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関西 2015年7月 NO.1


後日、写真等の差換え変更等の可能性があります。
ご了承ください。
2015.7.18撮影。


撮影場所に関する簡単な説明を掲載します。
詳細は各自でご確認ください。


「関西」の定義は、様々な定義があります。
当サイトの写真集では、「近畿」より広く考える定義を基にしました。
ご了承ください。


前日から当日の天気の関係(降雨)、または、散水と思われる状況より、植物や地面などが濡れている写真があります。
ご了承ください。


~ 京都府 ~


~ 大寧軒(南禅寺 大寧軒) ~


「だいねいけん」
「京都市左京区」に在る。
非公開の庭園と建物。
撮影日は、特別公開期間中だった。
特別公開期間中の拝観は、有料。
「臨済宗南禅寺派本山 南禅寺」の塔頭寺院であった「大寧院」の跡に、茶道の家元 薮内家 第11代 薮内紹智さんにより、明治末期に造られた池泉回遊式の大庭園。
南禅寺の境内に在る施設という事になる。
東山三十六峰の一つ「大日山(標高:150m)」を借景にした470坪の庭園。
庭園には、琵琶湖疏水を引き入れた小川が流れている。
庭園に取り込まれている滝口の水は、琵琶湖疏水の取水口の一つから導かれ、落差を利用して、3mの瀧を表現している。
庭園に在る池には、石造りの「三柱鳥居」が建てられている。
石造りの「三柱鳥居」の足元中央からは、水が湧き出ている。
石造りの「三柱鳥居」は、太秦の古社「木嶋巫天照御魂神社」(通称:蚕の社、または、蚕ノ社)」の鳥居を模したものといわれている。
明神鳥居を三基組み合わせた珍しい形になる。
庭園には、茶室「環翠庵」、灯篭、玄武岩を利用した庭石、などが在る。




「庭園」
茶室「環翠庵」が写っている。
茶室「環翠庵」
待合を兼ねている。












「庭園」
琵琶湖疎水を引き入れた小川が流れている。



















石造りの「三柱鳥居」















「庭園」















「庭園」
琵琶湖疎水を引き入れた池が見える。
石造りの「三柱鳥居」が見える。













「庭園」















「庭園」
琵琶湖疎水を引き入れた池が見える。














茶室 「環翠庵」
待合を兼ねている。
























「庭園」
苔と色付く落ち葉。














「庭園」
琵琶湖疎水を引き入れた小川が流れている。



















「桔梗(ききょう)」
キキョウ科。
絶滅危惧種。
減少している主な原因は、園芸用の採取、草地植生の遷移、草地の開発になるそう。
既に絶滅している地域があり、毎年のように減少していると思われる。
このままだと100年後には自然界で自生する桔梗は絶滅すると考えられているそう。











~ 京都府立植物園 ~


「京都市左京区下鴨半木町」に在る。
園内の敷地面積:約24ha。
大正六年(1917年)に着工。
大正十三年(1924年)1月1日に「大典記念京都植物園」として開園。
第二次大戦中は園内に菜園が設けられ、食糧増産の場になった。
第二次大戦後は、昭和21年(1946年)から12年間、連合軍に接収され閉園なった。
昭和三十六年(1961年)4月、再び公開した。
入園料必要。(撮影日の確認)




「Angulocaste(アングロカステ)」
「Anguloa cliftonnii×Lycaste aromatica」の交配種。
ラン科。
アングロカステ属。
温室内で撮影。










「バオバブ」
アオイ科。
原産地は、アフリカ熱帯地域、マダガスカル。
英語名は「baobab」
別名は、「神が逆さまに植えた木」(地面から突然に生えたように見える幹、幹の先にある枝葉の様子、から)、「モンキーブレッドツリー」(猿が食用にする様子から)、「レモネードツリー」(酸味のある味の特徴から)、など。
セネガルの言葉で「バオバブ」は「一千年の木」という意味だそう。
「星の王子様」の中で、星を壊す木として書かれ、日本でも知られるようになった。
花は、下向きに咲き、真っ白な5枚の花弁の中央から、丸く房状になった雄しべが下がり、その中央に雌しべがある。
開花すると甘い香りが漂う。
夜の開花し、翌日昼頃には落下する。
高さは、約20mになる。
幹は、直径5mのとっくり状になる。
葉は、3~7枚の小葉からなる。
乾季には落葉する。
果実は、長径10~40cm、楕円状の実が生る。
果肉、食用、調味料、になる。
若葉は、食用、になる。
種子は、食用、薬用、になる。
食用、薬用、を含めた詳細は、各自でご確認ください。
温室内で撮影。




