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快速シーハイル上越(165系)/快速ムーンライトえちご(165系)

快速 シーハイル上越 (165系)
快速シーハイル上越号(石打方)
「シーハイル上越 石打−大宮」のサボ

毎年恒例のスキー列車、快速「シーハイル上越」号ですが、今シーズンは165系運用での最後のシーズンということになりました。

この「急行型」と呼ばれる165系は、昔から各地を走る急行列車として使用されてきましたが、急行列車の減少と特急車両の新造による従来の特急車両の余剰、転用により活躍の場を失っていきました。
そして、ついに今年(2003(平成15)年)の6月をもって全廃されることとなり、その姿も間もなく見納めとなってしまいます。

左:快速シーハイル上越号(石打方)
右:「シーハイル上越号 石打−大宮」のサボ
(以上、岩原スキー場前駅にて 9754M 2003/03/15)

石打駅にて入換を行う
快速シーハイル上越号(大宮方)

この日は、まず石打駅付近の踏み切りで、車庫から石打駅2番線への入替作業を見ました。
その後、入場券を買いホームに上がると、多くのファンがその姿を写真に納めていました。

石打駅での撮影を終えると、前日、183系を撮影した、松川の鉄橋が見えるところに移動しました。
ひょっとして、大勢いるのかななどと思いながら行くと、誰もいませんでした…。
少し心細さを感じながらしばらく待ち、大勢の乗客を乗せたシーハイル上越号を見送りました。

左上:石打駅にて入換を行う
右上:快速シーハイル上越号(大宮方)
左下:6両編成のシーハイル上越号
(以上、石打駅にて 9754M 2003/03/16)

右下:松川の鉄橋を渡る
(9754M 2003/03/16)

6両編成のシーハイル上越号
松川の鉄橋を渡る
快速 ムーンライトえちご (165系)
快速ムーンライトえちご号(新宿方)
快速ムーンライトえちご号(新潟方)

今や、全国で走る夜行快速「ムーンライト」号の先駆者でもある、村上・新潟と新宿を結ぶ快速「ムーンライトえちご」号(デビュー当時、快速「ムーンライト」号)。
2003(平成15)年3月をもって、その車両を165系から、特急型の485系に譲ることとなりました。
「夜行列車」と呼ぶにふさわしいその面持ちももう見ることができなくなろうとしています。

長岡駅へと静かに滑り込んできた車両では、多くの乗客が眠りについていました。

左上:快速ムーンライトえちご号(新宿方)
右上:快速ムーンライトえちご号(新潟方)
左下:長岡駅自由通路より
(以上、長岡駅にて 3720M 2003/03/16)

長岡駅自由通路より

快速ムーンライトえちご号(新宿方)
「村上−新潟−新宿」のサボ

2003(平成15)年3月30日は、村上・新潟発の快速「ムーンライトえちご」号としては、165系運用最後の日です。
さよならのロゴなどを期待しましたが、何も飾らない、いつもの姿での運転でした。
多くの乗客を乗せた列車は、新宿駅へ向け、静かに新潟駅を後にして行きました。

左:先頭車両
右:ムーンライトえちご号のサボ
(以上、新潟駅にて 3720M 2003/03/30)



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