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関西 2012年1月 NO.1


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2012.1.30撮影。

撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。

「関西」の定義は、様々な定義があります。
当サイトの写真集では、「近畿」より広く考える定義を基にしました。
ご了承ください。

前日から当日の天気の関係(降雪など)、または、散水と思われる状況より、植物や地面などが濡れている写真があります。
ご了承ください。


〜 京都府 〜


〜 嵐山 〜


「あらしやま」と呼ぶ事が多い。
「らんざん」と呼ぶ事がある。
ちなみに、「あらしやま」は別な県の山と同じ読み方で、「らんざん」は別な県の地名と同じ読み方、になる。
「京都市」の西部に在る。
京都市の西部の景勝地。
国の史跡および名勝に指定されている。
「嵯峨野(さがの)」を流れる「大堰川(おおいがわ)[桂川(かつらがわ)]」の南岸に位置する標高381mの山をいう。
本来、地名としては、「京都市西京区」の「桂川」の右岸を指し、左岸は「京都市右京区」嵯峨になる。
観光案内などでは、嵯峨地区を含めた「渡月橋(とげつきょう)」周辺全域をまとめて「嵐山」と称する事が多い。
今回は、「渡月橋」の周辺全域を「嵐山」とする。




「渡月橋(とげつきょう)」と「大堰川(おおいがわ)[桂川(かつらがわ)]」
「大堰川」について説明する。
京都府の桂川の上流の称。
または、川の嵐山渡月橋付近から桂橋までの称。
一級河川。
「桂川」について説明する。
京都市西部を流れる川。
保津川の下流部になる。
京都盆地に流入して「淀川(よどがわ)」に合流するまでの約31kmを呼ぶ。
鴨川を合わせ、淀川に注ぐ。
一級河川。
「渡月橋」について説明する。
京都市に在る「嵐山(あらしやま)」の山麓の「大堰川(おおいがわ)[桂川(かつらがわ)]」に架かる橋。
長さ、約155m。
渡月橋の北側は「京都市右京区」、渡月橋の南側は「京都市西京区」になる。
平安初期(9世紀)に架設されたのが始まりといわれる。
当初の頃の橋は、やや上流に位置していたが、「角倉了以(すみのくらりょうい)」さんが、「慶長十一年(1606年)」に、「大堰川」の開削にあたって、現在の場所に架橋した。
現在の橋は、昭和七年(1932年)〜昭和九年(1934年)の頃に掛けられた。
現在の橋は、橋脚と橋桁は鉄筋コンクリート製だが、欄干は景勝地である嵐山の風景にとけ込むよう木造となっている。

















〜 京都府立植物園 〜


「京都市左京区下鴨半木町」に在る。
園内の敷地面積:約24ha。
大正六年(1917年)に着工。
大正十三年(1924年)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園。
第二次大戦中は園内に菜園が設けられ、食糧増産の場になった。
第二次大戦後は、昭和21年(1946年)から12年間、連合軍に接収され閉園なった。
昭和三十六年(1961年)4月、再び公開した。
入園料必要。(撮影日の確認)




「梅花黄連(ばいかおうれん)」
キンポウゲ科。
常緑多年草。
花の形が梅の花を思わせることろから名付けられた。
別名は「五加葉黄蓮(ごようかおうれん)」
別名は、葉が「五加木(うこぎ)」)に似ているところから名付けられた。
愛媛県では、「絶滅危惧種」に指定。
福島県では、「絶滅危惧種」に指定。
他の幾つもの県でも絶滅危惧種に指定されている。






「ビグノニア マグニフィヒカ」
ノウゼンカズラ科。
「ビグノニア マグニフィカ」とも呼ぶ。
スペルが「Bignonia magnifica」なのでスペルの呼び方で変わると思われる。
ベネズエラ原産。
つる性植物。
非常に生育が旺盛。
高さ数mの潅木のようになる事がある。
美しい花を咲かせるので、熱帯、亜熱帯地方では公園・庭園などでは、観賞用として栽培されている。
温室内で撮影。





「ブラケア グラキリス」
ノボタン科。
プラケア属。
中央アメリカ原産。
常緑低木。
海抜2000mまで分布する。
花弁と果実は食べられるそう。
プラケア属の名は、属の立役者である方が、支援者の名前にちなんで名付けたそう。
食用などの詳細は、各自でご確認ください。
温室内で撮影。





