このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

関西 2011年8月 NO.1


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2011.8.2撮影。

撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。

「関西」の定義は、様々な定義があります。
当サイトの写真集では、「近畿」より広く考える定義を基にしました。
ご了承ください。


〜 京都府 〜


〜 大寧軒(南禅寺 大寧軒) 〜


「だいねいけん」
「京都市左京区」に在る。
非公開の庭園と建物。
撮影日は、特別公開期間中だった。
特別公開期間中の拝観は、有料。
「臨済宗南禅寺派本山 南禅寺」の塔頭寺院であった「大寧院」の跡に、茶道の家元 薮内家 第11代 薮内紹智さんにより、明治末期に造られた池泉回遊式の大庭園。
南禅寺の境内に在る施設という事になる。
東山三十六峰の一つ「大日山(標高:150m)」を借景にした470坪の庭園。
庭園には、琵琶湖疏水を引き入れた小川が流れている。
庭園に取り込まれている滝口の水は、琵琶湖疏水の取水口の一つから導かれ、落差を利用して、3mの瀧を表現している。
庭園に在る池には、石造りの「三柱鳥居」が建てられている。
石造りの「三柱鳥居」の足元中央からは、水が湧き出ている。
石造りの「三柱鳥居」は、太秦の古社「木嶋巫天照御魂神社」(通称:蚕の社、または、蚕ノ社)」の鳥居を模したものといわれている。
明神鳥居を三基組み合わせた珍しい形になる。
庭園には、茶室「環翠庵」、灯篭、玄武岩を利用した庭石、などが在る。




琵琶湖疎水を引き入れた小川。
















「環翠庵」
茶室。
待合を兼ねている。














琵琶湖疎水を使用した池。
写真中央部に、石造りの「三柱鳥居」が見える。















石造りの「三柱鳥居」














〜 京都府立植物園 〜


「京都市左京区下鴨半木町」に在る。
園内の敷地面積:約24ha。
大正六年(1917年)に着工。
大正十三年(1924年)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園。
第二次大戦中は園内に菜園が設けられ、食糧増産の場になった。
第二次大戦後は、昭和21年(1946年)から12年間、連合軍に接収され閉園なった。
昭和三十六年(1961年)4月、再び公開した。
入園料必要。(撮影日の確認)




「変化朝顔(へんかあさがお)」の「黄 尾長竜田葉 紺筒白 切咲」
ヒルガオ科。
「変化朝顔」は、「変化咲き朝顔(へんかざきあさがお)」とも呼ぶ。
「正木系統(まさきけいとう)」
「切咲」は、花弁に切れ込みが入る咲き方をする朝顔。
この変化朝顔の名前の見方は、「黄」色の「尾長」状の「竜田」の形の葉で、「花弁部分は、紺色、中央の筒部分は白色」の「切咲」の朝顔となると思われる。
「変化朝顔」は、「変化咲き朝顔(へんかざきあさがお)」とも呼ぶ。
江戸時代に流行した珍しい「朝顔(あさがお)」 「変化朝顔」は、「出物系統(でものけいとう)」と「正木系統(まさきけいとう)」に分かれる。
「正木系統」は、単純な突然変異が見られるもので、どの株からも種子を採る事が出来るそう。
「出物系統」は、花、葉、蔓などが変化に富んでいるため、種子の採れる株と、種子の採れない株に分かれるそう。
「変化朝顔」は、遺伝子などが関係しているので、名前の通りに咲かない事があるそう。
変化朝顔の名前は漢字が長く続く事が多い。
名前の見方は朝顔の特徴を表している。
「葉の色」→「葉の形状」→「茎」→「花の色」→「花の形状」となっている事が多い。




「変化朝顔」の「黄 打込桔梗渦葉 紺色覆輪 桔梗咲」
「正木系統」
「桔梗咲(ききょうざき)」は、花が星型に咲き、花びらの先端が尖っている事により、桔梗のように見えるのが特徴。
この変化朝顔の名前の見方は、「黄」色の「打込桔梗」状の「渦」の形の葉で、「紺色覆輪」の「桔梗咲」の朝顔となると思われる。










「変化朝顔」の「采咲白撫子」
「出物系統」のよう。
葉についての名前は無いが、柳の葉の様子に似ているので、葉の名前は「柳葉」になると思われる。
「采咲(さいざき)」は、幾つにも細かく切れ込みの入った花弁を、武将の持つ采配に見立てた呼び方だそう。
ただし、咲き方の種類の中に、「撫子采咲(なでしこさいざき)」として説明をしている時かある。
どの程度まで細かく分けると、「采咲」と「撫子采咲」が分かれるのか、分からない。
名前の順番は違うが、「采咲」で「白」色の「撫子」のような朝顔、という意味で名付けられたと思われる。





