Nゲージ 1/150 プラ製キット改造 10両

実車）
1977年、６両編成に抑えられていた新宿線普通列車の速度向上を狙って、西武初の４扉高性能車とした。側面戸袋窓の廃止・前面の非常用貫通扉・界磁チョッパ制御による回生ブレーキ付きの省エネ設計・電気指令式ブレーキなども、それまでの西武電車を覆す意欲作。のちに一部が８両化、２両編成も加わって、新２０００系と共に新宿線・拝島線・国分寺線などをエリアに最大１０両編成で幅広く運用される。事故廃車もあったが、それ以外は延命更新改造を受けつつ全車が活躍中。更新車は前面に、新２０００系同様のスカートが取り付けられた。

模型）
まず８両編成（2001F）を、後に２両編成（2419F）を製作。
前者８両は、グリーンマックス社の国鉄１０１系の側面に、ＫＡＴＯの国鉄１０３系の屋根や、同、西武新１０１系の床板・台車を組み合わせるなどした上、前面をペーパーで自作して構成した。
後者２両は別項の新２０００系と同様の構成とし、前面にはグリーンマックス社のオマケパーツ（絶版）を使用した。
写真は前者、より自作に近い８連。「プラ製キット改造」と記しはしたが、ほとんど素材としてしか使用していない。いずれも多数の戸袋窓を埋めるという面倒な作業が伴った。

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