このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

齋藤茂吉歌碑——上山


春雨庵 寛永6年将軍秀忠の怒りをかい、上山に流された沢庵禅師ゆかりの庵。現存する建物は昭和28年の再建。 春雨庵
茂吉歌碑齋藤茂吉歌碑  春雨庵庭内にはいくつか碑があるが、この茂吉歌碑もその一つ。刻まれている歌は、「上ノ山に籠居したりし沢庵を大切にせる人しおもほゆ」。
上山城  昭和57年に再建された天主閣。内部は市立博物館になっている。碑もいくつもあったが雪の下のものが多かった。上山城
茂吉歌碑茂吉歌碑  わずかに上部を見せただけで雪に埋もれている歌碑には、「蔵王よりおほになだれし高原も 青みわたりて春ゆかむとす」。前方の山並みは蔵王。茂吉60歳、昭和17年の作。
山城屋  茂吉の弟直吉はこの旅館山城屋の養子となった。茂吉はしばしばこの山城屋に滞在し、多くの作品が生まれた。庭の雪片づけをしていた茂吉の甥にあたる当主は、資料室を見ていきなさい、記念館よりもたくさん資料があるよ、と声をかけてくれた。2階の資料室はなるほどその言葉どおり充実していた。いずれ、泊めてもらってゆっくり拝見することを期して、待たしていたタクシーに乗った。山城屋


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