このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

福島県 2012年10月 NO.2


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2012.10.22撮影。

撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。


〜 会津若松市 〜


〜 阿弥陀寺 〜


戊辰戦争の中の会津の地で戦った会津藩の戦死者の埋葬は直ぐに許されませんでした。
後に埋葬は許されましたが、阿弥陀寺と長命寺に限られたそうです。
藤田五郎さん(新撰組三番組組長 斉藤一さん)、妻の藤田時尾さん、息子さんの藤田勉さん、などが永久の眠りに就くお墓が在ります。
藤田五郎さんの希望により、阿弥陀寺に埋葬されたそうです。




「小紫式部(こむらさきしきぶ)」
クマツヅラ科。
落葉低木。
別名は、「小紫(こむらさき)」、「小式部(こしきぶ)」
開花時期は、6月〜8月中旬。
実の生る時期は、9〜11月。
花は、淡紫色の小花が、葉の付け根に、根元に近い場所から咲き始め、先端へと咲いていく。
実は、小さい実が花を追うように生る。
実の色は、緑色から紫色に変わっていく。
葉は、緑色で、上半分に鋸歯が見られ、対生に付く。
高さは、1〜1.5m。
初夏、紫色の小さな実をつける。
名前の由来は、主に二つになるよう。
一つの説は、紫色の実から、源氏物語の作者の「紫式部(むらさきしきぶ)」にちなんで名付けられた。
一つの説は、小さい「紫式部(むらさきしきぶ)」(クマツヅラ科 ムラサキシキブ属)というところから名付けられた。





境内に植わる木。
この木の下に、藤田五郎さん、藤田時尾さん、藤田勉さん、などが永久の眠りに就くお墓が在る。











〜 大戸町(芦ノ牧温泉駅と周辺) 〜


「芦ノ牧温泉駅」は、会津鉄道の駅の一つです。




「蛙(かえる)」
蛙には、「殿様蛙(とのさまがえる)」(アカガエル科のカエル)、「雨蛙(あまがえる)」(アマガエル科の両生類)、「土蛙(つちがえる)」(アカガエル科のカエル)、などがいる。
写真の蛙は「雨蛙」と思われる。
「雨蛙」を説明。
広義では、無尾目アマガエル科の両性類の総称、狭義では、「日本雨蛙(にほんあまがえる)」の通称。
「日本雨蛙」を説明。
アマガエル科の両生類。
体長は、3〜4cm。
体色は、黄緑・灰褐色など周囲に応じて変化する。
指には吸盤が発達。
草原・林に棲む。
湿度に敏感で、雄は夕立前によく鳴くため、雨の予報になると言われている。
夏の季語。
英語名は「tree frog」
鹿児島県では、レッドデータで「その他」(分布特性上重要)に指定。





芦ノ万温泉駅のホームから撮影。















「真弓(まゆみ)」
「壇」とも書く。
ニシキギ科。
落葉低木。
初夏の頃に、緑白色のような黄緑色のような、小さな花が咲く。
秋の頃に、赤色のようなピンク色のような実が生る。
実は、ほぼ四角形で、熟すと四つに裂けて赤い種子が現れる。
木がしなるので、昔は弓の材料に使ったそう。
真弓の木から作った弓は、「真弓」、「壇弓」と書くそう。



〜 御薬園 〜


会津藩二代藩主 保科正義が、園内に設け、各種の薬草栽培を試みたそうです。
三代藩主 松平 正容の時から次第に整備拡充されたそうです。
会津戦争中に西軍負傷者の保養所として利用されたそうです。
そのため、焼失などする事なく残ったといわれています。

薬草を撮影した関係で、効能を含めた説明などを書きました。
成分・効能・使用などの詳細は、各自でご確認をお願いします。




園内に居る鳥を撮影。















「茶の木(ちゃのき)」
ツバキ科。
用部は、嫩葉。
用途は、嗜好料、カフェイン(caffeine)原料。












「莢ずみ(がまずみ)」
スイカズラ科。
「ずみ」の部分の文字が難しく文字変換できない場合があるので、「莢ズミ」と書く事があるそう。
「蒲染」と書く事もあるそう。











「箒木(ほおきぎ)」
アカザ科。
生薬名は「地膚子(ぢふし)」
用部は、果実。
用途は、強壮、利尿。
茎を乾燥させて「草箒(くさぼうき)」に利用した事から付いた名前。
種子は、東北地方で「とんぶり」と呼ぶ。
種子、は食用として利用。












「柿の木(かきのき)」
カキノキ科。
落葉高木。
実は「柿(かき)」と呼ぶ。
写真の「柿の木」種類は不明。











「豆柿(まめがき)」
カキノキ科。
別名は、「小柿(こがき)」、「信濃柿(しなのがき)」、「千成柿(せんなりがき)」、など。
果径は、1.5cm程。
若い果実を潰して「柿渋(かきしぶ)」を採る。
実生の苗を柿の台木にする。
実は、霜が降りる頃に渋さが抜けるそう。
生食、お餅に搗き込んで食べる、などの食用にするそう。







いろいろな「実」















「夏黄櫨(なつはぜ)」
ツツジ科。
実は熟すと黒くなるそう。
実は、酸味があり、食べられるそう。












「錦木(にしきぎ)」
ニシキギ科。
秋に紅葉した葉が明るく美しい様子から付いた名前といわれている。
用部は、樹皮。
用途は、鎮痛、駆虫(果実の殺虫)、など。
新潟県では、準絶滅危惧種に指定。
福井県では、準絶滅危惧種に指定。
鹿児島県では、準絶滅危惧種に指定。
絶滅の危険がある植物になる。






「秋明菊(しゅうめいぎく)」の「八重」を撮影。
キンポウゲ科。
中国原産。
用部は、根。
効能は、「マラリア 打撲傷に内服」など。
用部や効能などの説明は、秋明菊の一重の場所に在った。
今回は、この説明を基本に書いた。
八重の効能を含めた詳細は、各自でご確認ください。
「秋明菊」は、日本には古くに渡来。
秋に菊に似た花が咲くところから着いた名前。
別名は、「秋牡丹(あきぼたん)」、「貴船菊(きぶねぎく)」
「貴船菊」は、京都の北の貴船地方に多い事から付いた別名だそう。





「石蕗(つわぶき)」
キク科。
「艶蕗」とも書く。
葉に艶のある蕗(ふき)から付いた名前だそう。
用部と用途は下に書く。
葉、は「民間で腫物 切傷 湿疹」
茎、は「食用」








           写真集トップ           


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください