このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
サイト10000ヒットのお祝いにこしろ毬さんにリクエストして描いて頂きました。 大伴家持は奈良時代の官人で『万葉集』の編者ともいわれている方です。 そしてその一方で、武門の一族・大伴氏の長でもありました。 新興貴族藤原氏の前に古参の貴族達はその勢力を失われていきますが、 まさにそれが家持が生きた時代でもあったのです。 つまりは彼って結構苦労人な訳です。 ももかが家持に注目するのは、 彼が桓武天皇の皇太弟・早良親王の東宮大夫だったところです。 彼らの親交がどのくらいのものであったかは分かりませんが 早良親王が位を廃された時、 家持は故人であったにもかかわらずその地位を剥奪されてしまいました。 彼が復位するのは桓武天皇がその死に臨んでの詔まで待たなくてはなりませんでした。 因みに。彼の手元にあったと思われる『万葉集』は官に没収され、 家持復位の後も大伴家に返還される事はなく、 平城天皇の時代に至ってようやく世に現れたというのが一般的な見方となっています。 こしろさんが描いて下さった家持は 清々しくて、生き生きとしていて 好きな事を好きなだけ没頭して夜を過ごす若さま♪という感じがします。 そして友人には勿論、市原王や藤原八束がいるの〜♪ まさに万葉の貴公子ですわv こしろさん、どうも有難う御座いましたv v |
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