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関西 2013年3月 NO.2


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2013.3.21撮影。


撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。


「関西」の定義は、様々な定義があります。
当サイトの写真集では、「近畿」より広く考える定義を基にしました。
ご了承ください。


~ 京都府 ~


~ 法金剛院 ~


「ほうこんごういん」
「京都市右京区花園扇野町」に在る。
律宗の寺院。
山号は、「五位山」
平安時代の初め、右大臣清原夏野の山荘を没後に寺に改めた事が前身となる。
開基は、「待賢門院(たいけんもんいん)(鳥羽天皇の中宮)」とされる。
建立は、大治五年(1130年)になる。
円覚上人によって再興。
庭園は、特別名勝となっている。
庭園は、平安末期の池泉回遊式浄土庭園になる。
「関西 花の寺 第十三番」になる。
施設は一部を除き有料。(撮影日確認)




「寒菖蒲(かんあやめ)」
アヤメ科。
常緑多年草。
別名は、「寒アヤメ」、「寒咲きアヤメ」、「寒咲き菖蒲」、「ウィンターアイリス」
花径は、8~12cm。
草丈は、15~30cm。
開花期は、11~3月。








「待賢門院桜(たいけんもんいんざくら)」と呼ばれている。
花の色が紫に見える事から「紫の桜」と呼ばれている。
ヒガンザクラ系の「紅枝垂桜(べにしだれざくら)」の変種になる。
バラ科。
















「樒(しきび)」
「しきみ」とも読む。
シキミ科シキミ属。
常緑高木、常緑小高木、二つの説明を見る。
高さは、2m~15m。
別名は、「仏前草(ぶつぜんそう)」、「香柴(こうしば)」、「香木(こうのき)」、など。
開花は、3月~4月。
果実や種は、有毒のため注意が必要。
材は、緻密で割れにくい。
葉は、抹香に線香に利用される。
枝は、仏前や墓前に供える。
詳細は各自で確認をお願いします。




「椿(つばき)」の「加賀小絞(かがこしぼり)」
ツバキ科。
花色は、淡桃白色に紅小絞り。
花形は、一重、椀咲き。
古典品種。











「椿」の「鈴の音」















「椿」
名札には「大陽 極大輪」と書いてあった。
「太陽(たいよう)」の椿に似ている。
「太陽」の花の大きさから考えると、名前は「太陽」、花の大きさが「極大輪」、になると思われる。











「椿」の「曙椿(あけぼのつばき)」
別名は「曙(あけぼの)」
花色は、淡桃色。
花形は、一重、椀咲き。
開花期は、11~4月。
江戸時代の京都が出生の椿といわれているそう。
古典品種。









「椿」の「白卜伴(しろぼくはん)」
園芸品種。
花色は、白色。
唐子咲き。
花の大きさは、小輪。
産地は、愛知県。
開花期は、11~3月。
古くから愛知県に伝わるツバキとして知られている。
昭和八年(1933年)の書物に記録があるそう。







「椿」
名札には「酒天童子 極大輪」と書いてあった。
「酒天童子」の花色と花の大きさは似ているが、花の姿が違うように思う。
詳細は不明。











「椿」の「乙女椿(おとめつばき)」
園芸品種。
産地は江戸。
江戸時代の書物に記録のある古い椿。










~ 車折神社 ~


「くるまざきじんじゃ」
「京都市右京区嵯峨朝日町」に在る。
清原頼業(平安時代後期の儒学者)(文治五年[1189年]に逝去)を祀る。
清原頼業が生前より桜を愛でられたことにちなんで桜が植えられたことから、建立当初より「桜の宮」と呼ばれていた。
後嵯峨天皇が牛舎に乗ってこの社前を通ろうとした時に、牛車の轅(ながえ)が折れたので、「車折大明神」の御神号を賜ったと伝わる。
これ以後、「車折神社」と称する事になったと伝わる。




「桜(さくら)」
「寒緋桜(かんひざくら)」と思われる。














「桜」















「桜」
「河津桜」と思われる。














「桜」















「桜」
早咲きの八重桜と思われる。














「桜」
「渓仙桜(けいせんざくら)」
説明版より転記。
−−−
画家 富田渓仙は、この里に住み桜を愛していた。
この桜は同画伯の発意によって、当神社に権納された。
−−−









「椿(つばき)」
ツバキ科。












~ 京都府庁 & 京都府庁旧本館 ~


「きょうとふちょうきゅうほんかん」
「京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町」に在る。
「京都府庁(きょうとふちょう)」と同じ敷地内に在る。
明治三十三年(1900年)、議会で京都府庁舎の建築が承認された。
起工は、明治三十四年(1901年)11月の事になる。
竣工は、1904年(明治三十七年)12月20日の事になる。
1971年(昭和46年)まで、京都府庁の本館として利用していた。
撮影日現在も、執務室や、議室として使用している。
創建時の姿を留める現役の官公庁建物としては、日本最古の官公庁建物になる。
2004年(平成16年)12月10日に、国の重要文化財に指定された。




京都府庁旧本館の正面。















「桜(さくら)」の「祇園枝垂桜(ぎおんしだれざくら)」
バラ科。
円山公園の初代の「祇園枝垂れ桜」の孫にあたる実生木の枝垂れ桜になる。


















「桜」の「一重紅枝垂桜」














「桜」の「容保桜(かたもりざくら)」
バラ科。
「山桜(やまざくら)」としては、異彩を放つ点が多い事から、桜守として知られる16代 佐野藤右衛門氏が調査を行なった。
「山桜(やまざくら)」の変異と思われる。
花弁は、5枚。
通常の「山桜」より大輪。
一文字状に咲く。
「山桜」の遺伝子を持ちながら、大島桜(おおしまざくら)系の花の要素も出ている。
「山桜」と「大島桜」の特徴を併せ持つ珍しい品種になる。
新しい個体である事が判明した。
この場所が京都守護職上屋敷跡である事に因んで、松平容保公の名をとって、「容保桜」と命名された。
命名は、 佐野藤右衛門氏による。
命名された年は、平成22年(2010年)になる。
開花前の撮影。




「京都守護職上屋敷跡」を示す石碑。
京都府庁、及び、京都府庁旧本館は、京都守護職上屋敷の在った場所に建っている。


















京都府庁旧本館内から、桜と中庭と空を縦方向で撮影。




















京都府庁旧本館内から、桜と中庭と空を横方向で撮影。
















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