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手抜き日記

2007年03月25日 03時14分20秒『読み逃げ』ってなんやねん?
ITmedia News『「mixi読み逃げ」ってダメなの?』

詳細は記事に譲るとして、簡単に要約すると
『ヒトのページ見さらしよって、挨拶の一つもせん言うのはどういう事じゃい』
という人たちが何かいるらしいですよ、という記事。

mixi上において、というか多くのSNSサービスにおいて、
他者のページを閲覧した場合、『足跡』がそのページの管理者に通知され、
『誰』が来たのかが一目瞭然に分かるアクセス解析のような機能がある。
SNSサービスの外の世界でのアクセス解析では、
どこのプロバイダ(IP)のどんなPC環境の人が何時にどこ経由でアクセスしたのか
という事くらいは分かるが、個人を特定する事はそんなに簡単な事ではない。

しかしながらSNSの場合はIPなどは分からないが、
『誰』がアクセスしてきたのかは分かるようになっているから、
それが自分の友達(マイミクも?)だった場合に、
『うちのページを見ておきながらコメントもなしとはええ度胸やな』
といったような感じになる人がいるらしい。


もうね、意味が分からない。
確かに自分の書いた記事に反響があったり、反応があったりというのは
書いた側にとって非常に気持ちのいい事であるし、有難いことでもある。
しかしながら、対象となる記事にコメントを付けるか付けないかというのは
読者に委ねられた権利であって、
それは逆に言えば記事を書く者への努力を促す指標となるわけだ。

自分の書いた記事のクオリティの低さを棚に上げておいて、
せっかくいらしてくれたお客様に対して『コメントを書け』などと
よくもまあぬけぬけと言えたものだと。

最低限のタグを使い、最低限の設備で世に適当な事を垂れ流す
この『sanukistnotes』のような石器時代サイト。
日記のコメントを書き込むにしても、日記の内容を記憶しておいて
掲示板に行き書き込みをするか、もしくは日記と掲示板の2窓を強いられるか。
よくよく考えるまでも無く、ユーザビリティとはあまり縁のないこのサイト。
それでも掲示板に書き込んでくれる人のありがたさ。

自分でも不親切な設計なのは分かってはいるが、
コメントへの敷居を上げる事で得られるものというのもあるわけで。

それに比べて、コメントを書く作業が格段に楽な筈であるブログ形式の日記において、
コメントがされない事の根本的な原因を見つめる事無く
人に文句を言うのはお門違いだよねーと。

私は文句言いませんよ。
なんせこのHPの最大のアイデンティティは『自己満足』ですから。


読み逃げに怒る人々へ。
読み逃げに怒る前に自分の不明を恥じよ、と。

Now Playing:
-Pat Metheny & Brad Mehldew- "Legend"

2007年03月25日 03時00分11秒インフルエンザ?
先週日曜日、いつも通りに元気に仕事を終え、
いつも通りに飯を食って、いつも通りに布団に入った。

翌月曜日、仕事に行こうかと思って布団から出ると何となく体が重い。
ありゃ、意識していない疲れでも出たかと思い、
布団に入りなおして出勤時間まで体を休めるかと思って
布団に入ろうとした瞬間、これ以上ないってくらいの寒気に襲われて
そのまま意識を失った。起きたら夕方。最早職場に電話をかける気力すらない。
ともかくふらふらだし、腹が限界まで減っているのは分かっていたので
近所のスーパー(徒歩3分)まで買出しに行こうとしたが
玄関の扉を開いた瞬間に挫折。世間の風は冷たすぎる。


宅配ピザ(他に宅配サービスをやっているところを知らない)に電話をかけ、
布団に包まってひだすらガタガタと震えながらピザ屋の到着を待つ
30分後、到着。
味などはもうよく分からない状態だったが、
とりあえず胃が悲鳴を上げるまで詰め込んで、水分を流し込んで
ともかくぜぇぜぇ言いながら無理矢理睡眠。関節痛がかなり酷い。

目が覚めると午後9時。
吐き気で目が覚めるという最悪の展開。
ここから2時間はトイレへの皆勤賞状態となる。
途中トリ人間から電話がかかってきたが、通話時間15秒。
トイレとかなり親密な状態。

