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 10月1日(土) 上総まほろば祭 その1


平成15年に、市原市の市制40周年を記念して、10月1日が
「市民の日」と定めらて以来、毎年、さまざまな催しが行われているようです。
そういうわけで、今年は、その関連事業として、国分寺台の市原市役所近くの
全国で初めて復元整備された、今蘇える天平の甍と形容される上総国分尼寺で、
文化の祭典として、上総まほろば祭が開催されました。
実は、数年前にも上総国分尼寺では菅原孝標の女の「更級日記」に
関連した劇が上演されたのですが、その時は、私は見逃してしまったので、
今回は、どんなことがあっても行かなければと思い、10月1日(土)は
お休みではなかったのですが、仕事の合間を縫い、駆けつけたような次第です。


 「第一部式典」  市原市表彰式


10:00からの雅楽の演奏も聴きたかったが、間に合わず、
私が到着した頃は、市原市表彰式が行われていた。




 詩吟「市原八景」吟詠

「市原八景」  武田静山

梨白橘芳養老の郷  桜花爛漫鶴苑粧う
弥陀の堂畔苔痕温い  阿像の膝前黄菊香し
梅ヶ瀬の石渓松籟爽やかに  公孫の禅語緑陰涼し
八幡の朱殿神威厳かに  文蛤の塔辺夕陽鮮やかなり



 10:40 「第二部祭典」  和歌朗詠 万葉集三首


芦垣の隈処に佇ちて吾妹子が
           袖もしほほに哭きしぞ思はゆ

庭中の阿須波の神に小柴さし
         吾は斎わむ還り来までに

夏麻曳く海上潟の沖つ渚に
            船はとどめむ小夜更けにけり



 雅楽「陪臚」「浦安の舞」「越殿楽」


大宮神社五井雅楽部


見物の人々


右手の回廊方面にカメラを構えているので
今度は何が始まるのかと思っていたら・・・


右手の回廊から巫女さんが登場


巫女舞「浦安の舞」








  上総まほろば祭 その2  はこちらから


    

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