このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 長万部ウォーカー

 

 

 

 

 このページでは、八雲町の北隣りに位置する長万部町について紹介していきたいと思います。管理人は交通費節約のため、道内を移動する際には普通列車をよく利用するのですが、長万部での接続が非常に悪いため(とくに上り列車。下り列車は比較的接続が良い場合が多い)、長万部で長時間待たされることがしばしばあります。とくに管理人は札幌在住時代の2002年夏以来、頻繁に八雲を訪問しており、その往来でおそらく20回位は長万部で降りたのではないかと思います。そこで、今回、駅周辺だけですが長万部町を紹介するページを作成してみました。道南を普通列車で旅行される方の参考にでもなれば幸いです。

 

   

 

 

 長万部駅です。長万部は函館本線から室蘭本線の分岐する鉄道の要衝で、「トワイライトエクスプレス」・「スーパー北斗19号」を除くすべての列車が停車する交通の要衝です。写真には写っていませんが、駅前には「もりそば」で有名な「合田」があります。

 長万部といえば、全国的に有名なのが駅弁の「かにめし」です。長万部駅の南1キロほどの国道沿いには「ドライブインかなや」があり、大型観光バス等でいつもにぎわっています。鉄道を利用する場合は、駅前の交差点を曲がって左側すぐにある「かにめし本舗」に寄るのが良いでしょう。駅で駅弁を売っていない場合でもここに来れば「かにめし」を購入できます。また、時間のある場合はここで「かにめし」を食べてみるのがおすすめです。味噌汁がついてくる分お得です。

 

  長万部町は八雲町と比べると人口は3分の1程度と少なく、町並みも寂れた感じが否めません。

 「かにめし本舗」からさらに北に3分ほど歩き、長万部郵便局のすぐ近くにあるのが管理人オススメの店「こだわり」です。ラーメンとカレーのお店で、500円〜と安いわりにボリュームもあり、味もなかなかです。「かにめし」に飽きた方はここで食事を取るのも良いでしょう。

  「こだわり」の近くに「長万部温泉近道」という看板があり、それにしたがって進むと跨線橋があります。手すりが低く、風の強い日は結構怖いです。。。

 

 

  跨線橋からの眺めです。左側のキハ40が見えるのが函館本線、右側が室蘭本線です。

 跨線橋を降りると長万部温泉街があります。温泉街といっても人通りも少なく寂れた雰囲気がありますが、どの旅館も日帰り入浴歓迎で泉質もよく、時間つぶしにはうってつけです。

 

  長万部温泉街を抜けると突き当たり左側に長万部町民センター・郷土資料室、平和祈念館、植木蒼悦記念館、図書館があり、いずれも入場無料です。ただし人手不足のため(?)常時開館しているわけではなく、昼休みなどは図書館で鍵を借りる必要があるので注意。

  長万部温泉街を抜けて突き当たり右側へしばらく進むと、史跡南部藩ヲシャマンベ陣屋跡と飯生(いいなり)神社があります。ヲシャマンベ陣屋は1856年に江戸幕府が北方防備のため東北5藩に命じて築城させた砦で長万部町内では唯一の近世史跡です。

 

 

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