Nゲージ 1/150 プラ製キット改造組立て 1両

実車）
都営荒川線（都電）の主力、７０００形が豊橋鉄道に払い下げられた物。都電７０００形は、都電の全盛期を知る由緒ある路面電車であった。しかし見る見る縮小されて専用軌道の荒川線だけになった後に、車体更新によりステップを切り取られ、電停のホームを嵩上げしてバリアフリー化を図ったという、優良路線の乗り物に生まれ変わったという経歴がある。そのため車体は昭和５０年頃にデザインされ新車のような表情を持つ。
豊橋では、払い下げられた３５００形により冷房化率の向上が図られた。軌間1,372ミリの都電から軌間1,067ミリの豊橋に引っ越すにあたり、車内ステップの設置とドアの改造、台車（車輪）の改造、加えて非冷房車の冷房化などが行われた。豊鉄への改造により、オリジナルよりも路面電車っぽくなって魅力が増した。

模型）
グリーンマックス製品のキットを改造・製作したディスプレイモデル。
製作を始めてから気が付いたのだが、実物は見た目以上に大掛かりな改造を施工している。というのは、車体中程の扉は窓ひとつ分前へ移動している。でないと車内のステップが台車に当たるからだ。もちろんモデルもそれに倣わなけれならない。

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