このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大船植物園 2009年3月 NO.1


後日、容量の関係などで、差換え削除等の可能性があります。
ご了承ください。
2009.3.28撮影。




「辛夷(こぶし)」
モクレン科。
辛夷の花が咲く頃や様子を、農作業の暦代わりとして、各地で古くから利用していたそう。
幼児の握り拳のような形の実が辛夷の名前の由来だそう。
花の基に小さな葉が一枚つくという特徴がある。
辛夷の花のつぼみを乾燥させて、「辛夷(しんい)」として、漢方の薬として使用しているそう。
効能などの詳細は、各自でご確認ください。
京都府では「準絶滅危惧種」
奈良県では「情報不足種」
近畿の範囲は「絶滅危惧種」だそう。









「黒柳(くろやなぎ)」
ヤナギ科。



















「木蓮の交配種(もくれんのこうはいしゅ)」
モクレン科。
園芸種。
「紫木蓮(しもくれん)」と「白木蓮(はくもくれん)」との交配から作られたもので、白木蓮の花色や形に「木蓮(もくれん)」の紫色が加わった園芸種として各地で栽培されている。
19世の始めにフランスの園芸家 スーラン・ジュボダンが育成したことから、マグノリア・スーランジアナと呼ばれているそう。









「ペラルゴニウム」の「サーフィンローズ」
フウロソウ科。
別名は「天竺葵(てんじくあおい)」
「サーフィンシリーズ」は日本の方が作出。
温室内の撮影。
















「菫(すみれ)」の「折鶴菫(おりづるすみれ)」
スミレ科。
沖縄本島固有の種。
1982年に辺野喜川の中量で採取されて、1988年に新種として発表された。
発表した時には、自生地はダムの底に沈んでしまっていたそう。
自然絶滅種。
絶滅した原因は、ダム建設となる。
現在は栽培種として保存されている。
後は、自生地の近くに植え戻しを試みられているそう。
その後は自生地が発見されていないといわれているが、1994年に沖縄県北部で新たな自生地が見付かったそう。
その自生地でも発見されたのは20固体程度だそう。
しかし、1994年に発見された「折鶴菫」は、1988年に新種として発表された「折鶴菫」とは形状が異なっているそう。
自然絶滅種ではなくなり、絶滅危惧種になる可能性もありそうだが、この写真の形状の「折鶴菫」の新たな自生地は見付かっていない事になる。
どちらにしても危険な状態になる。




「菫」の「錦菫(にしきすみれ)」
日本に古くからある菫の変種だそう。
江戸時代から栽培されている種類だそう。
室内の撮影。













「菫」の「やまつくしすみれ」
「やまつくしすみれ」は和名。
東アジアから東南アジアの暖帯から亜熱帯にかけて分布。
室内の撮影。













「菫」の「てりはにおいたちつぼすみれ」
室内の撮影。















「菫」の「奄美菫(あまみすみれ)」
トウカイスミレ類。
無茎種。
固有種。
鹿児島県のみの分布となっているよう。
日本の菫の中で最も小型の菫といわれているそう。
絶滅危惧種。
限られた場所に分布しているそう。
森林伐採、河川改修、道路工事の影響を受けて、過去の状況より激減しているそう。
園芸用の乱獲により消失した場所もあるそう。
室内での撮影。





「菫」の「有明菫(あれあけすみれ)」
ヤマスミレ類。
花の色から「有明の空」に喩えて名付けられたそう。
絶滅危惧種。
室内の撮影。
















「菫」の「けなしまるばすみれ」
室内の撮影。















「椿(つばき)」の「暁の峯(あかつきのみね)」
ツバキ科。



















「椿」の「ビルデナンテス」
















「椿」の「乙女椿(おとめつばき)」
産地は江戸。
江戸時代の書物に記録のある古い椿。
園芸品種の一つ。














           写真集トップ           


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください