2006年06月30日 08時13分30秒 | ジベタリアニズム | 前々からジベタリアンなる人種がいることは知っていた。
街中で、駅で、電車の中で
そういう人物たちを何度も目にしたことはある。
要は、どこでもここでも地べたに座る(主に女子高生)の事を指す、
そういう単語であると認識している。
しかしながら、彼女らはいつの間にか、
そう、あたかもそこに始めからいたかの如く、
そちらに視線をやったときには地面に存在している、
そういった存在であった。
そう、いつも座った状態でしか確認されていない。
そういった存在であったのだ。
しかし今回我々取材班は
決定的瞬間を目撃する事に成功する。
それは、喫茶店の手伝いも終わって家路を急ごうとする
午後8時32分頃の事であった。
私はJR東海道本線のK和駅の1番線ホームのすみっこに追いやられた
喫煙所でいじいじとタバコを吸うべく、灰皿のある場所に向かっていた。
よかった。今日もそこに喫煙所は存在している。
私は安堵のため息と共に、胸ポケットからタバコのパッケージを取り出し
人差し指で底を弾いて一本のタバコを取り出し、
かちりと小気味良い音を立てるジッポで火をつけた。
立ち上る紫煙が鼻腔をくすぐり、今日一日の疲れを煙に乗せて
静かに一口目を吐き終わろうとするその刹那、
私は信じがたい光景を目撃する事になる。
その女子高生は(制服を着ていることからそう推測)
灰皿を挟んで私の隣1メートルの位置に歩み寄った。
…ほう。私のまん前で堂々とタバコに火をつけるつもりか。
女子高生がタバコを取り出す瞬間にそなえて
私の感覚が研ぎ澄まされた2B鉛筆の先のように
どうでもええ感じになったその瞬間、
女子高生は正座した。
ん〜、
これは、新しいジベタリアンなのか・・・
駅のホームに和の装い、
この現実を受け入れられなくなった私は最早若者ではないのではないか…
『ジベタリアンはだらしなく地面に腰を下ろす』
我々の常識は最早過去のものになったのか…
私の思考は運動会のかけっこの速さでぐるぐると回り(0.3秒)
現実を把握していない細い目は、彼女に釘付けとなったその瞬間、
彼女は正座をおもむろに崩して
あぐらをかいた。
そういうプロセスをたどって、
ジベタリアンになるのね
でも、
君の、
2メートル後ろには
無人のベンチがあるのは私の気のせいなのか… |
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2006年06月21日 02時06分34秒 | 超部屋の模様替え | こんばんは。
ひき逃げがあったり何だかで、
結構ばたばたとしている我が家ですが、
先週から鬼のように掃除週間に突入してたりして、
今日も、さっきまで掃除しまくっていました。
おかげで廃墟のようだった我が部屋も見違えるように
ものが溢れかえって、超高層収納の部屋に。
それもありつつ、
今日、ようやく落ち着いたので病院に行ってきました。
警察に出す診断書を貰いにいったわけなんですが、
ちょこちょこっと検査してもらったら
15,000円!
保険ききませんよ〜
もし事故扱いで保険使う場合は
所属の保険事務所に行って手続きを済ませてください。
って、
私の会社の健康保険、所在地大阪なんですけど
そこに今から行けとあなたはいう?
まあ、そういう状態だったので、
実費で15,000円払ってきましたよ。
俺の財布が泣いてるよ〜
号泣してるよ〜 |
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2006年06月13日 23時36分58秒 | 事故 | 今日はいい天気だった。
私はいつもの通り自転車で勤務先に向かった。
勤務先までもうすぐというある交差点で
車が数台流れていたので減速しつつ交差点の状況を確認。
こちらは優先側であったので、緩やかに交差点手前まで前進したところ
一台の軽自動車が減速をしたため左手で『どうも〜』とやりつつ
交差点に進入した。件の車はほぼ停止状態。
いや〜よかったなという思いがチラッと頭の隅をよぎった次の瞬間
軽自動車が再加速、一度アクセルを緩めてもう一度加速。
衝撃。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい
撥ねられたぜ、俺。
車の横に倒れつつ、怪我の箇所を確認。
どうやら無事のようだ。
自転車はフレームが歪んでしまって自走不可能な状態。
軽自動車には50代くらいのおばちゃん。
車種はダイ●ツのムーブ(金色)
フロントガラスは私がぶつかった衝撃で割れている。
一度そのまま現場を離れようとしたおばちゃんに声をかける。
『大丈夫ですか』
待て、これでは立場が逆だ。
ともかくそれで現場を離れる事を諦めたおばちゃんは
路肩に車を寄せて、私と話をし始めた。
訂正。
自分の車の修理をどうしようかという事ばかりこちらに話してくる。
曰く
『窓ガラスが割れてしまった』だの
『ディーラーに持っていかなあかん』だの
念仏のように唱えている。
恐らくこちらの状態にはほぼ無頓着。
連絡先を聞こうと携帯電話を取り出そうとするが
こちらも動転していたのだろう。何故か思いとどまる。
そうこうしている内に結局一度も車から降りてこなかった
おばちゃんは物凄い目でこちらを凝視しながら走り去った。
数分呆然とその場に立ち尽くした後、
仕事場に壊れた自転車を引いて向かう。
いつものように出勤を打ち、いつも通りに仕事をしていたが
何か腑に落ちない感覚を抱えたままいてもしょうがないので
上司に相談をする。
私『あの〜、先程ですね、撥ねられたんですよ』
上司『………は?』
私『いやだから、仕事に来る前に、車にですね、撥ねられたんですけど』
上司『はぁぁぁぁぁぁぁあ?』
私『どうしましょうかねぇ』
上司『いや、警察電話しろって。ひき逃げやん』
ああ、そうか。
これはひき逃げだったのね。
なににににににににににに?!
ひき逃げ?
俺が?
あのおばちゃんに?
思わずツレどもにメール打っちゃったね。
じゃあ、全員が言い放った。
『ひき逃げやん』
んじゃあ、面倒臭いけど警察に電話、電話と。
私『店の回線使っていいんですかね?』
上司『ん〜まあ、何でもええんちゃう?』
私『は〜い』
んでまあ、仕事が9時に終わって、
教授Yの車で警察に行って、
教授Yの車でメシ食いに行って、
帰ってきたら
もう今日終わりかい!
そんな一日orz |
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2006年06月13日 02時46分26秒 | ワールドカップ | 今日、仕事から帰ってくると、
サッカー・ワールドカップの日本戦を放映していた。
まあ、なんというか、前半を見た時点で
負けるような気がしていたのだが、
見事に負けてしまって、あーあ。という風な感じに。
見てて思ったのが、日本選手の視野の狭さ。
まるで、自分から直接繋がっている人にしか
ボールを出してはいけないルールでもあるかのように
隣の人隣の人にボールを回していく。
確かに実況の人の言っていた様に
『中盤の速いパス回し』なのかもしれないけれども、
サッカーの素人が見ているので何がいい事なのかは判らないが、
ともかく日本国内リーグ在籍の選手たちの視野の狭さが
ありありとわかるような気がした。
硬くなっていたのかもしれないし、
緊張していたのかもしれない。
でもまあ、条件は向こうさんも同じでしょうから、
より緊張して実力の出し切れなかった方が『弱い』という事なんでしょう。
日本中でサッカー観戦を心から楽しみにしていた
ファンの皆さん。日本はあと2戦あるわけですから頑張って応援しましょうね。
それは置いといて。
まあ、スタンドを埋め尽くす青い服の集団が凄く印象的で、
一億総中流を謳ってきた(もはや崩壊したとか言われているが)
日本が以下に強大な経済大国かを思い知らされた感じがした。
スポーツ観戦のために地球を飛行機で半周し、
お揃いのユニフォームを当たり前のように着て、
そしてスタンドを埋め尽くす勢いで日本人がスタジアムに詰め掛ける。
少なくとも私は今結構貧乏しているが、
うちに高速インターネット回線があり、パソコンもあり、
こうやってHPも作ってみたりして
なんだかんだで結構裕福なのだろう。
決して満足はしていないが。
この国に生まれたことを感謝しよう。
決して満足はしていないが(笑)。 |
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2006年06月09日 02時01分11秒 | 青春それは・・・ | 私は夜道を自転車でえんやこらと帰っていた。
もうそろそろ自転車のブレーキパッドが磨り減りきって、
足ブレーキ併用でないときちんと止まれないような自転車で
えんやこらと帰っていたのだ。
前方から自転車がこちらに向かってきており、
どうも、高校生くらいの若者がまたがっているその自転車の後部から
同じくらいの年の頃と思われる女子の声がしている。
ああ…青春やなぁ…。
俺も高校の時はあんな感じで二人乗りしたもんや…
と思いながら彼らとすれ違った直後にある事実に気付いた。
ちょっと待て。
俺は高校時代にそんなことやった覚えはない。
最後に自転車の二人乗りを行ったのは、多分高校2年の秋ごろで、
同じクラスだったF井が近くのK駅から電車に乗るのに間に合わす為に
正門から坂を全速力で下って(我が母校は大体1㎞強の坂道の上にある)
下りきった所にある県道に危うく突っ込みそうになったという事くらいである。
勝手に私の青春時代を捏造しそうになった私のハッピー頭に乾杯。
そろそろ今の自転車もお暇ださなあかんような感じ…
次は、どうしようかな…
できれば外装21段以上のマウンテンバイクか、なんかそんな感じで… |
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2006年06月03日 01時17分59秒 | 6月かぁ・・・ | なんだかんだとやっているうちにもう6月になってしまったわけで。
今月は一年中で一番苦手な季節でもある。
雨が降るからというのが一番の理由なのであるが、
年がら年中ひもじい子である私は
結構ほったらかしにしてある食べ物なんかを
つまみ食いしたりする訳であるが
この時期以降は細心の注意を払ってつまみ食いをする必要がある。
傷んでたりしたときには
完璧にストライクとなるからだ。
人によっては私のこういった行為を
意地汚いなどという場合もあるだろうが、
これは生物が古来より持っているサバイバル能力の一種だと割り切って
皆さんも是非つまみ食いをしてみるべきであろう。
失敗を繰り返すことによって強化される免疫力。
砂場で遊ぶ事が不潔だなどと馬鹿らしい事を言う今の風潮に
真っ向から反逆すべく、今こそつまみ食い運動を開始すべきなのである。
そう、全ては"MOTTAINAI"の為である。
つまみ食いなくして世界に範を垂れる『もったいない国民』
とは言えないのではなかろうかと
もっともらしい事を書いたところで
私の食い意地の張った日常を暴露した事に変わりはないわけで… |
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