私とトミカ

みなさんがトミカを集め始めたきっかけは何でしょうか？

トミカは１９７０年（昭和４５年）にはじめての国産小スケールモデルとして発売されました。

当時幼かったまさにトミカ世代の私は親からたくさんのトミカを買い与えられました。

そして現在、私は昔のトミカを買い集め、子供にはトミカを買い与えています。

「３つ子の魂１００まで」を実践させる親の教育ってすごいですよね。

また、親子２代にわたってもニューモデルを送り続けるメーカーのトミーさんに感謝します。

ここでは私のトミカ収集歴を紹介したいと思います。

［収集第１期　昭和４５年〜昭和５１年］

　トミカ発売当時、当時２才だった私は、デパート等に買い物に連れて行かれる度に

トミカをねだり、買い与えられては、いい子にしていたそうです。

そんなことから、小学校入学までにかなりの台数を所有していたと記憶しています。

その影響からか、小学校１年生当時、私は道行く車の名前をすべて言えたそうです。

　これらのトミカは、小学校２年の引越しの際にすべて捨てられてしまいました。

発売当初からの入手でしたので、今となっては貴重な１Ａホイールモデルや

ホンコンモデルもあったのでしょうが、今となっては確認のしようがありません。

したがって、当時のトミカは１台も残っておりません。（涙）

　これらの貴重なモデルが、たとえ子供の遊んだようなジャンク品でも,

現在高値で取引されているのを見ると、悲しい気持ちになります。

［収集第２期　昭和６３年〜平成２年］

　しばらく収集から離れていた私が、再びトミカの収集を始めたのは大学２年になってからでした。

雑誌の記事で見つけたミニカー店「アイアイアド・カンパニー」さんが、

大学の通学途中（当時は東武東上線の下赤塚駅）の駅近くでしたので立ち寄ってみたところ、

店内にはたくさんの絶版トミカが陳列・販売されており、郷愁の念にかられた私は、

数台を購入しました。それから大学卒業までの３年間、アイアイアドさん通いが始まりました。

当時は今ほどトミカを集めている方は多くなかったようで、まだたくさんの在庫がありました。

ちょっと昔の絶版モデルなどは定価で売られておりました。

かなり通い詰めたのですが、小心者の私はお店の方と話をすることもなく、

買ったらすぐ帰宅しておりました。今思えば、顔見知りになっておけば良かったなと

後悔しています。近年のインターネット導入まで、トミカに関する一切の情報が

途絶えてしまったのですから・・・。

　平成元年には、従弟が病気で入院していたのですが、入院先の病院近くでアイスでも買おうと

立ち寄った雑貨店で、売れないままケースに陳列されている絶版トミカを多数発見しました。

無理を言って、お店の在庫をすべて見せてもらい、２０台ほどの絶版トミカを入手しました。

おまけで黒箱の空き箱もいくつか付けていただきました。

　また、これら以外にも近所のおもちゃ屋さんに立ち寄っては気に入った

現行モデルは少しづつ買っておきました。

　こうして大学卒業までに買い揃えたトミカは２５０台ほどになりました。

［収集第３期　平成３年］

　就職１年目、職場の上司に誘われてクラシックのコンサートに行く途中、たまたま通りかかった

古いおもちゃ屋の店頭で、絶版となったトミカがそのままケースに入れられて売られているのを見て、

「もしや」と思い、後日そこを訪ねて在庫をすべて見せてもらったところ、多数の絶版トミカを

発見したので、３０台ほど購入。最近、久しぶりにその店に立ち寄ったところ、

「所ジョージさんの番組に紹介され、マニアの方が在庫をみんな買っていった。」との ことで、

現行モデルしかお目にかかることができませんでした。

トミカ コレクターの方が増えた現在、このようなお店を見つけることはもう不可能なのかもしれませんね。

私のトミカの収集歴はしばらく冬の時代に入ります。

［収集第４期　平成１０年〜現在］

　結婚し、子供が生まれた平成１０年、「子供に緊急車両を教える」名目で、子供の分と ともに、

自分用にも少しずつ気に入った現行モデルを買い始めました。

そのうち、近所のおもちゃ屋さんと親しくなり、ニューモデルはすべて、

ギフトセットも気に入ったものは買うようになりました。

　また、平成１１年にはパソコンを購入、ネットオークションの存在を知り、オークションで

買うようになってからは台数が爆発的に増加し、現在に至っています。

　オークションにあたり、コレクションの車のカタログや雑誌、音楽ＣＤ、ゲームソフト等を

相当数売却し、購入資金を 捻出しています。

現在はすっかり売るものも少なくなり、収集のペースが落ちてきているのが悩みの種です。（笑）

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