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関西 2011年11月 NO.1


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2011.11.8撮影。

撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。

「関西」の定義は、様々な定義があります。
当サイトの写真集では、「近畿」より広く考える定義を基にしました。
ご了承ください。

散水と思われる状況より、植物や地面などが濡れている写真があります。
ご了承ください。


〜 京都府 〜


〜 嵐山 〜


「あらしやま」と呼ぶ事が多い。
「らんざん」と呼ぶ事がある。
ちなみに、「あらしやま」は別な県の山と同じ読み方で、「らんざん」は別な県の地名と同じ読み方、になる。
「京都市」の西部に在る。
京都市の西部の景勝地。
国の史跡および名勝に指定されている。
「嵯峨野(さがの)」を流れる「大堰川(おおいがわ)[桂川(かつらがわ)]」の南岸に位置する標高381mの山をいう。
本来、地名としては、「京都市西京区」の「桂川」の右岸を指し、左岸は「京都市右京区」嵯峨になる。
観光案内などでは、嵯峨地区を含めた「渡月橋(とげつきょう)」周辺全域をまとめて「嵐山」と称する事が多い。
今回は、「渡月橋」の周辺全域を「嵐山」とする。




嵐山方面から撮影。















嵐山周辺をズームにして撮影。















「渡月橋(とげつきょう)」と「大堰川(おおいがわ)[桂川(かつらがわ)]」
「大堰川」について説明する。
京都府の桂川の上流の称。
または、川の嵐山渡月橋付近から桂橋までの称。
一級河川。
「桂川」について説明する。
京都市西部を流れる川。
保津川の下流部になる。
京都盆地に流入して「淀川(よどがわ)」に合流するまでの約31kmを呼ぶ。
鴨川を合わせ、淀川に注ぐ。
一級河川。
「渡月橋」について説明する。
京都市に在る「嵐山(あらしやま)」の山麓の「大堰川(おおいがわ)[桂川(かつらがわ)]」に架かる橋。
長さ、約155m。
渡月橋の北側は「京都市右京区」、渡月橋の南側は「京都市西京区」になる。
平安初期(9世紀)に架設されたのが始まりといわれる。
当初の頃の橋は、やや上流に位置していたが、「角倉了以(すみのくらりょうい)」さんが、「慶長十一年(1606年)」に、「大堰川」の開削にあたって、現在の場所に架橋した。
現在の橋は、昭和七年(1932年)〜昭和九年(1934年)の頃に掛けられた。
現在の橋は、橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製だが、欄干は景勝地である嵐山の風景にとけ込むよう木造となっている。



〜 大覚寺 〜


「だいかくじ」
「京都市右京区嵯峨」に在る。
通称は、「旧嵯峨御所(きゅうさがごしょ)」
嵯峨山と号する真言宗大覚寺派の大本山。
本尊は、不動明王を中心とする五大明王。
嵯峨天皇が后の新居として、「嵯峨院」を建立された。
嵯峨院が現在の大覚寺の前身となる「嵯峨離宮」になる。
貞観十八年(876年)、嵯峨天皇の長女の正子内親王が嵯峨院を大覚寺と号された。
開山は、恒寂法親王。
以後代々、法親王が入寺。
元中九年(明徳三年)(1392年)に、南北朝の媾和が大覚寺で行われた。
嵯峨菊に関係する場所、活花発祥の地
一部施設入園料必要。(撮影日の確認)




「大沢池(おおさわいけ)」
大覚寺の東に位置する。
周囲約1kmの日本最古の人工の林泉。
嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営にあたって、中国の洞庭湖を模して造られたところから、庭湖とも呼ばれる。











大沢池を泳ぐ鳥。















「嵯峨菊(さがぎく)」
キク科。
古典菊。
小菊の一種類。
糸のように細い管弁が特徴。
嵯峨天皇の御代に、大沢池の菊ケ島に自生していた嵯峨野独特の野菊を、「天、地、人」の微妙な配置に仕立て上げた。






〜 京都府立植物園 〜


「京都市左京区下鴨半木町」に在る。
園内の敷地面積:約24ha。
大正六年(1917年)に着工。
大正十三年(1924年)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園。
第二次大戦中は園内に菜園が設けられ、食糧増産の場になった。
第二次大戦後は、昭和21年(1946年)から12年間、連合軍に接収され閉園なった。
昭和三十六年(1961年)4月、再び公開した。
入園料必要。(撮影日の確認)




