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福島県 2010年1月 NO.2


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2010.1.4撮影。

撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。

※撮影の前日と当日の天候の関係で、雪が降り、地面や植物などが濡れています。


〜 喜多方市 〜


〜 蔵について 〜


喜多方市は、蔵とラーメンが有名と話す方が多いです。
戊辰戦争の中の会津戦争が起きた時は、会津から離れていたため、被害が少なく、江戸時代に建てられた蔵が幾つも残ったそうです。
明治時代になると、藩などの規制が減り、裕福な家などが比較的自由に蔵を建てられるようになったそうです。
大正時代も裕福な家などが蔵を建てたそうです。
明治時代や大正時代は、蔵を建てるのは、富の象徴、目標、夢、だったそうです。
しかし、昭和時代の中頃になると、地域の開発・生活環境の変化などから、蔵を壊す・蔵の大改装が始まったそうです。
そのような状況の中で、喜多方市の或る写真家の方が、蔵の姿や蔵の在る風景をたくさん撮影したそうです。
後にその方の写真展が開かれて、多くの方が蔵の写る写真を見たそうです。
更に、テレビで喜多方市の蔵が紹介されたそうです。
喜多方市の蔵が注目されるようになりました。
そして、蔵を維持管理する人達や団体が増えたそうです。


〜 安勝寺 〜


応永二十九年(1422年)の創建です。
明治十三年(1880年)の大火で本堂が消失しました。
後に、蔵造りの本堂が再建されました。
再建後の本堂は、瓦屋根、塗屋造り、窓には土戸、出入り口は三重、という火災に対する考慮をした造りです。
多くに見られる寺院とは違う珍しい寺だと思います。
花頭窓には、当時は珍しかったガラス戸を使用しています。
戊辰戦争時には、新政府軍の病院として使われたそうです。




「本堂」














〜 蔵 〜




建立:大正十三年(1924年)
種類:店蔵。
かつては、煙草、荒物扱っていた。














「蔵座敷美術館(くらざしきびじゅつかん)」
建立:明治二十四年(1891年)
種類:蔵座敷。
平成二年(1990年)に美術作品の鑑賞と蔵座敷の面白さも味わえる美術館として誕生。
平成十六年(2004年)四月にリニューアルオープン。











建立:天保(1830年〜1843年)・嘉永(1848年〜1854年) 頃〜
種類:店蔵、蔵座敷、家財蔵、商品蔵、塀蔵、など。
江戸時代後期の典型的な店蔵。
全部で9棟在るそう。
その中の1棟を撮影。











建立:昭和五年(1930年)
種類:店蔵、商品蔵。
かつて喜多方周辺はお茶の産地であり、こちらのお店も茶葉製造業として創業。
撮影日現在は日本茶を販売するお店になっている。












建立:明治初期〜中期。
種類:店蔵、味噌醤油蔵、蔵座敷。
蔵を建立した当時のお店の販売商品は分からないが、現在は荒物店さんの看板がある。
欅の総造りの店蔵、裏には商品蔵、味噌醤油蔵などが連絡しながら、83mにわたり並ぶ一大蔵群になっている。
独立して薪炭蔵があるのも、当事の商家のあり方を示している。









建立:明治初期。
種類:味噌蔵、醤油蔵、座敷蔵。















建立:明治末期。
種類:店蔵。
元は、綿屋さんの店蔵。
昭和五十四年(1979年)に改修して喫茶店としてオープンした。












建立:江戸〜昭和。
種類:酒蔵、座敷蔵。
酒造会社と風土館。
江戸時代中期寛政二年(1790年)創業の酒造会社。
江戸、大正、昭和、にわたる三棟の蔵が在る。
今回は、一棟を撮影。
写真の蔵は、江戸時代に多く見られる蔵の特徴がある。
町の郊外に酒造蔵を新設して以来、この場所に在る蔵は、酒蔵見学、イベント、などに利用しているそう。








建立:明治初期。
種類:店蔵。
明治初期に漆品工房・商品蔵として造られた蔵。
現在は喫茶店として利用されている。














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