このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

青い国 四国の轍ツアー
(香川・高知・愛媛・徳島・岐阜・富山・新潟県)[2008/Aug./13〜18]
2日目

※写真にカーソルを当てると、文字が出てきます。

1日目に戻る

2日目

大歩危峡と四万十川のイラストが適当なのは禁句

[高松]7:53発—土讃線—8:54着[琴平]9:18発→10:05着[阿波池田]10:19発—南風3号《小歩危峡・大歩危峡》
12:45着[窪川]13:27発—予土線《四万十川》15:25着[宇和島]16:03発—宇和海18号→
16:46着[伊予大洲]17:06発—予讃線→18:30着[松山]

四国に入ったので,ここからは「四国フリーきっぷ」の登場ですね.

高松から琴平までは121系で.エンジン音が103系風なのがまた(・∀・)イイ!!
国鉄時代匂わす121系

琴平では駅に風鈴が飾られていました(宇和島など,他の四国内の駅にもありました).
夏を感じさせますねえ.
夏の風物詩

琴平からはキハ54系に乗車.ロングシートが超long!!
しょくぱんマンのHM付き

さて,ここまでずっと特急を使わずにきましたが,これにはちょっとした理由があります.
琴平から少し行くと,鉄道ファンなら誰もが知っている坪尻駅に着きます.
この坪尻駅,通過する場合はスイッチバックは使いませんが,ホームに入線する場合は駅前のスイッチバックを使います.
そこで,普通に乗れるよう予定を組んだわけです.

トンネルを抜けると坪尻駅が見えてきますが,最初はとりあえず通過します.
坪尻に停車……と見せかけて通過!?

少し行くとホームに続く線路と合流し,一旦左の線路(その先は行き止まり)に行きます.
最初は左へ

ここで方向転換し,写真左奥に見えるホームに続く線路を辿ります.
駅に向かいます

坪尻駅に到着します.ここで更に方向転換します.
駅を出たらまっすぐ行き,今度は先ほどの分岐点を右に行きます.
今度は右へ

スイッチバック駅の醍醐味は度重なる方向転換.
2回も方向を変えているのですよ!?
これにわくわくしないわけがない!
勿論,塩葉以外にもカメラを片手に車両の前後を行き来していた人が数多居たことは言うまでもないことでした.

さて,そんな感じで終点・阿波池田に到着.祖谷峡がありますね.
阿波池田駅にて

ここで特急「南風3号」に乗り換え,高知県まで疾走します.
因みに,ここで乗った車両(2000系)は「アンパンマン車両」でした.
アンパンマンのラッピングが施されたほほえましい車両で,
アンパンマンの作者・やなせたかしが四国は高知県出身であることに因んでいます.
これに乗って高知県西部の窪川を目指します.
アンパンマン車両の南風3号

このときは自由席が満員で,デッキにあふれた乗客と共に立ち乗りをしていました.
高知方面の下り列車で左側の窓に張り付いていたので,小歩危峡の写真を撮ることができました.
大歩危峡は下り列車右側の窓からよく見えます.
小歩危峡

大歩危に到着.「おおぼけ」って,漫才に出てきそうな駅名ですねぇ.
なんでやねん,この大歩危がっ!

大歩危や大杉で乗客がずらずら降りていきましたが,未だに席空かず.
もうね,人大杉!!
なんとタイミングのいい駅名ですこと

高知で乗客が大量に降りてくれたおかげで,漸く席を確保できました.

このまま座りながら窪川に到着.ここで昼食をとり,予土線に乗り換えます.
窪川駅に到着!!

予土線に乗って四万十川を見ます.
予土線は別名「しまんとグリーンライン」というだけあって,四万十川の景色を心行くまで堪能することができます.
予土線はキハ32だった 四万十川と鉄路

因みに予土線で乗車したキハ32.
四国のキハ54と同じくトイレ無しの超longなseatでしたが,冷房が結構効いているんですね.
トイレ付けないんだったら冷房弱くしてよ〜!!

因みにこの予土線にも面白い名前の駅があります.
「半家」と書いて「はげ」と読みます.
半家駅 半家駅
因みに,ローマ字で書かれたほう(Hage)を読んで,「ヘイジ」と読めれば英語をきちんと勉強している証拠ですね.
勿論,この駅名に反応して駅名標を撮影しようとした乗客が後を絶えなかったのは言うまでもないことです.
皆さん,「はげ」が笑いのつぼなのですねぇ.「いいセンスだ」(Said by Solid Snake)

ここ半家は元々源平の合戦だったかで生き延びた平家の軍がこの地に逃げてきたんですね.
そこで,平家の「平」の字のてっぺんの横棒を真ん中の横棒の下に持ってくると「半」の字になるので,暗号みたいな感じで「平家の住まう土地」と言わんばかりに「平家」→「半家」としたのが始まりなのだそうな.

後,関係ないけれど,JR四国の駅名標ってJR西日本のに似ていますねぇ.吸収されてもいいようにでしょうか(ぉぃ



終点までそのまま乗って,高知県から愛媛県に入り宇和島に到着!!
ぬこがお出迎えしてくれました.ぬこかわいいよぬこ.
あと,宇和島駅はトイレが綺麗で,みかんの香りの消臭剤がありました.愛媛と言ったらみかんですもんね.
宇和島のぬこ

宇和島からは再びアンパンマン車両の特急に乗ります.
特急「宇和海18号」で伊予大洲まで行きました.
ドキンちゃん車両 しょくぱんマン様とくっつけてよかったね,ドキンちゃん

伊予大洲でキハ185の予讃線(伊予長浜 経由)に乗り換え.初日に乗った185系とは別物です.
伊予長浜 経由の予讃線
あえてここで伊予長浜経由に乗り換えたのは,景色がこちらの方が綺麗らしいからです.
特急はこの伊予大洲から山側に出てトンネルを抜けて行き,景色が見れなさそうだったからですね.

因みに,この区間,日の入りの時刻になると海の景色がめちゃくちゃ綺麗なのだそうですが,列車の時間と日の入り時刻が合わなかったので見れませんでしたが,
それでも景色は綺麗でした.


さて,松山に到着!!
松山駅

ここ松山には路面電車が走っており,国鉄車両っぽい塗装となっています.いいカラーリングですこと.
松山の路面電車

ホテルにチェックインしたらこの路面電車に乗って道後温泉へ.
道後温泉本館の神の湯階下(一番安いお湯で,400円でした)に入りました.
道後温泉本館
温泉ですが,いい湯でした.温かくてまったりとリラックスできます.
「坊っちゃん 泳ぐべからず」とある札があり,夏目漱石の小説「坊っちゃん」を意識しています.

ホテルへの道中,讃岐でもないのに讃岐うどんをお土産に,愛媛名物の「ポンジュース」を買いました.
レシートには「道後ハイカラ通」とありますが,あちらこちらに「赤シャツ」だの,「マドンナ」だの.
「坊っちゃん」様様ですねぇ.
松山土産に

温泉に入り,すっきりしたところで2日目は終了.
BS-iで ひだまりスケッチ×365 を見て「ゆのっちかわいいよ」とかバカやっていました.

3日目,松山でわっしょい!
トップページへ
鉄道旅行記 へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください