このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

災害の防止に関わる諸工事
 心経山から青木港に流れ込む川3本で、中央部を流れる急勾配の中谷川の補修工事が海岸から逐次継続して進められています。
 過疎化と高齢化が進み、畑も荒廃し、道や川の下刈りと除草の負担にも耐え切れず、谷間の道も川もなくなり水の流れも定まりません。たまたま、上流の居住者が水の流れの変化を実感し、被害の拡大を予測しての要望から早期対策ができています。
 海岸の埋立地から始まった当工事も、越流の源である谷までの延長と中域の残工事も完成し、全工程を完了しました。(2008.9.24)
  日本全土の各山脈奥地での過疎地では、大規模な同様のことに悩まれているでしょう。離島は、あらゆる現象の縮図と思われます。
岩割り撤去掘削川底コン打ち
側壁コン打ち&型枠型枠撤去 上流からの氾濫水の仮導水溝敷設と縁石積み
竣工(2005.12.16)施工前の上流部谷の近く
 仮導水溝敷設以前の梅雨時に、上流から越流した川水が荒地を冠水して市道に流下します。道を下った洪水は、道下の民家を襲います。 仮導水溝敷設(数年は有効)の効果4/11
中谷川延長2期工事
 地主不在で毎年の溝浚いと藪刈りが気がかりでした。早速、市の計らいで、谷までの川の延長補修工事が始まりました。(2006.4.27)

 旧心経山登山口標示の大石(山側)がカーブの市道面にあって、普通車以上の通行を難儀にしています。

工事範囲内の下刈 コン打ち作業域の掘削&岩石割り(4.28)川底コン打ち(5.2)
雨天が多く、側壁の型枠再開(5.23) コン打ち(5.24)、型枠解体と反対側の型枠・コン打ち(5.25)

 午後雨の予報で、早朝から急ぎ型枠解体(5.26)

 川底の化粧と側面の埋め戻し(5.29)縁石積みと後片付け(5.30)

川水の流入口(5.30) 重機の仮設進入道と作業場の復旧(5.30)。ご苦労さまでした。
大雨でも越流がなく、中谷川にまとまって流れ、十数年前に戻った流量に増えました(6.26)
集中豪雨後の流入口(7.19)降雨中の流入口(7.20.15:20)同左から川下への流れ
中谷川補修延長3期工事
下流からの補修工事の延長地川底にステコン(6.13)側壁の型枠(6.15)
 左の写真で、右上の崩れた石垣も修復され、中間部の10メートル前後を残して終了。(2007.6.25)
 その残りの部分も台風13号襲来前に川底の捨てコンを終り、幸い洪水の被害を免れました。他に、緊急の土砂災害復旧工事を片付けての再開、右の写真の通りに完成しました。(2008.9.24)
 21日の豪雨では、この小川をあふれる勢で流下しました。小川からそれて、鉄砲水として拙宅に向って流れていた以前を想像すると… …。あらためて、当工事の方々に感謝しています。

道路崩壊防止の側溝掃除
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