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〜 戦国恋語り 信玄の娘 松姫 編 〜
〜 はじめにお読みください 〜
皆様、はじめまして。
武田信玄には六名〜七名の娘がいます。
何人かの方は、ドラマや小説やマンガなどに登場しています。
武田信玄の娘の中の一人に「松姫」という方がいます。
武田信玄や武田家が登場する場面では、「松姫」役を俳優の方が演じたり、名前が登場したりするなど、何かの形で登場する方です。
武田信玄の娘の中で一番有名な方かも知れません。
「松姫」は「織田信長の嫡男の奇妙丸(後の織田信忠)」と婚約をします。
「松姫」は七歳前後、「奇妙丸」は十一歳前後です。
「鎌倉夢語り」に登場する「大姫」と「源義高」とほぼ同年齢です。
この二組には違う点がいつくかあります。
「大姫」と「源義高」は、鎌倉で一年ほど過ごしています。
「源義高」の父親の「源義仲」が討たれた事により、「源義高」も半年も経たないうちに討たれて亡くなります。
「松姫」と「奇妙丸」は、文や贈り物だけのやりとりになります。
「松姫」と「奇妙丸」は、武田家と織田家の関係の変化により、一度も逢う事なく終わりを迎えます。
簡単に書きましたが、似ているようで似ていない二組です。
「松姫」と「奇妙丸」は、文や贈り物を交換して想いを深めていきます。
しかし、二年から三年ほど後に、武田家と織田家の政治的な問題が起こり、婚約が解消(自然消滅に近い状態という説もあります)してしまいます。
この物語の中では、基本的には「奇妙丸」の登場はありません。
「松姫」と「奇妙丸」が文のやり取りをしている間の物語が中心になります。
この時期の二人の記録はほとんどありません。
自分で確認の取れる範囲で考えながら物語を書きました。
基本的には架空の物語です。
皆様のイメージと違う部分もあると思います。
登場人物の人達が、物語のような会話や出来事があり、楽しかったりし幸せな事があったら良いなと思って書きました。
現代の言葉で物語を書いています。
物語の中では二人で文のやりとりをしているので、出来るだけ時系列に沿った形で書きたいと思います。
特別に物語を書いたりするかも知れないので、順番どおりに物語が進んでいない可能性もあります。
特に関係がある物語の場合は、後書きに物語のタイトルを書きます。
基本的には一話完結の短編の物語です。
短編は「原稿用紙にして10枚〜30枚ほど」になります。
中編は「原稿用紙にして30〜100枚ほど」になります。
長編は「原稿用紙にして100枚以上」になります。
総タイトルが「戦国」となっていますが、細かく設定すると「戦国」ではない状況の可能性があります。
しかし、歴史を細かく正確に分ける事は無理があります。
大体「戦国の頃」とイメージしてください。
以上の事、ご了承して頂いてから物語をお読みください。
楽しんで頂けると嬉しいです。
※2007.2.1 誤字訂正。
雪月花(戦国恋語り 信玄の娘 松姫編)目次
小説目次
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