「朝顔(あさがお)」の「新戸部の誉(にとべのほまれ)」
「大輪朝顔」
「切込作り」と思われる。
「大輪朝顔」は、花の大きさや色や模様などを観賞するために作られた朝顔。
大きさは20cm程になる。
品評会などでは、「大輪朝顔」の大きは重要な条件だが、大き過ぎてはいけないそう。
ちなみに、写真の「新戸部の誉」は「優等」








「つばめおさがお」
「つばめ朝顔」とも書く。
「紅ちどり」の名前でも知られている。
鮮紅色で花径約4〜5cmほどの極小輪花。
葉は小さく銀白色の斑入り。
蔓の伸びは少ない。















「朝顔」の「団十郎(だんじゅうろう)」
「大輪朝顔」
「切込作り」と思われる。
茶色の朝顔を「団十郎」と呼ぶ事があるが、「団十郎」は特定の品種を差す。
写真の朝顔は「団十郎」になる。
江戸時代に歌舞伎役者の二代目 市川団十郎さんが、茶色の衣装を好んで着用したことにちなんで、「団十郎」と名付けられたそう。








「変化朝顔」の「黄 桔梗渦葉枝垂 紅白覆輪 桔梗咲」
「正木系統」
この変化朝顔の名前の見方は、「黄」色の「桔梗」状の「渦」の形の「葉」で、「枝」が「垂」れて、「花弁部分は、紅色、白色の覆輪」の「桔梗咲」の朝顔となると思われる。
















「蓮(はす)」の「請所本紅(うけしょほんべに)」
スイレン科。



















「蓮」
名札は「インド蓮(いんどはす)」となっていた。
良く見る「インド蓮」の写真は、ピンク色、ピンク色に白色の覆輪、白色でピンク色の覆輪、になる。
今回は名札どおりに「インド蓮」とする。
















「蓮」の「明光蓮(めいこうれん)」
1971年作出。
「蜀紅蓮」と「舞妃蓮」の交配種。


















「向日葵(ひまわり)」の「モネのひまわり」
キク科。
「モネのヒマワリ」とも書くらしい。
向日葵は、北アメリカ原産。
種蒔き後、約60日で開花。
レモンイエローと八重の花びらが特徴。
画家の「モネ」の「ひまわり」の名前の作品を意識して作られたそう。
作品の詳細には各自でお調べください。








「向日葵」の「ソラヤ」
種蒔き後、90日前後で切花として利用できるそう。
有花粉種。


















「向日葵」の「バレンタイン」
中高性種。
分枝性に優れている。


















「向日葵」の「ダブルシャイン」
無花粉系。
八重咲き分枝系。


















「ラベンダー エレガンス パープル」
シソ科。
マンステッド系。
イングリッシュラベンダー。
ラベンダーの一種類。
利用方法は、香水、ハーブティー、クラフト、浴用、ポブリ、などらしい。
効能や利用方法の詳細は、各自でご確認ください。














「茄子(なす)」の「甲子園(こうしえん)」
ナス科。
観賞用の茄子。
果実は、球形。
果実の色は、白色から熟すと橙色になる。












「プティロータス ジョーイ」
ヒユ科。
オーストラリア原産。
「プチロータス ジョーイ」とも書く。
「プティロータス」、「プチロータス」、の名前でも見る事がある。
尻尾のようなふわふわとした可愛らしいピンク色の花穂が特徴。















「ジニア」の「クイーンライム」
キク科。
草丈は、60〜70cm。
花径は、6〜8cm。
八重咲き品種。
分枝性が良い。
花期が長いところから、「ジニア」には「百日草(ひゃくにちそう)」の別名がある。













「ジニア」の「イエローフレーム」














〜 壬生寺 〜


「京都市中京区」に在る。
「壬生(みぶ)」は、この辺りの村の名前。
「壬生村」に在ることから、「壬生寺」と呼ばれるようになった。
正暦2年(991年)、園城寺の快賢僧都によって創建。
新撰組の屯所として使用していた。
新撰組の屯所は、壬生寺、を含めて数ヶ所ほど在る。
新撰組は屯所を別の場所に移してからも、稽古などで利用していた。
一部隊士の墓が在る。
新撰組の縁の寺として知られる。
一部施設有料。(撮影日の確認)




「本堂」
お盆の準備の為に普段と違う。
















           写真集トップ           


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください