このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
■ 研究・資料 ■ | |||
生活の世界歴史8 王権と貴族の宴/金澤誠著 (河出書房新社) | |||
ブルボン王家の創始からルイ17世までの時代を主に太陽王ルイ14世朝を中心として紹介。よってルイ16世朝とフランス革命について割いた頁数は思っていたよりも少なかったです。普通のフランス史に比べてルイ17世(ルイ・シャルル)についての記述が多いところが新鮮。 | |||
世界の歴史22 近代ヨーロッパの情熱と苦悩/谷川稔、北原敦、鈴木健夫、村岡健次著 (中央公論社) | |||
フランス革命期は勿論ですが、その次のナポレオンの時代、そしてフランスを取り巻くヨーロッパ各国のその後の歩みについて書かれています。 | |||
ビジュアル版世界の歴史 ヨーロッパの革命/遅塚忠躬著 (講談社) | |||
フランス革命に至る歴史から紹介した本。絵が多いのでさらりと読めます。 | |||
ヨーロッパ史入門 アンシャン・レジーム/ウィリアム・ドイル著 福井憲彦訳 (岩波書店) | |||
「アンシャン・レジーム」の単語はは1788年に残る記録が一番古いとされています。古き体制から新しき体制へ。この言葉がどのように考察されてきたのかを探る一冊。 | |||
世界の歴史10 −フランス革命とナポレオン−/貝塚茂樹・村川賢太郎・池島信平監修 (中央公論社) | |||
表題通り、革命とナポレオン帝国を取り上げた本。ここに掲載されているサン・ジュストの2枚の肖像画が美人さんなのですv v | |||
世界の歴史15 フランス革命/河野健二著 (河出書房新社) | |||
革命勃発からナポレオン帝国の落日までを簡略に纏めています。初心者さんにも読みやすいです。 | |||
フランス革命小史/河野健二著 (岩波新書) | |||
フランス革命を簡略に纏めた一冊。巻末に人物略伝がついています。 | |||
京都大学人文科学研究所報告 フランス革命の研究/桑原武夫編 (岩波書店) | |||
フランス革命をいろんな角度から見ています。ダントンとロベスピエールの比較の章はとても面白かったです。 | |||
フランス大革命に抗して −シャトーブリアンとロマン主義−/伊東冬実著 (中公新書) | |||
フランスのロマン主義文学の巨匠・シャトーブリアンは反革命の絶対王政主義者。そんな彼の立場から見た「フランス革命」の実態。革命下の王党派貴族社会が垣間見れます。 | |||
フランス革命の指導者/桑原武夫編 (朝日選書) | |||
ラファイエット、シェース、バルナーヴ、ヴェルニヨ、ダントン、マラー、ロベスピエール、サン・ジュストの8人を紹介。読みやすくおすすめです。 | |||
絵で見るフランス革命 −イメージの政治学−/多木浩二著 (岩波新書) | |||
表題の通り、絵(写真)が一杯で読みやすい本です。当時の風刺画中心。風刺画って好きなので気に入っている一冊です。 | |||
図説フランス革命/芝生瑞和編 (河出書房新社) | |||
この「河出の図説シリーズ」は絵を見るだけでも楽しめるのですが、こちらは解説もしっかりしていて初心者にも読みやすいです。 | |||
フランス革命 歴史における劇薬/遅塚忠躬著 (岩波ジュニア新書) | |||
フランス革命の歴史的意味を問う。テルールの立役者であるロベスピエールやサン・ジュストなどの記述が好意的。そう、皆んなフランスの新しい時代の為に考えていたのですよね。 | |||
フランス革命200年祭記念出版 銅版画フランス革命史/ 専修大学ミシェル・ベルンシュタイン文庫原画 専修大学図書館監修 瓜生洋一、森山軍治郎解説 (読売新聞社) | |||
ミシェル・ベルンシュタインコレクションの中から、専修大学に寄贈されたコレクションはは専修大学ミシェル・ベルンシュタイン文庫と名付けられました。この中から選ばれ革命200年を記念して刊行された銅版画集。名士会の開催からプリュメールのクーデターまでの歴史を紹介しています。人物編には著名な人々が顔を並べていますが、サン・ジュストはないんですよね(^^;)。価格22000円の豪華装丁本です♪ | |||
歴史学選書 パリのフランス革命/柴田三千雄著 (東京大学出版会) | |||
革命以前から8月10日のパリ蜂起までのパリの時代背景を見つめなおしています。 | |||
フランス革命はなぜおこったか 革命史再考/柴田三千雄著 福井憲彦・近藤和彦編 (山川出版) | |||
柴田氏の遺稿を元に刊行された本書では、フランス革命の序章といえるルイ16世の即位から彼を取り巻く環境、そして革命前夜までを記しています。この後に書かれる予定だった部分も、いつか刊行されればと思います。 | |||
西洋史物語 5 パリの赤い血/金沢誠編集代表 (河出書房新社) | |||
18世紀を中心とした西洋史です。フリードリヒ大王から文豪ゲーテや作曲家ベートーヴェンなど、当時の著名人の動向も詳しく載っています。フランス革命についての記述は余り多くないのですが、その要因や諸外国の動きなどを見る事が出来ます。 | |||
フランス革命秘話/川島ルミ子著 (大修館書店) | |||
バスティーユ攻撃から始まり、ルイ16世の処刑後までを読みやすく書いた一冊。民衆によって暴かれたサン・ドニ教会の王族のお墓のお話も収録。 | |||
知られざるフランス革命、ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット運命の24時間/中野京子著 (朝日新聞出版) | |||
国王一家が起こした「ヴァレンヌ逃亡」という事件は、僅か一夜にして王権を失墜させました。その背景を交え、当日の足取りを追います。 | |||
パリ物語 その歴史の主役たち 3巻/寺中作雄著 (東京美術) | |||
フランス国旗に模した3部作の中の最終巻。この巻ではルイ14世朝からルイ16世朝を取り上げています。初版は『ベルばら』よりも2年早い発行。 | |||
FOR BEGINNERS フランス革命/ロバート・モウルダー文、マーティン・マクロイ画、田中茂彦訳 (現代書館) | |||
全ページイラストで構成。その表題の通り初心者向けです。こういうイラスト、描ければ良いな。 | |||
ラ・マルセイエーズ物語 −国家の成立と変容−/吉田進著 (中公新書) | |||
「ラ・マルセイエーズ」は言わずと知れた現在のフランス国歌。これはルジェ・ド・リールによってフランス革命中に誕生したのです。あの殺伐とした歌詞の、その背景にあった歴史を読み解きます。 | |||
西暦はどのようにして生まれたのか/H.マイヤー著 野村美紀子訳 (教文社) | |||
西暦を大きく覆した「革命暦」。それはキリスト教という宗教にも関わりがあります。革命暦について触れているページがあり、参考になりました。 | |||
ヴァンデ戦争 フランス革命を問い直す/森山軍治郎著 (筑摩書房) | |||
西部フランスのヴァンデ地方は大革命時代に共和国軍を相手に戦いました。この戦いは凄惨を極め、その悲惨な歴史故に記憶を閉ざし、歴史の表舞台から忘れられていましt。ヴァンデ地方・ヴァンデ戦争を扱う資料が少ない中での貴重な一冊。 | |||
物語 マリー・アントワネット/窪田般彌著 (白水社) | |||
アントワネットの生涯を描いた作品。読みやすく、彼女に関わった人々のお話も盛り込まれていておすすめです。 | |||
ロココの落日 デュバリー伯爵夫人と王妃マリ・アントワネット/飯塚信雄著 (文化出版局) | |||
デュバリー夫人とアントワネットの生涯を書き記した本。読みやすく、飯塚氏お得意の18世紀の風俗についての為になるお話も登場。両者の確執から後、革命勃発後に意外なことにデュバリー夫人は王家に尽くそうとしているところが印象的でした。 | |||
マリー・アントワネットの生涯/藤本ひとみ著 (中央公論社) | |||
悲劇の王妃マリー・アントワネットの生涯について。初心者むけです。ところどころ「割愛」という文字があるのが目についてしまうのはももかだけ? | |||
歴史読本ワールド 世界の女王たち/(新人物往来社) | |||
池田理代子さんと遠藤周作さんの「アントワネット」対談もある、美味しい一冊♪ | |||
週刊100人歴史は彼らによってつくられた NO.047 マリー・アントワネット/(デアゴスティーニ) | |||
マリー・アントワネットの生涯を全ページフルカラーで簡略に紹介。でもこの薄さでこのお値段。もう少しリーズナブルになって欲しいかも。 | |||
週刊歴史のミステリー 17/(デアゴスティーニ) | |||
歴史検証ファイルは「フランス革命は市民革命だったのか?」。7ページに渡り検証があり初心者向け。カラーページからなるシリーズの為か、薄い割には値段は高め。 | |||
ルイ17世の謎 フランス革命に消えた王子/桐生操著 (新書館) | |||
ノルマンディー公ルイ・シャルルことルイ17世はタンプルで死んではいなかった。当時から噂されてきたこの謎に挑みます。表題の割には内容が弱いのが残念。 | |||
マリー・アントワネットと悲運の王子/川島ルミ子著 (講談社+α文庫) | |||
2004年、タンプルで亡くなったとされるルイ17世の物と思われる心臓にDNA鑑定の結果が出ました。ルイ17世とはどんな生涯を送ったのかが簡潔に記されています。 | |||
ロベスピエールとフランス革命/井上幸治著 (誠文堂新光社) | |||
『ロベスピエール ールソーの血ぬられた手ー』を改題・再刊した本で、表題の通りロベスピエールの伝記です。モノクロですが彼の肖像画が沢山出てきて、今まで目にした事のない彼の姿を発見出来ました♪ | |||
異端の肖像/澁澤龍彦著 (桃源社) | |||
澁澤さんといえばサド侯爵よねとももかはすぐ連想してしまうのですが、澁澤さんといえばサン・ジュストという方も多い筈。彼のサン・ジュスト感が伝わってきます。 | |||
歴史の影の男たち/池田理代子著 宇野亜喜良画 (小学館) | |||
文章と写真、イラストに綴られた一冊。タレイランやサン・ジュストも取り上げられています。伊庭ちゃんも取り上げられていたのが何だか意外だったのですが(笑)。 | |||
暗殺の天使 シャルロット・コルデの生涯/安達正勝著 (三省堂選書) | |||
シャルロット・コルデは人民の友のマラーを殺害した少女でした。マラーといえばダヴィットの『暗殺されたマラー』。シャルロットがマラーを訪ねた時、彼は皮膚病治療の為に入浴中でした。ダヴィットがあれこれ苦心を重ねて描いたのがあの絵だと思うと・・。 | |||
ヴェルサイユ宮廷の女性たち/加瀬俊一著 (文藝春秋社/文春文庫) | |||
ルイ14世朝からルイ16世朝に至るヴェルサイユに輝いた女性達を取り上げています。 | |||
フランス革命の女たち/池田理代子 図版構成・文 (新潮社) | |||
肖像画が多くてとても面白いです。革命期に名を残した女性達を分かりやすく解説。入門書としても使える本です。 | |||
歴史のなかの女たち 名画に秘められたその生涯/高階秀爾著 (文藝春秋) | |||
マリー・アントワネットやジョゼフィーヌなど、有名な肖像画を残している女性達を取り上げています。 | |||
世界悪女物語/澁澤龍彦著 (河出文庫) | |||
世界の悪女と呼ばれた女性達を取り上げています。フランス関係ではカトリーヌ・ド・メディチ、マリー・アントワネット。 | |||
不滅の女たち マルゴ王妃からコレットまで/秦早穂子著 (文化出版局) | |||
歴史に翻弄された女性達を分かりやすく紹介。フランス革命時代はマリー・アントワネット、ジョゼフィーヌ、レカミエ夫人など。 | |||
国王を虜にした女たち フランス宮廷大奥史/川島ルミ子著 (講談社+α文庫) | |||
王妃という正妻の他に、制度として確立された公式愛妾ー寵妃ーというフランス宮廷独特の存在。読みやすくて面白い一冊です。 | |||
マリー・アントワネットの娘 栄光の記憶/中島実穂著 (文芸社) | |||
マリー・テレーズ・シャルロットことマダム・ロワイヤルが、タンプルを出てから世を去るまでのお話。同時代を取り上げた『優雅な生活』よりは読み易いです。 | |||
怖い絵/中野京子著 (朝日出版社) | |||
名画の中に存在する恐ろしさ。マリー・アントワネットを描いた最後の絵は、画家ダヴィットによるものでした。革命家でもあり帝政になった時は自身の方針を一変させ保身を図ったといわれるダヴィット。彼が見、描いた「元・王妃」の最後の絵についてのコラムがあります。 | |||
ベランジェという詩人がいた −フランス革命からブルボン復古王朝まで−/橋田遼右著 (新潮社) | |||
19世紀前半のフランス文学者の多くが尊敬していたというピエール・ジャン・ド・ベランジェ。彼は革命下のフランスに生まれ、詩やシャンソンを作りました。バスティーユ陥落の折はまだ8歳で、その活躍はナポレオン帝政時代から王政復古以降といえます。 | |||
革命詩人デゾルグの錯乱 フランス革命における−ブルジョワの上昇と転落/ミシェル・ヴォヴェル著 立川孝一・印出忠夫訳 (法政大学出版局) | |||
革命詩人デゾログの命運を父と子のそれぞれの歴史を背景に読み解きます。フランス革命の裏にはこんな人もいたのです。 | |||
悪女が生まれる時/藤本ひとみ著 (中央公論社) | |||
シャルロット・コルデとテレジア・タリアン(テレジア・カヴァリス)の二人を取り上げています。文庫版改題は『天使と呼ばれた悪女』。 | |||
ハプスブルク/江村洋著 (講談社現代新書) | |||
ハプスブルク最後の皇帝といわれるフランツ・ヨーゼフまでを取り上げています。アントワネットの母マリア・テレジアが大きく解説されていて、彼女の育った環境を知る上の手助けになるかも。 | |||
ハプスブルク家の女たち/江村洋著 (講談社現代新書) | |||
マクシミリアン1世の妃マリアからオーストリア・ハプスブルク家最後の皇后ツィタ・フォン・ブルボン=パルマまでを取り上げています。 | |||
薔薇の画家 ルドゥテとその時代/C・レジェ著 高橋達明訳 (八坂書房) | |||
薔薇の画家と呼ばれ、マリー・アントワネットを始め皇后ジョゼフィーヌ、皇后マリー・ルイーズまでもが彼に習ったというルドゥテの植物画。外国人だった彼にとって、生々しい革命は近くにありながらも遠い存在でした。 | |||
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