このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

●惜別600ボルト車両

昭和53年(1978)3月12日 ほか

画像:240ピクセル幅・全6枚


名鉄瀬戸線が栄町駅延伸乗り入れを果たしたのは昭和53年(1978)8月。それを前にした3月19日には、在来の路線(土居下〜尾張瀬戸)とダイヤをほぼ踏襲しつつ、架線電圧を600ボルトから1500ボルトに昇圧、車両をすべて取り替えた。
当時瀬戸線で活躍していた車両のうち、車体更新車の3700系を除く各形式はいずれも名車ばかり。瀬戸線での活躍を終えるのを惜しみ、記念式典が行なわれ一部編成にヘッドマークを掲出した。

式典を控えた、3月12日の駅構内。
手前は唯一緑色で残ったモ702+モ759。奥に記念列車のモ903+ク2303。
すでに構内に貨車はなく、深夜に試運転を実施していた1500ボルト用車両が連なっていた。正面の2本の線路は栄町開業時の駅改良で消滅したが、現在再び、この付近は移設された新生・尾張瀬戸駅の線路およびホームとなっている。04bye600v-01.JPG
記念列車を前に撮影する人たち。当時のホームは狭かった。通常は発車前改札だったのであまり問題なかったが。
ところで、手前の「2」キロポストって、おかしくないかなぁ(堀川起点で20kmほどあるんだけど)。04bye600v-02.JPG
乗務員も記念撮影。モ903は窓枠が原形をよく残し幌枠の取付改造もないとあって人気があった。が、サービスで鳴らしてくれるミュージックホーンは音痴だった。04bye600v-03.JPG
土居下仮駅に停車中の記念編成。なんか傾いているような。
ク2300形は前面窓枠を1枚物に改造されてしまっている。04bye600v-04.JPG
離合する記念編成。瀬戸市役所前〜尾張瀬戸間。04bye600v-05.JPG
1500ボルト用車両の間をすり抜ける600ボルト用電車、モ759。尾張瀬戸駅構内。04bye600v-06.JPG


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