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九州おけら紀行

3日目(2001年5月28日)
あ〜ぁ、もう3日目である。昨日の悲喜劇もひと晩寝て忘れ、気分は弥生時代だ。
今日はまともな観光をする日。旅先でまともな観光をするのは、・・・思い出せない。確か
10年位前に園田&笠松ツアーの間に天橋立を見てきたのが最後だったような。これとて
地方競馬行脚のオマケか。
天気は良い。良すぎる。暑いぞ>九州。
予定通り2日間宿泊した久留米からJRで鳥栖を経由して吉野ヶ里公園駅へ。駅からそれ
らしき建造物は見えるが、えらく遠そうである。駅前でいかにも観光客狙いのタクシーが待
ち構えているが、無視して歩く。徒歩こそが、旅の原点である。タクシー代をケチってるだ
けなのだが。
それでも20分程で公園入り口まで到着。綺麗かつ立派な入場口である。さすがに酷税が
使われている、国営公園だけのことはある。
まず、現在も進行中の発掘現場へ。10数名の人たちが、土を水で溶かし削りながら遺物
の採集にあたっていた。
実はPINEは歴史やら考古学に全然興味が無い。しかし、PINEの通っていた中学校が古
墳の跡地で、校舎を建て替える時に色々出土したようである。現在、学校の隣に出土品
を集めた市営の博物館が併設されている。1度見学したいと考えている。
続いて展示室へ。展示室で「吉野ヶ里基金」に協力してきた。これが後々のハプニングの
火種に。
そしてメインとなる南内郭、北内郭へ。2000年以上前の実物と比べ、どの程度忠実かは
別として、竪穴住居、物見櫓、主祭殿どれも良く作られている(あえて復元とは言いません
)。建物内を見学出来るようにするため、現在の建築基準に合わせているから有る程度
の補強は仕方ないんでしょうな。
それでも歴史に疎い(成績はいつも1〜3で4とか5は無いはず)PINEも弥生時代の生活
やら政治など少しは勉強になったので、近くに行った際にはお勧めのポイントです。
子供たちには良い教材になるでしょう。この日も来ていましたが、遠足や修学旅行に組み
込むには最適だと思います。
また、緑豊かで広大な公園や遊技器具もあり、家族1日のんびり過ごすのにも良いでしょ
う。でもPINEは緑豊かで広大な馬のテーマパークの方が好きです。

3日目のおまけネタ
帰りの福岡空港で大ボケかましてしまいました。
PINEのバッグが機内持ち込みチェックで引っかかってしまいました。コンベアーに載ってチ
ェッカーをくぐったPINEのバッグが、空港係員によって取り去られ、次の瞬間「このカバン
のお客様いらっしゃいますか」の声。「ハイ」と手を挙げつつ、頭の中では何がNGなのか
ぐるぐるグルグル泡噴き状態。ほんの数秒間だったのであろうが、バッグに入っている金
目のアイテム、非金目のアイテム(シェーバー、ヘアブラシ、カメラ、傘・・・)が駆け巡った。
係員が勝手にカバンを開けながらPINEへの尋問。「カバンの中にペーパーナイフの様なも
のは入ってませんか?」。
・・・。2、3秒後、吉野ヶ里遺跡で基金に協力したときに貰った、銅剣型のペーパーナイフ
の記憶が甦った。PINEはペーパーナイフを係員に渡し、その係員は責任者に確認しに行
き搭乗の許可を得ることが出来た。
刃渡り10cm程度のしかもペーパーナイフとまで判定するとは、持ち込みチェックの精度
の高さを感心しつつ、同時に注意力の乏しい自分のアホさ加減に、全身の脱力感に見舞
われたのでした。
   まだまだ発掘調査中の吉野ヶ里公園(このページの写真は大きくなりません)
          空港でひと騒動巻き起こした銅剣のミニチュアレプリカ
2日目(2001年5月27日)
さぁ2日目である。荒尾駅に着いて小雨に降られる。プチアンラッキー。今日1日の暗示か
?歩いて10分程で海の見える競馬場で有名?な荒尾競馬場に到着。指定席を確保して
向こう正面を見るが、見えないぞ有明海。と怒りつつもすぐに忘れて予想開始。
4R軸は正解もヒモを間違えて抜け目の4110円。足元がふらつく。
午後になり、モヤも消え向こう正面に待ちに待った有明海出現。まだまだこれからと、いつ
になくポジティブなPINEであったが、それにしても堅すぎる。5R8頭立て枠連160円、7R
9頭立て馬連120円。こんなの博打じゃない。
今日もアッという間に佐賀、府中、荒尾のメイン3連発の時間に。ここまでいつもの通りオ
ケラ街道一直線。荒尾ダービー出走馬の写真を撮るために検討もそこそこ、オッズも見ず
にパドックへ。これが後々の悲喜劇に。
もう負けが込んでいる後半は、いつも通りのヤケクソ予想で印の薄い馬同士の組み合わ
せである。
まずは佐賀のメインから。PINE軸の新聞△リンデンムテキが直線抜け出し、PINEヒモの
新聞無印ビゼンカガヤキが粘るところ、外からPINE無印で新聞◎ハットトリッカーが強襲
。「差さないでくれ〜」の叫びが佐賀まで届き、今日初GET。しかも新聞△−無印とくれば
グッヒヒ。少なくとも4〜5千円いや万シュ〜か。
「佐賀競馬9Rの配当をお知らせ致します。・・・枠連5−8 1090円」。そうそう5枠には
もう1頭、新聞▲がいるからこんなもんでしょう。来たのは無印の方だもんね。
「馬連6番11番 1780円・・・」。えっ、1万1780円って言ったんだよな。ん〜きっとそう
だ。ひと呼吸おいて場内TVに映し出された現実を見て、下半身の力が抜けるPINEでした

佐賀のメインも終わったし、いよいよ荒尾ダービーの出走馬登場かと思いきや、関係者
一同小屋の中に入ってしまった。佐賀メインの一件もあり、「何やってんだ?」とイライラし
ていると、場内放送が切り替わり日本ダービーの中継が始まった。なるほど、九州の地方
競馬でも中央最高峰レースを注目しているわけですね。それに関係者も中央の馬券を買
っているのかもしれませんしね。それにしても自場重賞レースを控えて、TV観戦とは・・・。
日本ダービーはジャングルポケットから薄めへ4点の購入だったため撃沈。ダンツフレー
ムは想像以上に距離の融通が利きました。でも3000mはどうでしょう。
待たされに待たされた荒尾ダービー。しかも先の日本ダービーの影響で発走が5分遅れ
。何か割り切れない気持ちもあるが、レースはPINEにとってまたまたアツい?結果に。
馬券は新聞▲ミスターユウシュン、△マキノヒット、注ウィズカーリッジを馬連のボックスで
購入。直線ミスターユウシュン抜け出すところをマキノヒットがG前差して優勝。今度こそ高
配当GETだな。しかしメイン2発GETなんて初めてかな。などと酔いしれているなか、配当
のアナウンス。
「・・・枠連4−7 820円」。えっマジ?7枠は2頭いるし2千円はつけてくれ。と、こころの
叫びとは裏腹に、「馬連4番10番 650円・・・」。・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・。
約2週間経過し、今(6月9日)思い出しながら綴っているが、書きながらまた気分が
ブルーになってきた。

最終R新聞◎−○で1630円の配当があり、ここでやっと自分の買った新聞が穴新聞で
あることに気づいた。当然予想は不発。
日本ダービーの配当を受ける人の長い行列を横目に、荒尾駅までの10分の道のりが、
やけに長く感じた。
2日目の回収率は、気分的には500%位なのだが、現実は87.5%だった。2日間トータ
ルでは、61.5%となり、旅打ちとしては上出来である。

その他印象に残った点を1つ。
荒尾ダービー表彰式でのひとコマ。馬主、調教師、騎手に続いて若いアンチャン厩務員
が賞状を受け取る順番に。2、3歩進んだ瞬間に、調教師の真島師が背中を突っついて
「頭、頭」のゼスチャー。ヘルメットを被ったまま表彰を受けようとした弟子への注意及び
教育といったところでしょうか。当然なのでしょうが、このような細かい気配りのできる先生
にホッとしました。これなら馬主も安心して馬を預けられるのではないでしょうか。
荒尾9R 九州皐月賞荒尾ダービー優勝
マキノヒット 父アジュディケーティング
        母マキノセイコー
荒尾ダービー表彰式 佐賀所属 真島騎手
この後左端の厩務員がヘルメットを着けた
まま進み、先生(左から2人目)に叱られる
1日目(2001年5月26日)
まぁ最大目的であった、中津競馬中止には無念が残るものの、行って来ました九州2場。
九州へは16年振り3度目の遠征になります。また、鉄道派のPINEは今回で2度目の飛行
機搭乗。帰り(J○S)はそうでも無かったが、行きは揺れて結構怖かったぞ!>J○L。
逆○射や御巣○山の事件もJ○Lだったし、離着陸や旋回の時など変な想像をしてしまい
結構スリリングな1時間半でした。飛行機嫌いな人って、たぶん同じ様なこと考えるんでし
ょうね。3日目のオマケの件もあり、今回一層飛行機嫌いになったPINEです。
更に福岡到着が遅れたため、鳥栖からの佐賀競馬場方面の路線バスに間に合わず。
次のバスまで1時間半待ち。メチャメチャ焦ったが、何故かのんびり競馬新聞を眺めてい
る老人が数人。約5分程して、競馬場直行バス到着。路線バスより20円高いが、帰りは
無料と聞いて納得。プチラッキー。競馬場到着は1R発走ギリギリの時間。1Rは見学して
2Rから参加。
新聞を眺めていると4Rに見覚えのある名前を発見。「スターマイサドル」中央1勝ながら
府中3歳S2着、皐月賞15着とクラシック路線を歩んだ良血馬が、下級条件でもがいてま
した。ちなみに今日の結果は最下位のようでした。
事前にNARのHPで佐賀、荒尾の配当傾向を調べていましたが、傾向通り堅い結果が続
きました。7Rで突然馬連6990円、枠単9440円が飛び出しましたが、この7R以外は
300円台〜1500円台までの印の付いた馬中心のレースでした。
初日PINEの収支は、10数年振りとなる400円台の堅い配当を1本GETしたのみで、回
収率28.2%の旅打ちではいつも通り結果で終了しました。

その他印象に残った点を2つ。
JRA佐賀場外発売所が本場場内以上とも思えるほど賑わっていた。ダービー1Rのみし
か発売していないにもかかわらずである。しかも多くの人が100円の入場料を払って、ダ
ービーの馬券だけ買って帰っている。この傾向は、27日の荒尾競馬場でも同様である。
JRAの売上げが落ちているとは言うものの、中央の一極集中、地方の凋落ぶりがここら
あたりでも窺える。中津の廃止が頭に浮かんだ。
もう1点は、そんな厳しい状況の中で、工夫して売上げを伸ばそうと努力している佐賀、荒
尾メインレースの相互発売方法である。充分なレース間隔を取って、検討する時間や購
入時間を確保している。これなら、メインのみとはいえ双方で本場並みの売上げも期待で
きるのではないか。実際に27日荒尾で貰った主催者発行の成績表では、26日荒尾のメ
インレースの売上げ金額は、前後の8Rや10Rの2倍以上を記録している。
具体的には、佐賀8R発走が14:45、荒尾メインの9R15:20を挟んで佐賀メインの9R
16:00発走となっている。同様に荒尾では、9Rが15:20に発走し、16:00の佐賀9R
を挟んで、10R16:35のスケジュールで施行されていた。「場外は買わない」という人に
は退屈な1時間15分であろうが、厳しいプログラムの(1日10Rでしかも殆ど10頭以下
の番組しか組めない)中で関係者のアイデアには感心した。
佐賀4R サラC2 1400m 8着(たぶん)
スターマイサドル 父サンデーサイレンス
           母アイドルマリー
同左1着
ネバーザブリーズ 父ポリッシュパトリオット
            母フアンザブリーズ
この勝負服は27日も荒尾で大活躍

 

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