このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
■■ 弥努摩内親王 ■■
サイト10000ヒットのお祝いに葉桐瑞穂さんにリクエストして描いて頂きました。 弥努摩ちゃんは「美弩摩」「弥奴磨」「水沼」などとも書き、 光仁天皇の皇女で従兄の神王(みわおう)と結婚して 後の伊勢斎王である浄庭女王を生んだ女性です。 ももかも自分なりの弥努摩ちゃん像なるものがあります。 「いまどき」の娘(笑)なんですよ。 瑞穂さんによる弥努摩ちゃんのイメージは その母親である県主島姫と、 この異名「水沼」から「筑紫の水沼君(水沼氏)」を乳母に持つと連想して 異国的美少女なのだとか。 また人魚姫のイメージも持ち合わせているのだそうです。 弥努摩ちゃんの乳母を水沼氏としているのは瑞穂さんのフィクションですが、 平安初期まで乳母の氏や地名を皇子・皇女の名に用いる事は 珍しい事ではありませんでした。 筑紫は異国と近き関係にあった土地。 その地に所縁ある皇女さまの瞳は 何処となく好奇心に満ちていて大陸譲りの深い翡翠色。 そして捕らえどころのない風のような大らかさを感じさせる作品です。 瑞穂さん、有難う御座いました♪ |
この作品における著作権は
作者・葉桐瑞穂さんに属します。
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