★函館所属のキハ40写真館★
ここでは八雲町内を走るキハ40について見て行きたいと思います。八雲町内を走るキハ40はすべて函館運転所(函ハコ)所属の車両です。函館にはキハ40形が30両在籍しており、函館本線(函館〜長万部)および江差線全線で使用されています。函館近郊は最後までキハ22・24が残ったこともあり、700番台のなかでも最後に改造されたグループが多く、800番台になっている車両が多くなっています。このうち7両は通勤対策として座席が1+2人掛けに改造されていますが、私はこれまで一度も八雲周辺でこの車両に当たったことはありません。また、キハ40 831、835〜839、841の7両は最初に投入された一次車であり、窓割りや座席配置、トイレの位置などがそのほかのキハ40とは異なっています。すべての車両を撮影できたわけではありませんが、今までに撮影した中からいくつか紹介したいと思います。
(1)一次車
キハ40 826〜841の16両が一次車であり、現在はキハ40 826〜830、832〜834の8両が旭川運転所(旭アサ)に、キハ40 831、835〜839、841の7両が函館運転所(函ハコ)に、キハ40 840が釧路運輸車両所(釧クシ)に所属しています。二次車との外観上の最大の相違点は、窓配置です(写真を見比べてみればわかると思います)。キハ40系列で特徴的なのが各車両に2ヶ所ある小窓ですが、一次車ではそれが両端にあります。クロスシートの数も一次車では4人掛けボックスシートが12組ありますが、二次車以降では4人掛けボックスシートが10組・小窓のところに2人掛け固定クロスシートが2組という風に変化しています。また、トイレの位置も下り列車の場合、一次車では函館寄りの左側にあるのに対し、二次車以降では長万部寄りの右側にあるという違いがあります。
(2)二次車
キハ40二次車は全部で23両が所属しています。徐々にではありますが、1700番代への改造が進んでいます(なおキハ40 1795は改造後わずか1年で構内蝕車事故により廃車されてしまいました)。なお、キハ40 802・1803・1804・1805・1813・814・815の7両は座席が1+2列シートに改造されています。
キハ40 1792 |
キハ40 1799 |
|||||
キハ40 1801 |
キハ40 1803 |
キハ40 1805 |
||||
キハ40 1812 |
||||||
キハ40 1814 |
キハ40 815 |
|
|
|
|
|
※現在のところ全車両撮影とはいきませんが、今後順次車両を加えてゆきたいと思っています。
ホーム