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関西 2011年4月 NO.2


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2011.4.15撮影。

撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。

「関西」の定義は、様々な定義があります。
当サイトの写真集では、「近畿」より広く考える定義を基にしました。
ご了承ください。

※撮影当日の天候の関係で、地面や植物などが濡れています。


〜 京都府 〜


〜 京都御苑 〜


「京都市上京区」に在る。
東西約700m、南北約1300m。
御所などを除いた約63haが、国民公園として終日開放されている。
「京都御所」の周囲と地区が該当する。
京都御苑が現在のような公園として整備されたのは、明治以降の事になる。




「乾御門(いぬいごもん)」
京都御苑の周りには、かつての公家町と市中の境界であった九つの御門がある。
九つの御門の一つ。
京都御苑の北西に在る。
「蛤御門の変(はまぐりごもんのへん)」では、「乾御門」は薩摩藩が護っていた。










「桜(さくら)」
バラ科。




















「蒲公英」の「日本蒲公英(にほんたんぽぽ)」だと思う。
キク科。
「日本蒲公英」は、「関東蒲公英(かんとうたんぽぽ)」、「関西蒲公英(かんさいたんぽぽ)」、「東海蒲公英(かんさいたんぽぽ)」、などの総称になるそう。
















「桜(さくら)」
















「近衛邸跡(このえていあと)」
近衛家は、五摂家の一つ。
かつては、この池の西側に大きな屋敷があった。
御所が炎上した時に仮の御所になったことがある。













「今出川御門(いまでがわごもん)」
京都御苑の周りには、かつての公家町と市中の境界であった九つの御門がある。
九つの御門の一つ。












〜 大阪府 〜


〜 造幣局 桜の通り抜け 〜


「造幣局」は「大阪市北区」に在る。
江戸時代、旧藤堂藩蔵屋敷で里桜を育成していた。
造幣局は敷地と共に桜を受け継いだと言われている。
桜は旧藤堂藩蔵屋敷から移植された。
品種が多いばかりでなく、他では見られない珍しい里桜が集められていた。
明治16年(1883年)、局長の「局員だけの花見ではもったいない。市民と共に楽しもうではないか」との提案により、構内の桜並木の一般開放が始まった。
通り抜けは、当初、川崎通常門(現在の南門)から裏門(源八橋西詰)まで約1kmだったが、明治31年(1898年)に現在の北門付近までの約560mに短縮された。
毎年4月中旬頃の桜の開花時に、造幣局構内旧淀川沿いの全長約560m(造幣局南門[天満橋側]から北門[桜宮橋側]への一方通行)の通路を一般花見客のために1週間程開放している。
桜の大半は、遅咲きの八重桜になる。
平成23年時点の桜の種類は、128種。
平成23年時点の本数は、352本。
造幣局では、通り抜けの桜に親しみを持ってもらうため、数多くの桜の品種の中から、一種を「今年の花」として選んで毎年紹介している。
平成23年の「今年の花」は「妹背(いもせ)」になる。
造幣局の桜の通り抜けは、平成23年で128年目を迎えた。




「桜(さくら)」の「千里香(せんりこう)」
バラ科。
園芸種。
「里桜(さとざくら)」の仲間。
大輪。
一重咲き。
淡紅色。
花弁数は、5〜7枚。
開花期は、4月中旬。
東京荒川堤にあった桜で、花に芳香があることが付いた名前。






「桜」の「紅傘(べにかさ)」
北海道の松前で、「糸括(いとくくり)」の実生の中から選出育成されたもの。
花は、淡紅色、直径5〜6cmもある大輪。
花弁数は、50〜60枚。
開花期は、4月下旬。











「桜」の「鐘馗(しょうき)」
東京荒川堤にあった桜。
開花期は、4月中旬。














「桜」の「静香(しずか)」
北海道の松前町で「天の川(あまのがわ)」と「雨宿(あまやどり)」を交配育成させた桜。
花は、白色。
花弁数、は15〜20枚。
芳香がある。
開花期は、4月中旬。










「桜」の「林二号(はやしにごう)」
「林2号」と書く時がある。
「林一号(はやしいちごう)」に続き育成された八重桜。
仙台の植木屋さんの林氏が第二番目に育成した桜の説明がある。
花は、淡紅紫色。
花弁数は、15〜18枚。










「桜」の「平野妹背(ひらのいもせ)」
京都平野神社境内にあった桜。
花は、紫味を帯びた淡紅色で、開花につれて淡紅白色になる。
花は、横向き、又は、下向き、に咲く。
花弁数は、22〜25枚。











「桜」の「紅南殿(べになんでん)」
京都の佐野藤右衛門氏が栽培していた桜。
花は、紅紫色。
開花期は、4月中旬。













「桜」の「奥都(おくみやこ)」
咲き始めは淡紅色だが、満開時には白色になる。
花の直径は4〜4.5cm。
花弁数は、10〜20枚。
八重桜。












「桜」の「帆立(ほたて)」
花は、白色で、雄しべの1〜2本が花弁化して、帆を立てたような形をしているところから、付いた名前。
「大島桜(おおしまざくら)」の雑交種。
開花期は、4月上旬。












