| 1997年デビュー。3電源方式交直流電気機関車で、愛称は「ECO POWER 金太郎」である。
今までは、首都圏から函館・五稜郭間は直流機、交流機、青函用交流機重連と機関車の付替えがあり、到着時間にロスが生じていた。このロスを解消すると共に、東北地区のED75形と津軽海峡線のED79形の老朽取替をする事でJR貨物の保有機関車数削減目的に製造された。
2つの車体を連結し、主電動機軸を8軸使用したH級となった理由としては、東北本線藤田〜白石間、いわて銀河鉄道奥中山高原駅付近の十三本木峠、青函トンネル出入り口等の急勾配や連続勾配に対応する為に粘着性を高める必要があったからである。
ED75形・ED79形重連でも動輪軸数が8軸であったので、「永久重連」の格好になったとも言える。
また近年では関門トンネルでも使用が開始され、門司機関区に配備されている。門司区に配備されている車両は青函トンネル用ATCは非搭載である。 |
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