「葉牡丹(はぼたん)」
アブラナ科。
江戸時代に野菜として渡来したそう。













「葉牡丹」の「紅つぐみ」
「つぐみシリーズ」の一種類。
丸葉系。
大阪丸葉矮性種。
中心部は鮮紅色で外葉は緑色。











「葉牡丹」の「白くじゃく」
切葉種。
外葉の切れ込みが非常に細かい矮性種。













「葉牡丹」の「白つぐみ(しろつぐみ)」
「つぐみシリーズ」の一種類。
丸葉系。
大阪丸葉矮性種。
中心部は白色で中心は淡桃色。
葉が軽く波打ち、従来の大阪丸葉系より緑のフリンジが強い。









「葉牡丹」の「桃つぐみ(ももつぐみ)」
「つぐみシリーズ」の一種類。
丸葉系。
大阪丸葉矮性種。
中心部は桃色で外葉色は緑色。











「葉牡丹」の「グラマーレッド」
名古屋ちりめん系の品種。
葉は縮緬状になり、全体に光沢があるのが特徴。













「奇想天外(きそうてんがい)」
ヴェルヴィッチア科。
原産地は、ナミビア〜アンゴラ南部。
和名は、「奇想天外」、「砂漠万年青(さばくおもと)」、「ウェルウィッチア」、など。
ナミビア〜アンゴラ南部の限られた地域に自生する雌雄異株の裸子植物。
終生2枚の葉しか出さない珍奇な植物。
1科1属1種のヴェルヴィッチア科として独立した科が設けられている。
化石の中にも類縁のものは見付かっていない。
長寿な植物としても知られ、推定樹齢2000年の固体も知られている。
種子から発芽した個体が、再び種子をつけるまでに、25年ほどかかると考えられている。
オーストラリアの探検家により、1859年9月3日に発見された。
現在、「奇想天外」は菌類の一種類を宿主とする病原体によって、種子の生存能力が低下し、新しい群落ができにくくなっている。
絶滅危惧種に指定されている。
ワシントン条約に登録されている。
温室内の撮影。





「大紅合歓(おおべにごうかん)(白花)」
マメ科。
ボリビア原産。
白く毛のように多数飛び出している部分は、雄しべ。
標準的な「大紅合歓」は赤色の花だが、写真の固体は白花種になる。
温室内の撮影。









「大鬼蓮(おおおにばす)」
スイレン科。
南米アマゾン川流域原産。
夜咲き。
大きな花を咲かせる。
葉の直径は2mを超えるようになる。
花は2日にわたって咲く。
1日目は、白色の花が咲く。
2日目は、赤紫色に変色した花が咲く。
温室内で撮影。






「お多福南天(おたふくなんてん)」
メギ科。
常緑広葉樹。
別名は「オカメナンテン」












「リスカテ ゲイザーゴールド」の「ゴールデンスター」
ラン科。
リスカテ属。
園芸種。
ラン科リスカテ属の一種類。
温室内で撮影。










「霜柱(しもばしら)」
シソ科。
多年草。
学名は「Keiskea japonica」
学名の一部の「Keiskea」は、明治時代の日本の学者にちなんだ名前だそう。
「霜柱」は、冬に枯れた茎に氷柱が出来る様子を霜柱に見立てて名付けられた。
別名は、「雪寄せ草(ゆきよせそう)」、「雪寄草(ゆきよせそう)」、など。
山地の木陰に生える。
高さ、約60cm。
秋に、茎の上部の葉の脇から穂を出し、白の唇形の花を総状につける。
冬(ただし、気温の低い時)の気温の低い朝に幾つかの条件が合わさると、枯れた茎に氷柱が出来る。
地上部は枯れているが、地下部は生きていて、水を吸い上げるため、外気に触れて氷柱が出来る。
最低限の条件として、水を吸い上げるため地下部は氷点下まで下がっていない、地上部は氷柱になるため氷点下になっている、が必要。
気温が上がる、日が当たる、などによって、氷柱は見られなくなる。





「ビオラ」の「ソルベ オレンジデュエット」
スミレ科。












〜 壬生寺 〜


「京都市中京区」に在る。
「壬生(みぶ)」は、この辺りの村の名前。
「壬生村」に在ることから、「壬生寺」と呼ばれるようになった。
正暦2年(991年)、園城寺の快賢僧都によって創建。
新撰組の屯所として使用していた。
新撰組の屯所は、壬生寺、を含めて数ヶ所ほど在る。
新撰組は屯所を別の場所に移してからも、稽古などで利用していた。
一部隊士の墓が在る。
新撰組の縁の寺として知られる。
一部施設有料。(撮影日の確認)




「寒椿(かんつばき)」か「山茶花(さざんか)」と思われる。
ツバキ科。














本堂。節分会の準備のため普段と違う。














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