このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

伊豆紀行 頼朝配流の地 蛭ヶ島
 江川邸を参観中に雨が少し落ち始めたが、韮山郷土史料館の見学を終えたときには本降りになった。史料館職員の好意でタクシーを呼んでもらって、韮山駅に向かった。途中に蛭ヶ島公園があった。そのまま通り過ぎてしまうのも惜しい気がして立ち寄ることにした。蛭ヶ島茶屋で軽食をとっているうちに幸い雨も上がった。

 蛭ヶ島公園には、蛭ヶ島茶屋の前に最近建てられた源頼朝・北条政子の「蛭ヶ島の夫婦」の像をはじめ、「遺跡 頼朝公配流の池 蛭ヶ小島」の碑、「蛭島碑記」の古碑、その古碑の碑文を撰文したという秋山富南の顕彰碑などが点在している。蛭ヶ島茶屋の裏手に「ふるさとは富士の全き良夜かな」と刻まれた句碑もあるが、作者名は読み取れなかった。隣接して18世紀前半に建てられたという「旧上野家住宅」が保存されている。蛭ヶ島公園から韮山駅に向かう歩道には、所々に平清盛や頼朝、江川邸など、歴史を語る陶板が埋め込まれていた。
蛭ヶ島茶屋 ▲
この地で結ばれたという源頼朝・北条政子の「蛭ヶ島の夫婦」の像 ▲
蛭ヶ島公園 前方に蛭ヶ島茶屋 ▲
「遺跡 頼朝公配流の池 蛭ヶ小島」の碑 ▲
「ふるさとは富士の全き良夜かな」と刻まれた句碑 ▲
「頼朝と政子 梛(なぎ)の葉の縁結び」の碑 ▲
蛭ヶ島案内板 ▲
案内板に解説のある「蛭島碑記」の古碑 ▲
「蛭島碑記」の古碑の碑文を撰文した秋山富南の顕彰碑 ▲
「旧上野家住宅」(歴史民俗資料館) ▲
「旧上野家住宅」内部 ▲
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