このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

諏訪の霊石七つ


御座石 ございし (諏訪大社境外摂社御座石神社)
建御名方命の母神・沼河姫命が諏訪入りした時に座したといわれる石。「上社物忌令(神長本)」によれば上社境内にあるとされますが、それ以降に残る記録によると茅野市矢ヶ崎の現・御座石神社の拝殿前にある石がそれといわれています。

御沓石 おぐついし (諏訪大社上社境内)
名の由来は上古の貴人の沓の形に似ている事から。また、大神が騎乗してこの石を乗り越えた時に、馬の蹄の跡が石面に残ったのだとか。

蛙石 かえるいし・かわずいし (諏訪大社上社境内)
別名「蟇石」。上社境内の蓮池の中にあるとも、同境内の拝殿奥にあるとも。または他所にある巨石がそれとも。諸説があって特定は出来ません。

小袋石 おふくろいし (茅野市宮川高部)
杖突峠に登る途中の右側奥にあります。「舟つなぎ石」という別名があるのは、昔諏訪湖の水がここまであったという伝えによるもの。石の下方にある祠は磯並社。この名も水に関わっていて興味深いです。「並」は「波(浪)」によるのでしょうか。この祠は大祝職位の折の十三所御社の一社です。

小玉石 こだまいし (諏訪大社境外摂社児玉石神社境内)
児玉神社は建御名方命の御子神・片意辺命の御子・児玉彦命と、玉屋命をお祀りするお社。諏訪市湯の脇という土地にありながら、上社摂社(明治10年より)。神楽歌に「諏訪の海水底照らす小玉石手にはとりても袖は濡らさじ」とあります。実は泉鏡花の作品にもこの神楽歌が引用されている部分あり♪御神渡の裂け目がこのお社の方向に向かえばその年は豊作となるという伝えがあります。

御硯石 おすずりいし (諏訪大社上社境内)
古くから建御名方命が降臨した石として社中第一の霊石に数えられています。「硯」の名は常に上部表面が窪んでいて、そこに水がたまっているところからきています。

亀石 かめいし (茅野市宮川)
古くは宮川(安国寺と中河原の境の辺り)の河中にあったとされ、河岸の丘の上にある千野川神社には「亀石明神」を祀る石祠があります。江戸時代に高島城に移されましたが、明治に至り払い下げられ個人宅に置かれたとも。現在ではどれがそれと特定は出来ないようです。亀石はどんな洪水にも流されなかったといいます。


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