■■ 安倍晴明 ■■
これは年賀状に使ったイラスト。
本来は水彩色鉛筆を使用してのカラーです。
彼は常に現（うつつ）と異世界に存在し、
自らが異端であると自覚しています。
彼が人と距離を置こうとするのはその為かもしれません。
その瞳はけして笑うことなく、その口元の笑みは本心からではない故に、
彼が謎めいた人物だと人々の目には映るのです。
そして常に人よりも高みに立っている。
そんなイメージがあります。
道長のような大貴族に引けを取らない程の重みを持ち、
平安貴族としての優雅さを「晴明」の中に描けたらと思っています。
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