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平安京でみつけた陰陽師(番外)
安倍晴明さんの邸宅近くには小さな橋がありました。 古来より橋は重要なもの。人の往来のみならず、 橋占などが行われ、そういう意味でもあちらとこちらを渡すものでもあったのです。 | |
一条戻橋Ⅰ/1992.10 改修前の戻橋はこんな感じ。 車一台通るのがやっとで、 人が歩くには狭すぎる橋でした。 微かに欄干の文字がみえますね。 橋の長さは6.8m幅4.2m、 大正11年のもの。 | 桜と戻橋の欄干 惜しまれながらも戻橋は改修。 古い欄干は取り壊され その後晴明神社一の鳥居の後ろに 無造作に置かれていました。 |
晴明神社にあるミニ・一条戻橋 (式神オプション付)/2003 小説や映画の影響で、知名度が上がった晴明神社。 お社も近年改修整備され綺麗になりました。 あの欄干は今、小さな戻橋の一部として生まれ変わっています。 しかも式神オプション付! | |
一条戻橋Ⅱ/2000 | 平成7(1995)年。 工事が終わり、道幅が広くなった現在の戻橋です。 2枚の写真は全く同じ場所からの撮影なんですよ。 因みに向こう側は堀川通です。 千年前の昔、 晴明さんはこの橋の下に式神を置いて 使役したのだとか。 ただ細く流れる堀川のせせらぎの音だけが それを伝えています。 |
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