このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
上川管内の穴場的スポット案内 その1
★旭川市★ Asahikawa City
旭川市は人口約36万人の北海道第二の都市で、戦前は軍都として発展しました。また、函館本線の終点であり、宗谷本線・富良野線が分岐するほか、石北本線の事実上の起点駅であり、交通の要衝となっています。これまで旭川はどちらかというと観光スポットは少なく、層雲峡などに行く際の起点地といった位置づけであったように思いますが、近年では行動展示が有名な旭山動物園の成功や旭川ラーメンなどで、観光客数が非常に増加してきています。ただし、このページで紹介するのはあくまでも穴場的スポットです。
旭川駅から徒歩10分のところにある都市公園で、池や芝生などがあり市民のオアシスとなっています。公園内にはプールやテニスコートなどのスポーツ施設をはじめ、道立旭川美術館・中央図書館・旭川市青少年科学館・ 石狩川治水学習館 川のおもしろ館 などの文化施設が併設されており、このうち川のおもしろ館は入館料無料ながら川についての展示が非常に充実しており、なかなか面白かったです。(2001年8月訪問)
JR旭川駅からバスで約10分の大雪クリスタルホールに併設されている博物館で、同施設内にはほかにスケート場・国際会議場・コンサートホールなどがあります。非常に充実した展示で見学には最低1時間はかかるほどで、とりわけアイヌ民族に関する展示は非常に興味深く、一見の価値があります。かつては入館無料だったのですが最近有料化されたのは残念ですが、この展示内容ならば有料なのが妥当だと思うほどです。(2000年3月、2004年3月訪問)
博物館から徒歩10分ほどで着きます。外国樹見本林は外国の樹種が日本の寒冷地で育つかどうかを観察するために造られた学術的にも貴重な森で、立ち入りは自由となっています。三浦綾子の小説『氷点』の舞台としても有名であり、閑静な森の中に三浦綾子記念文学館があるので、読書にふけるにはとても良い環境だと思います。ここから富良野線神楽岡駅までは徒歩15分ほどです。(2004年3月訪問)
♪ 川村カ子トアイヌ記念館 ♪ 地図
大正5年に開館した北海道最古のアイヌ文化の資料館です。館内にはアイヌ民族衣装や民具など約500点が展示され、アイヌ舞踊の実演なども行なわれます。また、初代館長の川村カ子ト(かねと)氏はすぐれた測量技師としても知られ、三信鉄道(現在のJR飯田線)の建設を指揮したため、鉄道資料も数多く展示されています。JR旭川駅からバスまたはJR近文駅から徒歩20分ほど。(1995年8月、2004年3月訪問)
★鷹栖町★ Takasu Town
♪ 北邦野草園 ・ 旭川郷土博物館アイヌ文化の森伝承のコタン ♪ 地図
JR旭川駅からバス。開拓使が京都嵐山にちなんで名づけたという嵐山自然公園の中にあり、国内随一の北方系植物群落となっています。伝承のコタンは旭川市博物館分館で、3棟の復元チセと資料館があります。チセは上川アイヌ独特のもので、白老や平取のものとは少し違います。(2001年5月訪問)
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