このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ほくほく線体験号(せせらぎ) 乗車記 | 2005(平成17)年8月21日(日) |
大宮〜越後湯沢〜虫川大杉 | 9767M−9832M (快速ほくほく線体験号) | |
2005(平成17)年8月20,21,27,28日と、大宮〜虫川大杉間に快速「ほくほく線体験号」が初めて運行されました。 お座敷列車の「せせらぎ」編成が使用されました。 なかなか乗車する機会のない「せせらぎ」でゆったりとした旅を楽しもうと、21日に乗車してきました。 左:快速ほくほく線体験号(虫川大杉方) 右:「せせらぎ」のロゴ (以上、大宮駅にて) | ||
列車に乗り込むと、そこはまさに座敷。 畳敷きに片側に8人が座れる長いテーブルが2つ並んでいました。 テーブルの下は掘りごたつ式になっており、座椅子もふかふかで、なんとも贅沢な気分になりました。 ただ、乗車した車両の乗客は定員の半分にも満たないほどでした。 左:「せせらぎ」の車内 | ||
「せせらぎ」の車両は、485系を改造し製造された車両で、2001年3月に登場しました。 列車の側面には、紅葉の葉が川のせせらぎを流れていくデザインが描かれています。 列車は諏訪峡の渓谷沿いを抜け、水上駅に到着しました。 ここから先は、いよいよ上越国境です。 左:快速ほくほく線体験号(虫川大杉方) 右:1番線ホームにて (以上、水上駅にて) | ||
湯檜曽駅手前から新清水トンネルに入った列車は、「日本一のモグラ駅」として有名な土合駅に停車しました。 土合駅では10分ほど停車時間があったためか、その珍しさのためか、ほとんどの乗客の方がホームに下りていらしたようでした。 左:快速ほくほく線体験号(虫川大杉方) 右:階段の上り口より (以上、土合駅にて) | ||
国境の長いトンネルを抜けると、新潟県側にも青空が広がっていました。 程なくして、列車は越後湯沢駅に到着しました。 第3セクターのほくほく線は次の停車駅、六日町駅からですが、ほとんどの列車が越後湯沢駅から発着しており、ここからほくほく線体験といったところでしょうか。 越後湯沢駅を発車した列車は、南越後の山々を車窓に見ながら北へと進みます。 そして、六日町駅に停車、いよいよほくほく線区間へと入ります。 乗り慣れているほくほく線の列車より少しゆっくりかなといった感じで赤倉トンネルを抜けた列車は、十日町駅で上下の普通列車の交換を待つために通過線で停車しました。 普段は高速で特急列車が通過していく通過線で停車するというのは初めての体験です。 十日町駅を発車した列車は、信濃川を渡り、薬師トンネル内にある薬師峠信号場で、特急はくたか5号の通過待ちを行いました。 この時速160km/hで走行する特急列車との交換もほくほく線ならではです。 列車は次に、まつだい駅に停車しました。 左上:ほくほく線体験号(虫川大杉方) 右上:青空に輝く車体 (以上、越後湯沢駅にて) 左下:発車案内にようやく登場 (越後湯沢駅にて 2005/08/27) | ||
まつだい駅で高崎駅から乗車された団体の方々が下車されてからは、かなり身軽になってしまいました。 世界的にも難工事のひとつといわれる鍋立山トンネル内の儀明信号場内で普通列車の通過待ちを行った列車は、ほくほく大島駅を通過、 深沢トンネルを抜け、左手に白山神社の「虫川の大杉」が過ぎていくと、終点の虫川大杉駅に到着です。 大宮駅から4時間半の旅はあっという間でした。 今後はもっともっと多くの方がほくほく線体験にきて下さるよう、次回の運転を楽しみにしたいと思います。 左:2番線ホームにて 右:4両編成の「せせらぎ」車 (以上、虫川大杉駅にて) |
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