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福島県 2009年10月 NO.3
後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2009.10.28撮影。
撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。
※撮影の前日と当日の天候の関係で、地面や植物などが濡れています。
〜 会津若松市 〜
〜 阿弥陀寺 〜
戊辰戦争の中の会津の地で戦った会津藩の戦死者の埋葬は直ぐに許されませんでした。
後に埋葬は許されましたが、阿弥陀寺と長命寺に限られたそうです。
藤田五郎さん(新撰組三番組組長 斉藤一さん)、妻の藤田時尾さん、息子さんの藤田勉さん、などが永久の眠りに就くお墓が在ります。
藤田五郎さんの希望により、阿弥陀寺に埋葬されたそうです。
「鈴蘭(すずらん)」
ユリ科。
別名は「君影草(きみかげそう)」
「実」を撮影。
有毒部分がある。
詳細は各自でご確認ください。
〜 神指城跡 & 高瀬の大木 〜
会津の領主となった上杉景勝が、重臣の直江兼継に命じて築城を始めました。
築城途中に、徳川家康の会津征伐が始まるなどの情勢の変化、関ヶ原の戦いなどによって、築城は中断します。
関ヶ原の戦いの結末・以降の出来事により、城の完成を見る事はありませんでした。
現在は築城途中の一部が遺されています。
「高瀬の大木(たかせのたいぼく)」は「欅(けやき)」です。
昭和十六年一月二十七日(1941年1月27日)指定の国指定天然記念物です。
神指城の二ノ丸の土塁の東北隅の一部の辺りに在ります。
築城前から既に大木だった事が知られているそうです。
「神指城の本丸の石垣の基礎石」
上杉景勝が築城しようとして未完で終わった神指城の本丸に、慶山村(現在:東山町)の山中から運んだといわれる石垣の基礎石。
昭和五八年(1983年)に二ノ丸の土塁の所に移したそう。
「高瀬の大木(たかせのたいぼく)」
「欅(けやき)」
ニレ科。
写真中央部の一番高い木。
〜 如来堂 (神指城跡) 〜
神指城の跡(二ノ丸の付近のようです)の一部に在ります。
庄内へ援軍を求めて会津を離れようとする土方歳三さんの意見、会津藩主の松平容保さんへの恩義から会津に残る意見の山口次郎さん(斉藤一さん[後の”藤田五郎さん”])の意見がありました。
山口次郎さんの意見に同意した約二十名(十数名の説有)は会津に残りました。
山口次郎さんを含めた約二十名は、如来堂に宿陣しました。
会津戦争の中の慶応四年九月四日(1868年10月19日)に、新政府軍が如来堂に宿陣していた新撰組を攻撃しました。
山口次郎さんを含めて全員が討ち死にしたと伝わりました。
実際は、半数近く(半数以上の説あり)は討ち死にしましたが、山口次郎さんを含めた数名は生き残り戦いを続け、会津戦争が終わった時も、山口次郎さんを含めた数名は生き残りました。
如来堂は、新撰組殉難地、神指城跡、として知られています。
「銀杏(いちょう)」 イチョウ科。
2000年の調査で、樹高25m、幹周530cm、だそう。
如来堂の境内から見た景色。
〜 大戸町(芦ノ牧温泉駅と周辺) 〜
「芦ノ牧温泉駅」は、会津鉄道の駅の一つです。
「猫(ねこ)」
肉食目ネコ科ネコ属の哺乳類。
名前などの詳細が気になる方は、各自でご確認ください。
芦ノ牧温泉駅付近から朝の時間に撮影。
〜 御薬園 〜
会津藩二代藩主 保科正義が、園内に設け、各種の薬草栽培を試みたそうです。
三代藩主 松平 正容の時から次第に整備拡充されたそうです。
会津戦争中に西軍負傷者の保養所として利用されたそうです。
そのため、焼失などする事なく残ったといわれています。
薬草を撮影した関係で、効能を含めた説明などを書きました。
成分・効能・使用などの詳細は、各自でご確認をお願いします。
「美男葛(びなんかずら)」
モクレン科。
用部は、成熟果実。
用途は、滋養、強壮、鎮席薬、、五味子の代用、など。
昔は整髪に美男葛の樹液を使ったことから付いた名前だそう。
生薬名「南五味子(なんごみし)」
別名は「実葛(さねかずら)」
園内に居た鳥。
「豆柿(まめがき)」
カキノキ科。
別名は、「小柿(こがき)」、「信濃柿(しなのがき)」、「千成柿(せんなりがき)」、など。
果径は、1.5cm程。
若い果実を潰して「柿渋(かきしぶ)」を採る。
実生の苗を柿の台木にする。
実は、霜が降りる頃に渋さが抜けるそう。
生食、お餅に搗き込んで食べる、などの食用にするそう。
「サフラン」
アヤメ科。
多年草。
用部は、花柱上部の濃赤褐色の部分。
用途は、薬(鎮静、止血、月経不順、更年期障害、など)、染料(食品[サフランライス、パエリア、ブイヤベース、など]、薬品、化粧品、など)
「サフラン」に似た姿の「犬サフラン」がある。
「犬サフラン」は有毒植物の説明がある。
ご利用時には、各自で慎重な確認と慎重な利用をお願いします。
「山茱萸(さんしゅゆ)」
ミズキ科。
用部は、核を除いた果肉。
用途は、強壮、止血、収斂、など。
別名は、「春黄金花(はるこがねばな)」、「秋珊瑚(あきさんご)」
「薄(すすき)」
イネ科。
「芒」とも書く。
別名は、「茅(かや)」、「萱(かや)」、「尾花(おばな)」
用部は、根茎。
効用、感冒の解熱、利尿、など。
「秋の七草」の一つ。
〜 南会津郡 〜
〜 塔のへつり 〜
昭和十八年(1943年)八月二十四日に国の天然記念物に指定されました。
100万年もの長い年月をかけて、侵食と風化を繰り返して、見事で不思議な景観を造りだしたそうです。
全長は約200mほどです。
主だった岩には、烏帽子岩、象塔岩、土俵岩、などの名前が付いています。
「へつり」は地元の方言で「険しい崖。急斜面。」などの意味です。
「塔のへつり」には、虚空像菩薩が祀られています。
※今回の撮影時間に、霧が現れていました。
ご了承ください。
「塔のへつり」の一部。
「塔のへつり」の一部。
「藤見橋(ふじみばし)」から見た景色。
「藤見橋」は、木の吊橋。
この橋を渡り「塔のへつり」側へ行く。
吊橋のため揺れる。
人数制限などについての説明がある。
説明を読んで確認してから渡ってください
「塔のへつり」の一部。
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