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岳温泉は前にも訪れたことがあるが、昔々のこことで記憶はおぼろである。今回、19年ぶりに岳温泉の観光案内所に立ち寄って、「ニコニコ共和国」の看板を見、案内所前の通りを眺めて、当時をいくらか思い出すことできた。職員に聞いてみたら、その時泊まった国民宿舎はもうないとのことだった。岳温泉も当時は「ニコニコ共和国」で注目され、活気があった。国民宿舎に泊まったのは金曜日、もう1泊と思ったが、岳温泉はどこも満員だった。ようやく、もっと奥の湯川渓谷の民宿に泊まって(ここは他に客はなかった)、宿の主が奥入瀬よりも美しいと自慢した湯川渓谷を歩いたのだった。
今回、岳温泉から帰ってから、昔々の写真が出てきたが、コスモスも「女郎塚」もどんな風にしてそこに行ったのか、まったく記憶にない。写真も色が褪せるが、脳内の記憶の劣化の速さに愕然とする。今回に限ったことではないが——。 |
岳温泉 (2010・10・31 撮影) ▼ |
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「ニコニコ共和国国会議事堂」の看板のかかる岳温泉観光協会 ▲ |
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安達太良小学校の児童たちがペインティングしたジャンボかぼちゃ ▲ |
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観光協会前のヒマラヤ通り ▲ |
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観光協会と道路をはさんで「岳の湯」 ▲ |
岳温泉/湯川渓谷 (1991・10・26 撮影) ▼ |
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「ニコニコ共和国 国花農場」の標識の立つコスモス畑 ▲ |
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「史跡 女郎塚」 ▲ |
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湯川渓谷の民宿 ▲ |
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民宿の主の自慢の湯川渓谷 ▲ |
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