このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


日本セメント西大家専用鉄道
(東武東上線西大家貨物支線) 撮影2004/02/22


MAP(準備中)

日本セメント西大家専用鉄道
(東武東上線西大家貨物支線)


埼玉県坂戸市の西大家駅から終点JR川越線高麗川まで結んでいた貨物線を取材してきました。前回の反省を生かし機動力のあるRV4駆に乗っての旅となりました。冬の景色の中であるため写真が若干うす暗くなっているとは思いますが、日本の季節情緒と踏まえてご堪能いただければと考えています。さぁて、出発〜!
西大家駅手前のあたり

ここは東武越生線西大家駅付近の画像となります。
右手に見えるのが東武越生線で配線後は左手に向かって伸びています。
越生線は単線なのですがこの部分だけ複線用の架線柱となっているため比較的探しやすくなっています。
さぁ、旅の始まります!(ってなぜ夕方!?)
廃線跡

西大家分岐をすこし離れたところのショットとなります。
写真のように真っ直ぐ伸びた廃線後は草むらに覆われてはいますが、そこに鉄道があったことを髣髴させます。
現在でもこの土地は荒れ放題ですが、開発には着手されておらず容易にそこが廃線後だと分かるようになっていました。
しばらくはこの草むらを追いかけながら廃線後を旅してみます。
築堤の分断

しばらく廃線後を進んでゆくと途中民家が立っていました。
民家の先には立派な廃線後の築堤が!
このあたりで線路は土手の上を上がるようにしていたのではないかと思います。
現在では土手は切り下され、中途半端な格好で痕跡を残していました。さぁ、この土手を登ってみます。
ちょっとアップ

さきほどの廃線後の末端のアップ画像です。
結構高さはあるようです。
トンネル

先ほどの場所からちょっと歩いた場所にある、廃線後をくぐるトンネルです。今でも地元の道として活用されていました。
そして登ってみた

さきほどの土手を登ってみた画像です。
期待していたレールは無く、既に撤去された後だったようでした。この横幅の広さからして複線だったのかなぁ???
先ほどの場所から進んだ

さっきのポイントから徒歩で進んだところ、あった!ありました!線路後が!!!
レールは既に錆びきっていましたがそこに昔鉄道があったことを髣髴させます。
この先レールはセメント工場方面に伸びているようです。
調査のほうはセメント工場を過ぎたあたりから再開しました。
レール跡

セメント工場抜け高麗川駅に向かう廃線跡です。
途中途中レールが残っていました。
列車が来るはずも無いのですが踏み切り後では事情を知らないクルマが一時停止しています。
廃線跡

路線跡の画像です。
とても廃線とは思えないほど、しっかりレールは残っています。
踏み切り跡から

踏み切りの跡から写真をとってみました。
レールは見事に残っています。
高麗川駅付近の分岐

この貨物線跡を紹介したページでは、ほとんどこのショットから西大家に向かって取材しているようです。
自分は西大家から高麗川に向かってきたのですが、このように合流する姿を見ると感傷深くなります。
ちなみに、手前が八高線、真ん中が廃線跡、奥が川越線となります。わかりずらいかな。
JR川越線

上の写真の場所から逆を振り返ると高麗川駅構内です。
丁度川越線の電車が走ってきました。
電車の写真を撮るのは久しぶり〜
旅した愛車

今回の旅を一緒に過ごした愛車パジェロ号です。
メルセデスよりは遥かに機動性が良かったことに気が付きました。笑
ただ、ガソリン3000CCなので燃費は悪い!
次回の旅もよろしくです!


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