このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

与那国島紀行 東崎(あがりざき) 
 与那国島に行ってきた。久米島、石垣島、竹富島、西表島など、沖縄の離島にもだいぶ渡ったことがあるが、与那国島ははじめてだ。平年の梅雨入りは5月8日だそうだが、今年は遅れていて、5月中旬の滞在5日間とも晴天が続いた。
 
 羽田から早朝に出発、石垣空港で乗り継ぎ与那国空港に着いたのは、10時30分、宿泊先のアイランドリゾート与那国で小休止、午後は旅行社の用意してくれた車で、島内を一回りした。

 まず車の向かったのは東崎(あがりざき)で、この地方では太陽の昇るを「あがる、あがり」、日没を「いる、いり」と説明されて、与那国島の西崎(いりざき)、西表(いりおもて)島の読みの由来もよくわかった。東崎の手前から放牧されたヨナグニウマが見えてきた。ヨナグニウマは、与那国島という離島の中に生きてきたため、他の種類との混血がなく、在来馬のなかで最も純度が高いのだそうだ。現在は、与那国島におよそ100頭ほど生息、絶滅の危険性があるという。ヨナグニウマのことは、耳にしたことはあるが、実物を見るのははじめてだ。頭が大きく、足が短い小柄の馬で、体高は110〜120cm、体重も200kg前後とサラブレッドの半分ほどという。なるほど近くに寄ってみると小さい馬であることがよく分かる。
東崎灯台と東崎展望台(右) ▲
ウブドゥマイ浜 ▲
東崎展望台からの眺め ▲ ▼
ウミガメも見える海岸 ▲
ヨナグニウマの背後に風力発電の風車 ▲
親子連れのヨナグニウマ ▲
東崎灯台とヨナグニウマの群れ ▲
サンニヌ台と軍艦岩 ▲

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