「エーデルワイス」
キク科。
多年草。
高山植物。
ヨーロッパのアルプスやヒマラヤ山脈などの高地(1700~3000m)に自生。
英語名は「edelweiss(エーデルワイス)」
英語名は、ドイツ語の「Edel(高貴な)」・「Weiss(白)」に由来する。
花期は、7~9月。
草丈は、10~30cm。
日本には、「姫薄雪草(ひめうすゆきそう)」、「早池峰薄雪草(はやちねうすゆきそう)」、などの近縁種が自生。
和名は、「西洋薄雪草(せいよううすゆきそう)」
薬用のための採取、お土産用のための採取、観光地の開発などで、エーデルワイスの自生が激減したそう。
オーストリア、スイスでは、エーデルワイスの保護に乗り出したそう。
屋内で撮影。




「ハイビスカス」の「ジャック モンテル」
アオイ科。
園芸品種。
温室内で撮影。

















「ハイビスカス」の「ニューオリンズ」
園芸品種。
温室内で撮影。













「ハイビスカス」の「フロステッド プラム」
園芸品種。
ハワイアン系。
温室内で撮影。

















「ハイビスカス」




















「仏桑花(ぶっそうげ)」の「クーペリ ローズフレーク」
「仏桑花」の別名は「ハイビスカス」
園芸品種。
「仏桑花」の斑入り。












「仏桑花(ぶっそうげ)」の「クーペリ ローズフレーク」
園芸品種。
「仏桑花」の斑入り。


















「奇想天外(きそうてんがい)」
ヴェルヴィッチア科。
原産地は、ナミビア~アンゴラ南部。
和名は、「奇想天外」、「砂漠万年青(さばくおもと)」、「ウェルウィッチア」、など。
ナミビア~アンゴラ南部の限られた地域に自生する雌雄異株の裸子植物。
終生2枚の葉しか出さない珍奇な植物。
1科1属1種のヴェルヴィッチア科として独立した科が設けられている。
化石の中にも類縁のものは見付かっていない。
長寿な植物としても知られ、推定樹齢2000年の固体も知られている。
種子から発芽した個体が、再び種子をつけるまでに、25年ほどかかると考えられている。
オーストラリアの探検家により、1859年9月3日に発見された。
現在、「奇想天外」は菌類の一種類を宿主とする病原体によって、種子の生存能力が低下し、新しい群落ができにくくなっている。
絶滅危惧種に指定されている。
ワシントン条約に登録されている。
温室内で撮影。




雨に濡れた緑色の木の葉。















「熱帯性睡蓮(ねったいせいすいれん)」の「ブルー スモーク」
スイレン科。
昼咲き。












「熱帯性睡蓮」















「蓮華升麻(れんげしょうま)」
キンポウゲ科。
多年草。
花期は、7~9月。
1属1種の日本特産植物。
福島県から奈良県に分布。
宮城県では、「準絶滅危惧種」に指定。
茨城県では、「準絶滅危惧種」に指定。
福島県では、「絶滅危惧種」に指定。
奈良県では、「絶滅危惧種」に指定。
他にも、幾つもの場所で絶滅の危険が高まっている。










「色丹繁縷(しこたんはこべ)」
ナデシコ科。
別名は、「根室繁縷(ねむろはこべ)」
草丈は、7~20cm。
開花期は、7~8月。
名前の由来は、千島列島の色丹島で最初に発見されたことによる。
屋内で撮影。
絶滅危惧種に指定されている。
絶滅の危険が高まっている。
※今回撮影した「シコタンハコベ」は、「園芸品種」となっていた。詳細は不明だが、今回は絶滅危惧種として説明した。








~ 壬生寺 ~


「京都市中京区」に在る。
「壬生(みぶ)」は、この辺りの村の名前。
「壬生村」に在ることから、「壬生寺」と呼ばれるようになった。
正暦2年(991年)、園城寺の快賢僧都によって創建。
新撰組の屯所として使用していた。
新撰組の屯所は、壬生寺、を含めて数ヶ所ほど在る。
新撰組は屯所を別の場所に移してからも、稽古などで利用していた。
一部隊士の墓が在る。
新撰組の縁の寺として知られる。
一部施設有料。(撮影日の確認)




「水掛地蔵(みずかけじぞう)」にお供えされている花を撮影。




















「境内」













~ 南禅寺 ~


「京都市左京区南禅寺福地町」に在る。
宗派は、臨済宗。
黄檗山萬福寺を本山とする場合は、黄檗宗と呼ぶ。
南禅寺派の大本山。
正応四年(1291年)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創された。
山号は、「瑞龍山(ずいりゅうざん)」。
寺号は、「太平興国南禅禅寺(たいへいこうこくなんぜんぜんじ)」
京都五山の第一位になる。
一部施設有料。(撮影日の確認)




「紫陽花(あじさい)」
ユキノシタ科。
南禅寺の参道で撮影。













滴の載る緑色の木の葉。















「疎水(そすい)」
琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路。
滋賀県大津市で取水され、南禅寺横を通り京都市東山区蹴上迄の区間。
疏水の工事は、明治十四年(1881年)に始まり、明治二十三年(1890年)に竣工した。
疏水の目的は、大阪湾と琵琶湖間の通船や水車動力による紡績業、潅漑用水、防火用水、などだった。
現在の疎水は、上水道の水源として利用されている。




















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