このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

本行寺


 本行寺(歌留多寺)  奥が本行寺本堂、手前が歌碑。本行寺は啄木が歌留多に興じたゆかりから、歌留多寺とも言われる。山門右の歌碑は、歌留多会で出会った梅川操を詠んだという一首、「一輪の赤き薔薇の花を見て 火の息すなる唇をこそ思へ」が刻まれている。
啄木資料室入り口  本堂の長い廊下を進むと右手に庫裏、左手に資料室。2階に、啄木顕彰展示室がある。
 資料室内部  中央にあるのは本堂の模型。「啄木は、記者月例会や歌留多会が催された本行寺で、小菅まさえ、小奴、梅川操たちと出会った。啄木の遺品など一つも無い名前だけの『歌留多寺』に、せめて旧本堂の模型を造り、八十年前に遡ってみたい——この願いがかなった……平成元年四月十三日 啄木忌」と、本行寺第五世の記した説明板がある。
啄木かるた  小奴(近江ジン)の写真や書簡、金田一京助の自作短歌入りの献呈本、啄木研究雑誌『呼子と口笛』などの展示のほか、全国の啄木かるたの収集品のコーナーもある。 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください