このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
玉島市街で高瀬通し跡を実際に見るのは大変難しい。大抵はコンクリートの蓋で覆われ,
暗渠となって我々の目には触れないようになっている。わずかにここで紹介したところと
図書館付近の船溜まり場くらいなものである。
新倉敷駅西側の土手跡
新倉敷駅北口へ出て、線路沿いに200m程歩くと土手根踏切へ通じる道と交差する。
その道沿いに現在はマンションが建っているが、そこの石積みの土手の一部に
高瀬通しの名残をとどめていると言われている。
新倉敷駅西側土手根踏切
前述した土手根踏切のすぐ傍を高瀬通しは流れていた。その川幅は造られた当時よりも
かなり狭まっているが、その上を通過するJRの鉄橋の名称にその痕跡をわずかに
見ることが出来る。
船溜まり場跡
高瀬舟がはるばると下ってきた終点が、この舟溜まりである。玉島図書館の西側を
流れるあたりで積荷の揚げ降ろしを行なっていた。現在ではその痕跡を紹介する
説明板が建てられているのみである。
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