このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新撰組異聞 〜 大雨時行 夏の出来事 〜


〜 後書き 〜


ここまで読んで頂いてありがとうございます。

ここからは後書きになります。

今回の物語は、「池田屋事変」から一ヶ月を少し切る頃を想定して考えました。

「池田屋事変」から一ヶ月を少し切る頃は、有名な「蛤御門の変」の数週間前になります。

本来だと、沖田総司さん達にある程度の緊迫感があると思いますが、この時は少し余裕があると設定して書きました。

新撰組は「池田屋事変」と「蛤御門の変」によって、一気に名前も知られて有名になると表現して良いほどの状況になります。

ちなみに、今回の物語には、「池田屋事変」らしい説明は登場しますが、「蛤御門の変」に関連する説明は登場しません。

この頃の鈴ちゃんは、沖田総司さんの病気について知らない設定になっています。

この頃の沖田総司さんは、鈴ちゃんに逢えない時の理由を、体調のためとは伝えずに、任務で忙しいためと伝えている設定になっています。

沖田総司さんと鈴ちゃんが出逢って間もない頃は、外で待ち合わせをする場面が何度も登場しています。

外で待ち合わせをしていると、いろいろな出来事が起こるだろうと考えた事があります。

そこで、今回の物語は、何かが起きたという設定で書きました。

「大雨時行」は、「たいうときどきにふる。たいうときにゆく。たいうときどきおこなう。」など幾つかの読み方があります。

今回の物語では「大雨時行」を「たいうときにゆく」と読む事にしました。

「時として大雨が降る」という意味です。

「大雨時行」は、「二十四節気」の「大暑(たいしょ)(※現在の暦で7月23日頃、及び、この日〜立秋[現在の暦で8月7日頃])」の「末候」の言葉です。

楽しんで頂けると嬉しいです。





はじめに       本編  

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