「桜」の「紅手毬(べにてまり)」
「小手毬(こでまり)」と同様だが、花が赤い手毬の状態となるところから、付いた名前。
開花期は、4月中旬。













「桜」の「紅虎の尾(べにとらのお)」
古くから京都で栽培されていた桜といわれ、咲く有様は虎の尾のよう。
花は、淡紅色。













「桜」の「高台寺(こうだいじ)」
京都洛東高台寺の玄関口にある桜。
花は、淡紅白色。
花弁数は、10〜15枚。
優雅な大輪の桜。
開花期は、4月中旬。











「桜」の「紅玉錦(べにたまにしき)」
北海道松前で、八重霞桜と里桜を交配育成された桜。
つぼみが紅の玉のようになり、花が球状になる。
花は、淡紅色、大輪。
花弁数は、40〜50枚。












「桜」の「御衣黄(ぎょいこう)」
花は、黄緑色で、開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現われる。
大変珍しい品種。
花弁数は、10〜20枚。
開花期は、4月中旬〜下旬。











「桜」の「牡丹(ぼたん)」
荒川堤由来の桜。
大島桜系の里桜。
花はふっくらした牡丹の花を思わすような淡紅色の優雅な大輪。
花弁数は、10〜15枚。
開花期は、4月中旬。










「桜」の「松前紅紫(まつまえべにむらさき)」
北海道松前郡松前町の浅利政俊氏が、「江戸(えど)(※品種名)」と里桜を交配育成することによって生まれた品種。
花の色が紅紫の色調を有することから命名されたと言われる。
花の蕾は、濃紅紫色。
開花後に、紅紫色になる。
花径は、4.5〜5.5cm。
花弁数は、35〜50枚。
大輪の花が鈴なりに着き、下向きに咲く美しい桜。
開花期は、4月中旬。






「桜」の「大提灯(おおぢょうちん)」
球形の大輪の花が提灯のようにぶら下がって咲く。
花は、淡紅色を帯びた白色。
荒川堤由来の桜。
開花期は、4月中旬。












「桜」の「蘭蘭(らんらん)」
北海道松前で、「白蘭」と「雨宿(あまやどり)」との交配から選出育成された桜。
花は、白色に近く、外面は、淡紅紫色。
花弁数は、15〜25枚。
上野動物園のパンダ「蘭蘭(らんらん)」の死を悼んで、昭和55年の「子供の日」(1980年5月5日)に、松前の子供たちが命名した。
開花期は、4月中旬。








「桜」の「黒田百年(くろだひゃくねん)」
京都府京北町の黒田神社境内にあった名桜。
佐野藤右衛門氏によって、接木し育成された。
明治から100年を記念する意味も含め、名付けられた。
開花期は、4月中旬。












「桜」の「朱雀(しゅじゃく)」
「すざく」とも呼ぶ。
昔、京都朱雀にあった有名な桜。
花の直径は、4cm。
花弁数は、8〜15枚。
花は、淡紅色で、外弁は、やや濃紅、やや垂れ下がって咲く。
大輪。
半八重桜。
開花期は、4月中旬。












「桜」の「琴平(ことひら)」
香川県琴平神社(金刀比羅宮)境内にある山桜系の桜。
花は、微淡紅色で、後にに白色になる。
花弁数は、6〜20枚。
開花期は、4月中旬。












「桜」の「雨情枝垂(うじょうしだれ)」
詩人の野口雨情氏の邸内(現在の宇都宮市鶴田町)にあったところから、名付けられた。
花は、淡紅色。
花弁数は、15〜26枚。
開花期は、4月中旬。















「桜」の「雨宿(あまやどり)」
東京荒川堤にあった桜。
葉かげに垂れて咲く形があたかも葉かげに雨をよけているように見える事から名付けられた。
蕾は、淡紅色。
花は、白色。
花弁数は、10〜20枚。
開花期は、4月中旬。









「桜」の「妹背(いもせ)」
花は濃淡になった紅色で、時に一つの花に実が二つ、対になってつくことから、名付けられた。
花弁数は、30枚程ある。
二段咲きが見られる。
開花期は、4月中旬〜下旬。











「桜」の「思川(おもいがわ)」
栃木県小山市の修道院にあった「十月桜(じゆうがつざくら)」の種から育成された桜。
修道院の下を流れる川の名にちなんで、名付けられた。
花は、淡紅紫色。
花弁数は、6〜12枚。
開花期は、4月上旬。














「桜」の「林一号(はやしいちごう)」
「林1号」と書く事もある。
仙台の植木屋の林氏が初めて育成した新しい八重桜。
花弁数は、20〜40枚。
花は、淡桃色。
「楊貴妃(ようきひ)」に似ている。











「桜」の「市原虎の尾(いちはらとらのお)」
京都洛北市原にあった桜。
咲く有様は虎の尾のように見える事から名付けられた。

花は、淡紅白色。
花弁数は、25〜50枚。











「桜」の「春日井(かすがい)」
奈良春日山の麓にあった桜を京都市の佐野藤右衛門氏が接木育成した桜。
里桜。
花は、淡紅色。
花弁数は、15〜20枚。
開花期は、4月中旬。










「桜」の「糸括(いとくくり)」
江戸時代から知られている桜。
花は、淡紅色。
花弁数は、10〜20枚。
開花期は、4月中旬〜下旬。












「桜」の「夕暮(ゆうぐれ)」
花は、大輪の淡桃色。
夕暮に美しいといわれる事から名付けられた。
里桜。
花弁数は、5〜15枚。
芳香がある。
開花期は、4月中旬。











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