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2003年5月25日 |
24日新潟でマリアージュがついに初勝利を挙げてくれた。そしてリザルトは70戦目を 5着でFinish。PINEにとって、VeryHappyな1日となった。 かねてから述べていたように、腰に力がついていないマリアージュの現状からは、平坦小 回りのローカル戦がBetterである。松永師の新潟遠征決断は的確であったと思う。 更におめでたいことに、この勝利が松永師の通算300勝目となった。 マリアージュにはソエの完治など上積みの余地があるため、まだまだ上の条件でも期待で きる。今後は若干ローテーションを空けて、夏のローカルで稼ぎまくってもらいたい。 今日のオークス。人気は3代オークス制覇を狙うアドマイヤグルーヴに集中。2冠を目論 むスティルインラブや復帰の無敗馬ピースオブワールドにも人気が割れると思ったが、少 し以外である。しかし、連軸としてはスティルインラブが良いのではないか。 グルーヴは前々走、予定していたレースを使えず、牡馬相手に辛勝して桜花賞の出走権を 確保。その桜花賞では大幅な馬体減で出遅れて3着。確たる情報は流れてこないが、推測 するに歯替わり、フケなど体調の変化があったものと思われる。この中間も強い調教を控 えているという。加えて初の輸送でこの馬の持つ能力をフルに発揮できるか疑問である。 無敗の2歳チャンピオンピースオブワールドは「やっと間に合った」という印象が拭えな い。3歳春の時季に、5か月半休養してしかも距離が一気に4ハロン延長。とても息がも つとは思えない。 スティルインラブは順調にきており、強いてネガティブファクターを挙げれば鞍上の幸く らいだろう。チューリップ賞での敗戦を意識するあまり、外々でコースロスすると240 0mはもつまい。目黒記念のトウカイオーザの乗り方では危ない。府中は広く直線バラけ るので、馬群の中にいてもコースが開くタイミングはあるはず。普通に乗れば連は堅いと みるのだが。 もう一頭フラワーカップで豪脚をみせたマイネヌーヴェル。どうもPINEには信用でき ない。中山ではたまにあるパターンだからだ。81年皐月賞のロングミラー。人気薄も直 線強襲して2着。ダービーでは2番人気に推されるもズブズブ。87年スプリングSのマ ティリアル。今回のマイネヌーヴェルと同じ時季に同じコース、距離で同じ様な勝ち方。 ダービーで1番人気になりながらこちらもズブズブ。ちなみにレベルは大変異なるが、愛 馬リザルトの3、4勝目も中山直線大外強襲で挙げている。だが、もう2年以上連対から 見放されている上に、府中での勝利は初勝利時のダート1200mだけだ。 中山は直線が短いだけに一層、見る者にインパクトを与える。府中は直線が長いからもっ と伸びるに違いない(81年当時のPINEもこう考えていた)とファン心理は働く。 この辺に落とし穴があるように思う。実際は3〜400mの瞬発力に長けた馬が、レース のペースや展開、仕掛けるタイミングが嵌ることによって豪脚に見えるものと推察する。 ここまでクドクドと能書きをタレまくってきたが、今回の友駿G1クイズの指名は桜花賞 で指名したオースミハルカを再度追いかける。チアズブライトリーというステイヤーを全 兄に持つ、蛯名鞍上チアズメッセージと最後まで迷った。 長い距離のレースでもスピードが要求される近代競馬。天皇賞のヒシミラクルの例はある が、なかなか長距離適性だけでは苦しいと判断した。 他のクラシックでも言えることだが、3勝以上が優勝のためのハードルとみている。 ダービー1週前の予想も一言。 3勝が優勝のハードルと言っておきながら、ダービーでは皐月賞に続き2勝馬ザッツザプ レンティを追いかけようという矛盾。しかし、2勝目の山吹賞のレースっぷりに魅せられ たゼンノロブロイにも食指を動かされている。あと1週間。悩む時間はまだ充分ある。 |
2003年5月7日 |
天皇賞(春)に関して結果論を述べておく。 正直「豪華な天皇オープン特別」といったしょぼいメンバーだったことは否めまい。フル ゲート18頭中G1馬がたった2頭。それもそのはずで、97、98年生まれの現5、6 歳クラシックホースは全て引退。最近の勢いと武豊騎乗のファクターのみでダイタクバー トラムが1番人気とは、非常に危険な人気馬と感じた。スダホークが単枠指定され1番人 気になった86年の天皇賞がオーバーラップした。 こういう格式あるレースでは、勢いより格がものをいうと考え、距離適性には目を瞑りレ ベルの高い98年生まれ世代のG1馬ダンツフレームを友駿G1クイズに指名した。 実際4頭出走の5歳馬は全馬掲示板に上がった。唯一1着馬を除いてだ。 その1着馬が距離適性のあるG1馬ヒシミラクルだった。 99年生まれはレベルが低いという先入観に囚われ、ダンツを選択した完敗予想。G1馬 が勝ったことで、「予想の半分は当たった」と負け惜しみをしておく。 99年生まれだってゴールドアリュールなど強いではないかという向きもあろうが、もし クロフネが現役だったら・・・。 しかし、先にも述べたとおり98年生まれの上位4頭(タキオン、ジャンポケ、マンハッ タン、クロフネ)はターフを去った。その中で99年生まれのシンボリクリスエスだけは 、他の世代と互角のポテンシャルを持ち、現時点で年度代表馬の額面通り現役最強馬と認 める。 ちなみに、スプリント路線の主役ビリーヴ、ショウナンカンプも98年生まれである。 |
2003年4月29日 |
今日ドーナツを食べていて、小学生の頃の給食のことを思い出した。小学生の頃のPIN Eは健康優良肥満児で、学校で出された給食は好き嫌い無く、殆ど何でも食べた。 しかし唯一の苦手は、月1回位の頻度で出る「揚げパン」だった。 「揚げパン」とは如何なるものか?一言で片づけてしまえばドーナツになってしまうのだ が。もう少し丁寧に説明すると、コッペパンを油で揚げて、砂糖や黄粉をまぶしたパンで ある。 今になってみると、小学生当時なぜ「揚げパン」を食べられなかったのか不思議である。 油のしつこさが嫌だったのか、他のおかずにマッチしない甘さに抵抗を感じたのか。 ただ「揚げパン」が出された日だけは、例外なく残したことを覚えている。 どちらかと言うと、甘く調理されていて子供向きであったはずなのだが。現に友達の間で は食パンより「揚げパン」の方が人気があった。 今では、普通のドーナツはおろか、アンドーナツであろうと平気である。我ながら不思議 だ。 給食に関してもう少し想い出を綴ると、PINEの市では給食は小学校のみで、中学校か らは弁当になった。 給食には作る場所によって、「センター方式」と「自校方式」がある。 「センター方式」は、複数の小中学校の給食を給食センターで一括調理して学校へ届ける 方式で、少ない調理者で多くの学校の給食を作れるため効率的である。 それに対し、PINEの通っていた小学校でも採用していた「自校方式」は、学校敷地内 の給食室で「給食のおばさん」が作ってくれる方式だ。毎日お腹の空く11時頃になると フワフワと良い薫りが漂いはじめ、勉強に身が入らなくなってくる。給食の時間が待ち遠 しかったものだ。PINEの頭の悪さはここに由来しているのかも・・・。 とにかく、どの献立も「美味しかった」という印象で、先を争っておかわりをしていた。 またあの美味しい母校の給食を食べてみたい。 |
2003年4月21日 |
とかくこの世はままならぬ。ザッツザプレンティは4角でもう一杯。ネオユニヴァース、 サクラプレジデントとは差がつき過ぎた感じだ。ダービーでの巻き返しは厳しいか。 ふるさとダービー久留米決勝では逃げると確信していた濱田浩司がレースをさせてもらえ なかった。青板(残り3週)過ぎから伏見に蓋をされ、そのままの態勢で打鐘。残り1周 で伏見がスパート。その後ろを追走しようとしたが、小野−鈴木のラインが併せていき、 外に振られて「はい、それまでよ」。結局伏見の逃げ切りで、2着鈴木との組み合わせは 万シュ〜か。ただ一言。伏見のうまさが光ったレースとしか言いようがない。 そして、一番期待していたマリアージュ。「3度目の正直」とはならず、「2度あること は3度ある」で3たびの2着。しかも、どうやら1Rの牝馬限定戦を除外されて牡馬との 4Rに回ってきたきたらしい。単純比較だが、マリアージュの走破タイムは1Rなら楽勝 であっただろう。巡り合わせの悪さを感じる。この悪いリズムが体調に伝染しないことを 祈るのみ。 |
2003年4月20日 |
3頭出走からほぼ1か月。リザルトは再び短期放牧へ。「今の荒れた中山の芝なら」の思 いも強いが、厩舎の都合なのかリザルトの体調の問題なのか。戦歴を重ねた老齢馬に無理 を強いるのも酷か。仕方あるまい。 ストライカーもソエによる放牧で一休み中。 そして中3週空けて調整してきたマリアージュが、今日の第4Rダート1200mで初勝 利に挑戦する。2着続きは会員配当的には「おいしい」が、腰に不安があり、ソエもある マリアージュ。牝馬の平均的な競走寿命から考えても、早く昇級してどんどん活躍しても らいたいところだ。何とか勝ち上がり、上の条件でどこまで通用するか見てみたい。 今回は後藤騎手に手替わりし、更に期待が膨らむ。頑張れマリアージュ。 皐月賞にも少し触れておきたい。PINEの友駿G1クイズ(1着予想)の指名馬は、ザ ッツザプレンティ。デビュー新馬戦の直線VTRで一目惚れし、3戦目のラジオたんぱ杯 はチキリテイオーとの組み合わせで少しだけ美味しい思いもした。弥生賞では落鉄があっ たらしく、完全に脚を余して負けている。この6着敗退と安藤勝己への手替わりで、人気 落ちなら好都合である。直線の短い中山向きの切れ味勝負の馬と判断した。 昨年は3歳陣のレベルが低いと酷評したが、今年はそこそこのレベルはあると思う。現在 の有力馬は秋にも活躍しているものと考える。 ただ、馬券は買いに行かない。あくまでも友駿G1クイズの1着予想だけである。来夏の 3連単発売開始を発表したJRAだが、そのシステム開発費用に貢献するつもりはない! PINEが買う今日の博打は、ふるさとダービー久留米決勝だ。 徳島の小倉竜二と心中する。逃げるのは同じ四国の濱田浩司だろう。伏見は無理な先行争 いは避け、中段狙いの競走となろう。当然地元吉岡−加倉のコンビも中段が理想である。 伏見、吉岡とも中途半端な捲りになり、早めのスパートも可能な小倉のチャンスとみた。 普通に考えれば、小倉から人気になるのだろうが、そこは吉岡−加倉の地元。吉岡−加倉 へも支持は集まり、小倉からでも程良い配当が期待できるのでは。 具体的な予想は「 おけら街道一直線 」に掲載しました。再び長い連敗の迷宮に入り込んで いるPINE。連敗脱出なるか。 |
2003年3月24日 |
先週は予定通りリザルト、ストライカー、マリアージュ3頭が揃って出走。零細PINE 厩舎にとっては、2001年9月のスズラン、リザルト、アセントによる3頭出しから1 年半振り2回目の快挙である。 前走2着でPINE厩舎初の新馬勝ちの期待がかかったマリアージュは1番人気で出走。 牡馬相手にどの程度通用するのか不安もあったが、前走同様先行して4角先頭に立つも、 ピッタリマークされ続けられたブルーアリュールに差され2着。同じ牝馬に負けただけに 悔しい。しかし、初戦の2着がフロックではないことを証明し、ソエや腰の状態を考慮す れば、まだまだ上積みを期待できる。成長の余地を残していると信じたい。今回428K gでの出走であったが、ソエが完治し稽古が積めるようになり、450Kg台まで成長し てくれれば、そこそこ中堅級までは行けそうな気がしてきた。でもこれは少し欲をかきす ぎかな。怪我をせず、生き残りをかけて、まず1勝を目指さなければならないからな。 ストライカーシチーは鞍上に安藤勝己を配して厩舎の期待も窺えたが、奨励金GETまで あと1歩の9着敗退。まだ気性に幼さを残しているようだ。 この結果、PINE厩舎初の新馬勝ちは現2歳世代以降に持ち越しとなってしまった。 リザルトは今回▲五十嵐を起用しての出走。ガサの無い馬だけにこの−3Kgはポジティ ブ要素と考える。道中は普段より前めの後方4〜5番手。3角発進と早めのスパートで4 角では5〜6番手に進出するもそこまでの6着だった。今回も勝ち馬トーセンチヨノオー は逃げ切りだから、リザルト自身はよく走ったと思う。残念ながら、ダート戦ではなかな か後方一気のレース展開にはなりにくいのだろう。昨年10月から使い詰めの中山。よく 手入れされているとは言え、芝も荒れてきている。次開催ハンデの芝1200m戦が無い のは残念であるが、4月13日の勝浦特別を目標にしてもらいたい。 |
2003年3月15日 |
今週はリザルト、ストライカー、マリアージュ3頭が出走を予定していたが、結局除外や 回避で出走無しとなってしまった。 リザルトは先週中山のダート平場戦で復帰し7着と健闘した。中京の特別戦にも登録があ ったが、コース適性を考えたのか、厩舎側の都合だったのか。7着なら奨励金も出るし可 もなく不可もなくといったところだ。ただ悔しいのは、勝ったメイスンカイカの鞍上がリ ザルトの主戦を務める郷原jrだったことだ。メイスンカイカは親父の厩舎故メイスン選 択はやむを得ないが、リザルトの成績が最近パッとしないだけに郷原jrにはリザルトで も頑張って欲しい。 そして連闘となる今週のダート特別戦にも登録があったが、除外となり来週以降の出走と なる。 ストライカーは出馬登録もせずに回避。さて来週はダート戦を使うのか、芝2000m戦 に出てくるのだろうか興味深いところだ。 マリアージュもリザルト同様除外で出走が延びてしまった。しかし、今週のクラブからの アナウンスでは「ソエが出ている」ということなので、無理をしない意味でもこの除外は プラスと考えたい。前走2着しながら坂で止まった様に、腰に力が付いていないと見る。 ここは無理をせず、夏の平坦ローカル開催で一気に素質開花でも良いと考える。来週のダ ート1200m戦には牝馬限定戦が無いため、牡馬相手にどの位やれるのか試金石になり そうだ |
2003年3月3日 |
3月2日、愛馬ストライカーとマリアージュが同日新馬デビューの快挙。しかもマリアー ジュは8番人気ながらあわやの2着。4角では「やった!新馬初勝利か」の手応えであっ たが、直線キッズフェイヴァーに3/4馬身差され、新馬勝ちは持ち越しとなった。 スタートはあまり良くなかったものの、木幡騎手が追っつけながら先行。4角では早々先 頭に立ち、このまま押し切るかに見えたが坂で大垂れ。前半の無理な先行のツケが回った のか。それでも、先行できるスピードは見せてくれたし、2着でもPINEにとっては新 馬の最高成績となる。 残念ながら、牝馬限定戦の上タイムも平凡なため、「すぐに勝てる」といった楽観視はで きない。しかし、クラブのアナウンスから推察すると、マリアージュ自身追い切りが足り ず仕上がり途上のため、今後の上積みは期待できそうである。何とかミストラルの分も含 めて活躍して欲しいものだ。 一方のストライカーであるが、13番人気の10着。人気以上に走っているとポジティブ に考えるべきか・・・。実は戦前「仕上がり上々」というクラブのアナウンスから、こち らの方に大きな期待をしていた。直線しか映像は見ていないが、後方2〜3番手を進み直 線2〜3頭抜いただけの「さほど見所のないレース」であったようだ。とは言え、勝ち馬 から1.6秒差なら使いながらの変わり身次第で、勝ち上がりも可能だろう。悲観はして いない。 前週牧場にいた、エースリザルトも帰厩早々日曜日の特別に登録された。除外のため復帰 は今週以降となったが、今週の中京芝1200mのハンデ戦に登録している。 中京初見参でコース適性は???だが、ハンデのアドバンテージを活かして上位に食い込 んでもらいたい。 |
2003年2月23日 |
昨年に続き、22日(土)友人が顧問をしている高校の吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行 って来た。今回は個人的に好きな曲が多く、ハイテンションな2時間だった。エドワード エルガーの「威風堂々」は、現在もCMやアニメのエンディング曲で使われており、親し み深い中に英国の伝統や格式を感じさせる重々しさが気に入ってます。オープニングの緊 張感溢れる中で、文字通り「威風堂々」と登場し演奏した高校生たちに感服した。 その他にも今回は、TV等で馴染みのある曲がふんだんに盛り込まれ、ノリノリで心地よ い一時を過ごすことができた。毎年この時期に開催される模様で、PINEにとっても定 期行事の一つになりそうである。 さて、愛馬の出走が1か月以上無くなってしまった。さすがのタフガイ、リザルトも年齢 的なものなのか、牧場に戻されてしまったようだ。前走後、出走が延び延びになっていた ところ、何のアナウンスもなく牧場に戻されていた。まぁ、アナウンスが無いのだから故 障ではないと思うが、年が年だし歴戦の疲れもあろう。このまま・・・、にならないこと を祈っている。 今までPINE厩舎を引っ張ってきたリザルトはこんな状態であるが、サッカーボーイ産 駒ストライカーシチーがデビューできそうである。そしてデビュー目前までいき、腰の疲 れから厩舎で様子を見ていたブライアンズタイム産駒のマリアージュシチーの初出走も遠 くなかろう。 この辺の若手に何とか頑張ってもらい、リザルトからうまくバトンタッチされることを望 む。いや、まだまだ70戦80戦に向けて、リザルトにも頑張ってもらわなければならな い。 |
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