このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大船植物園 2008年3月 NO.2


後日、容量の関係などで、差換え削除等の可能性があります。
ご了承ください。
2008.3.20撮影。

※撮影当日は雨が降っていた関係で、外での撮影分は花などが濡れています。




「辛夷(こぶし)」
モクレン科。
辛夷の花が咲く頃や様子を、農作業の暦代わりとして、各地で古くから利用していたそう。
幼児の握り拳のような形の実が辛夷の名前の由来だそう。
花の基に小さな葉が一枚つくという特徴がある。
辛夷の開く途中を撮影。
辛夷の花のつぼみを乾燥させて、「辛夷(しんい)」として漢方の薬として使用しているそう。
効能などの詳細は、各自でご確認ください。
京都府では「準絶滅危惧種」
奈良県では「情報不足種」
近畿の範囲では「絶滅危惧種」だそうです。




「木蓮の交配種(もくれんのこうはいしゅ)」
モクレン科。
園芸種。
「紫木蓮(しもくれん)」と「白木蓮(はくもくれん)」との交配から作られたもので、白木蓮の花色や形に「木蓮(もくれん)」の紫色が加わった園芸種として各地で栽培されている。
19世の始めにフランスの園芸家 スーラン・ジュボダンが育成したことから、マグノリア・スーランジアナと呼ばれているそう。








「豌豆(えんどう)」の「ツタンカーメンのエンドウ豆(つたんかーめんのえんどうまめ)」
マメ科。
エジプトのツタンカーメンの墓から出土したと言われる豆と同じ植物だそう。
「ツタンカーメンのエンドウ豆」といわれる豌豆は、花の色が紅色で、鞘の色も紅色をしている。
今回は豆と花を一緒に撮影したので分かりやすいと思う。
豌豆は古くから栽培されている植物。
亜種や変種が多く、いろいろなグループ群がある。
「豌豆」は、 原産地ははっきりとしていないようだが、カフカス(コーカサスとも呼びます)地方からイラン付近だといわれているそう。
古代ギリシャ時代から栽培されている古い植物。
白色の花色もある。
実や鞘は、食用になる。
食用などの詳細は各自でご確認ください。





「冷蔵チューリップ(れいぞうちゅーりっぷ)」の「シベリア」
ユリ科。
冬咲きのチューリップ。
「冬咲きチューリップ」、「ウィンターチューリップ」、「アイスチューリップ」、「冷蔵チューリップ」という名前で知られていたり手に入れる事が出来る。
一般的な春咲きのチューリップに特別に手を加えて作るそう。
詳細は各自で確認をお願いします。














「筑紫菫(つくしすみれ)」
スミレ科。
ツクシミスミレ類。
小さめの花です。
有茎種。
九州から沖縄に掛けて分布している。
野路や家近くに生育しているそう。










「奄美菫(あまみすみれ)」
トウカイスミレ類。
無茎種。
固有種。
鹿児島県のみの分布となっているよう。
日本の菫の中で最も小型の菫といわれているそう。
絶滅危惧種。
限られた場所に分布しているそう。
森林伐採、河川改修、道路工事の影響を受けて、過去の状況より激減しているそう。
園芸用の乱獲により消失した場所もあるそう。










「西表菫(いりおもてすみれ)」
西表の固有亜種だそう。



















「琉球白菫(りゅうきゅうしろすみれ)」
ミヤマスミレ類。
鹿児島県から沖縄県に掛けて分布。
鹿児島県では、絶滅の危険があるとして、分布特殊性重要という項目に指定されているそう。
















「明神菫(みょうじんすみれ)」
ミヤマスミレ類。
箱根の明神ヶ岳で発見された事から付いた名前だそう。














「海老茶菫(えびちゃすみれ)」
ミヤマスミレ類。
大正時代に東京で発見されたそう。














「モモノジスミレ」
詳細が全く分からないので、この名前は別名か略称の可能性があると思う。














「一葉蝦夷菫(ひとつばえぞすみれ)」
「叡山菫(えいざんすみれ)」の変種だそう。
愛媛県では絶滅危惧種に指定。
愛媛県内では一ヶ所のみで現存が確認されているそう。
愛媛県での現存が確認された場所が、分布の西限になるそう。











「阿蘇日陰菫(あそひかげすみれ)」
熊本県では絶滅危惧種に指定。















「鳴神菫(なるかみすみれ)」
群馬県の鳴神山で発見された事から付いた名前だそう。



















「大葉黄菫(おおばきすみれ)」
キスミレ類。
北海道から京都府に掛けての日本海側分布しているそう。
日本の固有種で各地で変種が発見されているそう。
京都府では準絶滅危惧種に指定。
自生地が少なく、群生もしていないそう。
減少している主な原因は、森林開発、土地造成、道路工事になるそう。
近畿の範囲では絶滅危惧種に指定されているそう。








「大葉立坪菫(おおばたちつぼすみれ)」
日本の菫の中で葉最大といわれているそう。
絶滅危惧種。
北海道から長野県にかけて分布していますが、各県に分布はしていないよう。
減少している主な原因は、沼地・湿地の開発、ダム建設になるそう。
既に絶滅している地域や現状が確認できない地域があるそう。
毎年減少していると考えられている。
このままだと、100年後には非常に高い確立で自然界で絶滅するといわれている。











「姫顎菫(ひめあぎすみれ)」
愛知県以西から四国や九州に掛けて分布。
「如意菫(にょいすみれ)」の変種といわれているそう。
大分県では絶滅危惧種に指定。
生育地が点在したり狭い地域に生育している関係で、生育地の消滅が懸念されているそう。
湿地開発により生育地が改変されて、消滅した所があるそう。














「桜立坪菫(さくらたちつぼすみれ)」
タチツボスミレ類。
ピンク色の「立坪菫(たちつぼすみれ)」をこの名前で呼ぶそう。













「ビオラ ソロリア プリセアナ」。
北アメリカ原産だそうです。
現在は日本でも帰化植物として日本の一部で見られるようになったそう。

















「ビオラ ソロリア フレックルス」
外国が原産。
和名は「吹き掛け菫(ふきかけすみれ)」だそう。
「Viola sororia ‘Frecles’」の「freckle」には、「そばかす」という意味がある。
















「椿(つばき)」の「蜀紅(しょっこう)」
ツバキ科。
写真では分かり難いが、赤地に白色の斑が入る椿。














「椿」の「暁の峯(あかつきのみね)」
















「椿」の「紺侘助(こんわびすけ)」
産地は、愛知。
名前に「侘助(わびすけ)」が入っているが、「侘助椿」ではなく「ヤブツバキ系」になる。













「椿」の「春曙光(しゅんしょっこう)」
産地は埼玉だそう。
芳香種。
香りを確認しようとしたが、良く分からなかった。
昭和の初め(1930年代前半)頃の書物に記録のある椿だそう。












                写真集トップ           


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください