このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

神紋・殻の葉

梶(殻)の木
今ではこの厳寒の地にも
植えられている梶。
ももかの母校の校章も梶紋でした。

上社神紋
(諏訪梶)
三本梶(穀)四根
下社神紋
(明神梶)
三本梶(穀)五根

諏訪大社の御神紋は梶を形どっています。正しくは「殻」と書き、元々は南方原産のクワ科で諏訪には自生しない植物でした。文献に初めて紋としての梶の葉が出てくるのは『吾妻鏡』(鎌倉時代成立)ですが、古来七夕祭りでは現在のような笹ではなく梶が使わるなど、人との関わりは古いものでした。

現在の御神紋は三本梶(三ツ葉梶)ですが、これは江戸時代になって出来たもので、元々は葉が一枚の一本梶(立梶、一枚梶)だったといわれています。その為、全国にある諏訪神社の梶紋には一枚梶が多いんですよね。因みにこの根の数も江戸時代になって上社と下社が分かれたようで、元はどちらも五根紋(木根紋)であったと推察されます。元来上社本宮拝幣殿であり、嘉永年間に移築され現在は乙事諏訪神社の拝幣殿となっている社殿が元和3年(1617)のもの。これを見ると一枚の葉に五根の梶の紋を数える事が出来るのです。

江戸時代に諏訪高島藩三万石の城主となった諏訪氏も梶を家紋(表紋。裏紋は鶴)にしています。諏訪梶と呼ばれるその形は上社御神紋と同じですが、こちらも初めは根の数が混在していたようです。実際に三本梶四根の形体が定着していったといわれるのは4代藩主忠虎か5代忠林の頃。諏訪氏は上社を祖神としていたが為に上社の御神紋と同じになったといえるようです。

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