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上川管内の穴場的スポット案内 その2
★名寄市★ Nayoro City
名寄市は上川支庁管内北部の中心都市で、かつては宗谷本線と深名線が分岐する交通の要衝として栄えましたが、現在では両線とも廃止となり、2002年には過疎地域の適用を受けています。盆地に位置するため、冬の冷え込みは厳しく−20℃を下回ることも珍しくない一方、夏は30℃を越すこともしばしばという厳しい気候も名寄の特徴です。
駅から旭川方面に徒歩10分のところにある博物館。単に郷土史料を集めただけの博物館ではなく、人々がどのように北国の厳しい気候を克服してきたのかを詳しく紹介することをコンセプトとしており、非常に見ごたえがあります。また、名寄出身の元大関名寄岩に関する展示もあり、相撲ファンにとっても面白いのではないでしょうか。
マニア的には北国博物館入口の旧名寄本線の線路上に展示されているキマロキ編成が興味深いです。キマロキ編成とは豪雪地帯における鉄道の雪かき車の編成のことで、機関車+マックレー車+ロータリー車+機関車の頭文字をとったもので、名寄に展示されているものは先頭が9600型、後方がD51型蒸気機関車となっています。(2001年8月訪問)
♪智恵文のひまわり畑♪ 地図
名寄からさらに列車で北上すると智恵文(ちえぶん)駅に到着します。ここは道内最大のひまわり畑の最寄り駅で、駅には無料の貸し自転車が置いてあります。それに乗って20分ほど進むとひまわり畑に到着します。クルマで来る人が圧倒的に多いようですが、列車を利用してさわやかな風を切って自転車で見に行くとより感動が深まるのではないかと思いますよ。10haに60万本が植えてあり、見ごろは8月中旬となります。(2003年8月訪問)
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