「秋桜(こすもす)」の「イエローキャンパス」
キク科。
「コスモス」について説明。
一年草。
メキシコ原産。
日本に渡来した最初の頃は、「秋桜(あきざくら)」と呼ばれていたそう。
コスモスが日本に渡来した時期は、幾つかの説がある。
一つは、明治中期頃。
画家か学校の先生が日本に初めて紹介したといわれている。
一つは、江戸時代末期(1861年〜1864年頃)
島津藩に届いたのが初めてと言われている。
オランダ人かポルトガル人が届けたといわれている。
日本国内で広く見られるようになったのは、明治時代末頃だそう。
花の咲く様子などが日本人に親しまれて、広まっていったよう。
「コスモス」の言葉は、ギリシャ語では「cosmos」で、ラテン語では「kosmos」と書く。
ギリシャ語では「宇宙。世界。」の意味があるそう。
そこから、コスモスや宇宙を「cosmos」と書くようになったそう。
在来種のコスモスは、白色・ピンク色・紅色で、一重咲きだったそう。
現在は、品種改良の関係で、早咲き・遅咲き、一重咲き・八重咲き、ピンク色・白色・赤色・ぼかしの入った色、などたくさんある。
「イエローキャンパス「について説明。
明るい透明感のある黄色が特徴の品種。
中輪。
秋咲き種。
花径は、6〜7cm。
草丈は、100〜150cm。





「秋桜」の「オレンジキャンパス」
「キャンパス」の名前が付く「キャンパス」シリーズの一種類。
とても珍しい淡いオレンジ色の花色。
花径は、6〜7cm。
草丈は、1〜1.5m。
中輪咲き。
日長が短くならないと花をつけないタイプ。
切花向けに改良された。
秋咲き種。






「コスモス」の「ダブルクリック」の「スノーパフ」
「ダブルクリック(混合種)」から選抜された白色の単色品種。
個体により、一重に近い状態、筒状の状態、も若干だが開花することがある。











「亜米利加山法師(あめりかやまぼうし)」
ミズキ科。
北アメリカ原産。
「アメリカヤマボウシ」、「アメリカ山法師」、などとも書く。
別名は、「花水木(はなみずき)」
英語名は「flowering dogwood」
花びらに見えるのは、総苞片。
果実は、10月頃に熟し、鮮紅色、になる。
街路樹として植える事もある。
明治時代の東京市長の尾崎行雄氏がアメリカの ワシントン市へ桜を寄贈した御礼として、大正四年(1915年) に、 アメリカから「亜米利加山法師」贈られた。
その後、全国に普及した。





「イチゴノキ」
ツツジ科。
原産地は、地中海沿岸、アイルランド。
名前の由来は、実の姿が「苺(いちご)」に似るところから。
花茎は下向きに垂れ下がる。
花の姿は、壺を逆さにしたような形の小さな白花(「灯台躑躅[どうだんつつば]」、「馬酔木[あせび]、に似る)をたくさん付ける。
花は秋頃に咲く。
開花と同じ頃に、昨年の花の果実が熟す。
果実は、直径1.5cmほどの球形で、緑色→オレンジ色→赤色、と色付いて変化していく。
うまくいけば、花と果実が同時に見られる。










「マリゴールド」の「モーグリバイカラー」
キク科。
「マリーゴールド」とも呼ぶ。
最小のマリゴールド。
花径は、約2cm。
高さ、約15cm。
花付きが非常に良い。
開花期間が長い。








「ペチュニア」の「オペラシュプリーム」
ナス科。


















噴水に「虹(にじ)」が出来たところを撮影。















「バラ」の「ビンゴ メディランド」
バラ科。
作出国:フランス。
作出年:1994年。
修景用バラ。
微香。
四季咲き。









「バラ」の「マイナーフェアー」
作出国:ドイツ。
作出年:1990年。
修景用バラ。
微香。
四季咲き性。










「バラ」の「マチルダ」
作出国:フランス。
作出年:1988年。
フロリバンダ系。
微香。
四季咲き性。










「バラ」の「花房(はなぶさ)」
作出国:日本。
作出年:1981年。
フロリバンダ系。












「白梅擬(しろうめもどき)」
モチノキ科。
雌雄異株。
「梅擬(うめもどき)」の変種らしい。












「唐楓(とうかえで)」
カエデ科。
落葉中高木。
雌雄同株。
紅葉することから、街路樹に多用される。









〜 壬生寺 〜


「京都市中京区」に在る。
「壬生(みぶ)」は、この辺りの村の名前。
「壬生村」に在ることから、「壬生寺」と呼ばれるようになった。
正暦2年(991年)、園城寺の快賢僧都によって創建。
新撰組の屯所として使用していた。
新撰組の屯所は、壬生寺、を含めて数ヶ所ほど在る。
新撰組は屯所を別の場所に移してからも、稽古などで利用していた。
一部隊士の墓が在る。
新撰組の縁の寺として知られる。
一部施設有料。(撮影日の確認)




落葉した紅葉する葉。
落葉した場所から推測すると、「染井吉野(そめいよしの)」の葉と思われる。












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