これはインフルエンザかもしれんなと思いつつ後はひたすら布団の中で耐える。

ここから3日間、トリ人間に深夜布団を奪われ寒気で目を覚ましては
自分の布団を半泣きで手繰り寄せるキャンプ生活。

お父様お母様、
あなたの息子はこんなにもたくましくなりました。

あー、病気って最悪ですよ。

Now Playing:
-U2- "Where The Streets Have No Name"

2007年03月18日 04時03分47秒アメリカンスキー
1ヶ月くらい前から気になっていたCDがありまして。

クラシックのCDなんですが。

ショスタコービッチ:交響曲第5番『革命』
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨークフィルハーモニック

曲はロシアで、指揮、演奏はアメリカ人。

スターリン体制下のソビエト連邦で『革命』といえば
帝政ロシアを打ち倒した1917年までの諸々の出来事を指す(筈)

ロシア人に演奏させれば天下一品。
重く冷たい鉛色の空を突き破るかに見せかけたかと思うと、
次の瞬間には急転直下、のろのろと低空飛行をし始める。
一番盛り上がる4楽章前半で高揚した気分を鉛色で締め上げて完結。

ごくごく簡単に言うと、
フラストレーションが溜まる、と言ってもいい。

ロシアの歴史がそうさせるのか、はたまたロシアの人間がそうさせるのか、
もしくはロシアの気候がそうさせるのかは分からないが、
ロシア文学と同様、その世界には葛藤、不安、その他世界への悩みが凝縮する。
であるので、巨匠ムラビンスキーの演奏などは
きっと聴いた後で8時間は人生について悩むに違いないので、
聴かないようにしたいと思いつつ…

いや、曲自体は好きなんですよ?
特に4楽章なんて始めて聴いた時に身震いしたくらいですから。


で、そこで、偉大なるアメリカ人の登場ですよ。
パッケージを見た瞬間に思い切り期待しました。
彼らならやってくれる、と。

人生の悩み、国家への不安、未来への渇望、世界への絶望、そしてある種の諦念。

彼らなら、それらをパッケージングしてしまうのではないかと。
『ストーリー』にしてくれるのではないかと。
そう、あたかもハリウッド映画のように。

そして今日、購入しました。
彼らは、やってのけました。
バーンスタインとニューヨークフィル。
『ある意味で』最強の組み合わせと前評判の高かったタッグです。

まるで一編の映画を見ているかのよう。
全楽章を通じて溢れる明るさ、澱む鉛色は見えません。
打ち倒すべき巨大な敵、立ちはだかる障害、立ち向かう同志たち。
そこに悩みはなく、正義への戦いのみがある。
この爽快感、この痛快さ。当にカタストロフィ。


ショスタコービッチを好きな人に言わせれば、邪道、と言われるかも知れないが、
こういうロシア音楽へのアプローチ、好きです。

明るいロシア音楽。
何?アイデンティティの崩壊?
偏見?

んー。そうとも言いますが。

NowPlaying:
-Dmitri Shostakovich- "Symphony No.5 "Revolution""

この演奏は英語で"Revolution"と書くに値する。
流石は"Civil War"

2007年03月16日 02時36分10秒UDON
主に私の財布的事情と、
単純に忘れていた為に購入を逃していた『UDON』をついに購入。

この映画、
うどんにあまり興味のない方や、香川原住民の方には
あまり良い評価を受けていないようではあるのだが、
そこはそれ。

あまり映画として意識し過ぎたり、
あまり厳密な香川の情景を要求しなければ、
非常に楽しい娯楽映画だと思うのだが…

ユースケと父親の間の話だけを見れば、ありきたりな話ではある。
それを捕まえて、『つまらん』と言うのであればそれは仕方がない。

途中で妙な特撮(これこそがケッサクだと思うんだけれど)を入れるのが
けしからんと言うのであれば、これもしょうがない。

しかし、「四国の県全部言うてみ?」
と本州人(関西以西)に問えば、
『え〜と、高知と、愛媛と、・・・・・・と、徳島?』
(↑なかなかしっかりした地理感の人でもこんな感じ)
というような地理過疎っぷりをさらけ出すこの土地で、
更に言うなら、四国の場所すらも認識していないような人間がいる中で、
しぶしぶ『四国の高松出身なんやけど…知っとる?』
と恐る恐る確認して、
『あ〜〜〜〜〜(目が泳いどるわ!)』
というような悲惨な状況を星の数ほども経験し、
サヌキウドンは四国のどこかにあるらしいということから始まり、
サヌキは讃岐と書くらしいと思い至らせ、
香川県という県が存在するらしいという所まで漕ぎ付けた、
その集大成のアドバルーンとして誇りに思ってもいい、
そういう映画じゃないかと。

笑えれば、幸せ。

香川にうどんを食べに行った事のある人間であれば、
きっと懐かしい風景がそこにはあるし、
中盤あたりには喉をかきむしりたくなるほどうどんが食べたくなるし、
現にその為にうどんを仕入れておいた私は勝ち組であるし、
かけのだしを自分で作れる自分は素晴らしいと思うし、
そこにちくわ天も自作した自分は最早天才だと思うし、
エノキ茸のかき揚げは予想以上に旨かった。

映画観終わってから3玉食った。



要は、そういう映画だということ。

NowPlaying:
-Norah Jones- "Creepin'In"

2007年03月12日 01時27分34秒ドット落ち
それはいつの間にか存在していた。

ディスプレイ中央やや下。

よく見ると、気になる。

背景が黒いHPなどを見ているといやでも目に入る。
スクロールしていく白い文字に抗う緑色の点。

『液晶ディスプレイは非常に精密な技術で作られておりますが…』
と言う書き出しで始まる、
『一個や二個のドット落ちでがたがた言うんじゃねぇ(意訳)』
というメーカー様の有難い心遣いの源、ドット落ち。

ついに、ついに我が愛機でも発生致しました。
購入から早2年、新型とも最早言えなくなった我が愛機は、
液晶制御トランジスタの接点不良により、
その老いを感じさせ始めたわけです。

と言うか…

今まで持った歴代パソコンモニタ初のドット落ち。
正直ややショック。

しかしまあ、気にしなければどうという事もなく、
まだまだ暫くは元気に頑張ってもらう事になるこのPCを
温かく見守っていく事にします。

あばたもほくろ。
ドット落ちはドット落ち。

Now Playing:
-Manhattan Jazz Orchestra- "The Chicken"

2007年03月12日 00時54分23秒1ヶ月放置プレイ
いや、我ながら凄まじいばかりの放置に些か呆れ気味ですが、
皆様お元気でしょうか。

また文章を打ち込む為のリハビリ代わりにと思って日記を再出発です。
最近文章を打ち込むことがなかったのでかなり手先がぎこちなく…

そういえば、最近何のCMだったか忘れましたが、
ChickCoreaの"Spain"を使っているCMにいちいち耳を奪われ、
(いや、あれはアランフェス交響曲だというなら、それはそうなんですが)
そのたびにちょっといい事があったような気がするので、ちょっとお得人生。

そういえば、キリンラガービールのCMのYMO"Rydeen"カッコいいですねぇ。
あのスピード感、原曲を現代風に心地よく抑えた感じの編曲、
彼らが今という時代を的確に捉えている一つの証拠なのではないかと思います。
こういう人達が日本のフュージョンを引っ張っているのかと。
そしてこの人たちの後に続くフュージョニスト(何それ?)が
果たして存在しているのか。

いちフュージョンファン(正確にはコンテンポラリージャズファン)として、
給料に余裕のある限り、CDの為に金を浪費すると誓います(逃げ腰)

さて、誰がこの日記に初めに気づくでしょうか。
この日記に気づいて最初に掲示板に名乗りをあげた人には
『山下うどんの元祖ぶっかけうどん』を送ります。

住所を私に知られてもいい方で
我こそはと思う方は是非書き込みを。


さーて、何日で気づくでしょうか。

とりあえず、締め切りは3月15日午前0時までと言う事で。
追記:住所はメールでお願いします。TOPにアドレスがありますゆえ。

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