黒岳に登って新雪を見た後、層雲峡温泉にもう1泊し、大雪高原温泉を訪れた。層雲峡からはタクシーで30分ほどの距離だった。1993年10月4日(日曜日)、大雪高原山荘はこの日で営業終了という日で、宿の駐車場はマイカーでいっぱいだった。 大雪高原温泉は聞こえた紅葉の名所だけあって、周辺の紅葉は、黄葉が多かったが、その中の紅葉が鮮やかなコントラストをなして、実に見事だった。宿は大雪高原山荘一軒だが、温泉は豊富で、周辺には噴気孔がたくさんあって、盛んに蒸気を吹き上げていた。