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新宿御苑 2007年9月 NO.1


後日、写真の差替え、削除等の可能性があります。
ご了承ください。
2007.9.21撮影。




「朝顔(あさがお)」
ヒルガオ科。
中国原産。
写真では分かり難いが、暑い日差しを遮るために、「朝顔」を窓際に植えて、葉をカーテンのようにしている。
植物の蒸散作用を上手に利用する事が出来れば、部屋に入る日差し和らげたり、室温の上昇を抑える事が出来るそう。
効果や方法についての詳細は各自でご確認ください。
新宿御苑の外で撮影。












「細葉野菊(ほそばのぎく)」
キク科。
紀伊半島にのみ生育する事から、「紀州菊(きしゅうぎく)」という別名が付いているそう。
8月〜10月頃に掛けて咲くそう。
絶滅危惧種。
二つの県から植生の報告がされているが、一つの県では植生の現状の確認は取れていないよう。
河川開発、・園芸用の採取により、減少が著しいそう。
室内での撮影。











「磯野菊(いそのぎく)」
キク科。
海岸の岩上や掛けに生える多年草。
一年を通して花を咲かせるそう。
奄美大島から沖縄本島に分布しているそう。
写真の「磯野菊」は、咲き終わりに近いのか元気が無くなってきているが、見頃の時には白くて清楚な花を咲かせている。
葉は、へら形で、厚く、ふちに毛が有る他はほとんど無毛。
与那国島には、茎や葉に毛が多い「与那国磯野菊(よなぐにいそのぎく)」が分布しているそう。
「磯野菊」も「与那国磯野菊」も絶滅危惧種。
今回は「磯野菊」の説明だけする。
鹿児島では植生の報告があるそうだが、現状の確認が取れていないそう。
沖縄県の自生地が限られているため、総個体数はかなり少ないそう。
室内での撮影。





「松葉蘭(まつばらん)」
マツバラン科。
「蘭」と名前が付いているが、一般的な「蘭」はラン科なので、違う種類。
岩盤の割れ目や樹幹に生える多年草の常緑性シダ。
茎だけで葉が無いという原始的な特徴がある。
絶滅危惧種。
減少している主な原因は、園芸用の採取、植生の遷移、森林伐採になるそう。
本州、四国、九州、沖縄と広く分布しているが、絶滅した地域や現状の確認の出来ない地域がある。
日本では古くから園芸植物として珍重されているため、そのための乱獲で激減しているそう。
現存している場所でも、大きなものはほとんど見られないそう。
毎年減少しているらしく、100年後には自然界での絶滅の可能性がでてきている。
室内での撮影。




「大谷渡り(おおたにわたり)」
チャセンシダ科。
葉の中央部がへこんでいて、水を受けやすい形になっている。
葉の裏の様子に特徴があったので、下側から撮影している。
絶滅危惧種。
東京(伊豆諸島)、和歌山、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄に分布している。
減少している原因は、園芸用の採取と森林伐採だそう。
年々減少しているよう。
平成19年度でレッドリストの一部の見直しがあったそう。
その中で、「大谷渡り」は、園芸用の採取が減少した事により、絶滅危惧種のランクに変更があった。
しかし、減少と絶滅の危険はレッドリストで指定され続けている。
絶滅した地域や現状の確認の採れない地域があり、危険な状態には変わらない。
植生が増えて、レッドリストで指定されないようになって欲しいと思った。
室内での撮影。




「ブラッソカトレア」の「オカモドサ」の「シンジュク」
ラン科。
1967年登録。
園芸品種。
大きく分けると、「カトレア」の仲間。
更に少し細かく分けると、「ブラッソカトレア」で、更にもう少し細かく分けると「ブラッソカトレア オカモドサ」になるよう。
ラン科植物の種類はとても多いので、詳細は各自でご確認ください。
室内での撮影。












「ボスリオキリス マクロスタキウス」
ラン科。
中央アメリカ原産。
メキシコ、グァテマラ、ホンジュラス、パナマに分布。
スペルの関係だと思うが、「ボスリオキラス」とも説明される事がある。
スペルの読み方の違いからきているよう。
もう少し細かく分けて「ボスリオキリス」で、更にもう少し細かく分けると、「ボスリオキリス マクロスタキウス」になるよう。
室内での撮影。












「パフィオペディルム」の「シンジュク♯165」
1933年に新宿御苑で作出されていますが、未登録。
園芸品種。
ラン科植物。
パフィオペディルム属。
室内での撮影。















「デンドロキウム」の「マグヌム」
ラン科。
フィリピンに分布。
デンドロキウム属。
垂れ下がっている様子が印象的だった。
室内での撮影。















新宿御苑の出入り口の一つから、外を撮影。
















「薄(すすき)」
イネ科。
「秋の七草」の一つ。














「台湾杜鵑草(たいわんほととぎす)」
ユリ科。
台湾や沖縄(西表島)に分布。
花びらの模様が鳥の「杜鵑(ほととぎす)」の胸毛の斑紋に似ているところから付いた名前だそう。
「絶滅危惧種」
日本での自生地がかなり限られている事と、個体数が少ないと推測される事から、絶滅危惧種に指定されている。














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