| 2000年デビュー。仙台支社に登場したトロッコ気動車である。
従来、仙台支社ではトラ90000形無蓋貨車を改造したトロッコ車両を保有していたが、運転時の入換作業や保安要員の配置など運行コストの問題を抱えていた。これらの問題解決を図るため、キハ48形気動車2両をトロッコ車両に改造したものである。
車体側面を大きく開口させ、外気をふんだんに感じることができるようにするとともに、冬季には寒気対策のため開口部にガラス戸をはめ込むことができる。また、開口部の下部にはガラス戸を設置してさらに開放感を増している。外装は、春から夏にかけての車窓の自然をイメージした緑(若葉)、白(雲)、青(川・湖)、黄(光)をちりばめた爽やかなものとなっている。
車内は、難燃木材を使用した木製座席とボックス毎のテーブルが設置された。天井は骨組みを剥き出しにして、白熱灯を用いた灯具を取付けてレトロで暖かい雰囲気を創り出している。 |
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