1625m)を目指して登坂するピストンダート。山肌にへばり付くような九十九折りの登り坂が終点まで続き、全線に渡って「ストレート→切り返し→ストレート→切り返し」が延々と連続、それによって高度を稼いでいるため、実際以上に延長距離が長く感じられてしまうかも。路面は入口付近のゲートにより一般車両の通行が途絶えているため、厚く堆積した落ち葉まみれであったが、荒れやガレは全く見られずに安定したものとなっていた。終点付近において伐採作業が行われている関係上、ある程度の整備が行われていると思われる。広葉樹の雑木林の山肌に延びるため、雰囲気は悪くはないが、沿道からの眺望は残念ながら望めない。

■櫛形山線から分岐している鳩打線の起点です。丸山線方面から櫛形線を芦安方面に進むと、左手に入口があり、分岐直後からいい感じでいきなりダートが始まっていました。ここから右カーブで登坂する入口を見た限りではゲートの姿も見えなかったので、速攻で突入しますが…。
■「なんてこった…!」起点直後のカーブを曲がって少し進んだ先で目にした物は、やっぱりコレでした。こうなると美味しそうなごちそうを目の前に置かれたお預け状態ですが、ここは慌てません。とりあえず密かに後方を気にしつつ、周囲を調べてみることにします。
→周囲を調べる!
■ゲート脇を失礼してす○抜けさせていただき、物凄い量の落ち葉まみれのフカフカダートを進みます。探索時が秋であったこともありますが、ゲートにより通行が遮断されているため、地面の土が見えないまでに堆積した、といったところでしょう。
■ダートは山肌の斜面に沿ってなだらかな登り坂で延びていました。よくある標高の稼ぎ方としてのジグザグコースで、この先もひたすら登坂しているようです。よって、起点から終点までは位置的には大して離れていなくても、意外と余計な延長距離があるわけで、林道は決して徒歩用にはできていないことが走っていて実感できます。
■何度か切り返しつつ、ジワジワと登坂して進みます。路肩に木々が生えているために下界の視界が遮られてしまい、あまり実感できませんが、ここはかなり急峻な傾斜地になっており、法面護岸で斜面を固めた上でダートが取り付けられています。それでも路面的にはまともな部類でしょう。
■で、その路面はこんな様子でした。堆積した落ち葉が腐葉土化して湿った感じの土質っぽいダートです。カサコソと踏み付ける落ち葉の音が心地良く、スリップでもしそうな見た目とは裏腹に、思った以上に走りやすくなっていました。
■途中には切り返す形で斜面の雑木林を駈け上る作業道とおぼしき分岐もありました。道としての体裁は残していますが、なんとなく自然回帰しつつある雰囲気です。きっと車両の通行が途絶えて久しいのでしょう。
■山肌に張り付くように延びるダートは、たいていは地形に沿って巻くように延びていることが多いですが、ここでは山深い急峻な斜面に延びるダートにしては珍しいほどの長いストレート区間が続きました。封鎖状態にあるため落ち葉まみれではありますが、苔むした法面ブロックが延々と続き、荒れやガレの無いしっかりとした造りから察するに、開設に当たってはそれなりの巨費が投じられたのかもしれませんね。
■切り返しはその後も思い出したように現れ、その直後は決まってストレート区間が現れます。ここまでそれなりに走ってきたつもりですが、終点はまだまだ現れる気配はありません。周囲は広葉樹の雑木林になっているため、植林地帯に見られる鬱蒼とした暗い雰囲気はなく、道すがらの眺望は全くかないものの、まあ、森林浴気分といった感じで悪くはありません。
■傾斜のキツい急斜面に沿って林道が取り付けられているため、場所によっては崩落しそうな危険箇所もありましたが、ご覧の通り、コンクリートでしっかりと固められていました。一般車両の通行は途絶えていますが、ここは伐採系の林業車両などが希に通行しているのかも知れません。
■「ヤ・バ・イ…!!」しばらく進むと伐採現場とおぼしき地点に差しかかってしまいました。前方には伐採系の林道重機の姿もあり、路肩には丸太が無数に積まれています。屈強な作業員の方がいつ現れるかとドキドキものでしたが、こうなったらあえて敵地に飛び込むしかありません。自らソロリソロリと現場に近づいてみましたが、幸いなことに探索当日は作業が行われていなかったようで、付近には人っ子一人いませんでした。ホッと胸をなで下ろすと共に、路面には荒れやガレもなく、その造りがしっかりとしていたことから、ここが現役の木材搬出用林道であったことに独り納得です。
■林道重機のポツンと置かれた無人の伐採現場を通り抜け、さらにその先へと進むとダートはこのような形で行き止まりとなりました。周囲には特に気になるものはなく、ただ木材搬出車両が反転できるだけの幅員がとってあるだけです。樹木の伐採が進めば、それにつれて林道区間が延長されることもあるかもしれませんが、その後、ここがどのようになっているのかは不明です。
→探索終了!
→振り返る!

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